コンセプト調査とは何か
新規事業で商品・サービスを新しくリリースする時に、そのコンセプトがユーザーにどう感じられるかを事前に検証する調査のことです。受容性調査とも呼ばれます。
社内で新しいサービスについて検討している段階では見えにくい、ターゲットユーザーにとってサービスが魅力的であるのか、またどの部分について魅力を感じているのかをサービスをリリースする前に壁打ちすることができます。
小規模なテストを行うことで、予算をかけたのにも関わらずリリース後に市場にあまり受け入れられない、思ったような効果が得られないという事態を回避し、事前のアイディアのブラッシュアップにつながります。
コンセプト調査の例
広告やプロモーションで使われるようなクリエイティブを用意します。
・サービス/プロダクト名
・サービスのイメージ画像
・キャッチコピー
・コンセプトがわかる文章
このような画像・クリエイティブを見ながら、そのようなサービスがあったとしてユーザーがどう感じるか、「目新しさ」「魅力度」「オリジナリティ」「共感度」「知人に紹介したいか」などの項目ごとに質問していきます。表示されるコンテンツの内容を変えることで、コンセプトごとに受け手がどう感じるかの差を把握することができます。
コンセプトは3種類ほど用意するケースもあれば、多くて10種類ほど検証するケースもあります。また、複数の案を検証するのではなく、現在決定しているコンセプトがどのくらい受容されるかを検証し、数字として把握する調査もあります。また、コンセプト調査を単体で行うこともあれば、市場調査の段階でターゲット層やユーザーニーズの把握の一環としてアンケートに組み込むこともあります。
コンセプト調査の活用場面
コンセプト調査はスピーディーに仮説検証が行えるため、市場に新しく何かを出す前の多くの項目で役立ちます。
・新しい商品/サービスのリリース時
・ブランドのリブランディング時
・製品のデザイン/パッケージのリニューアル時
・Webサイト/ランディングページのリニューアル時
・プロモーションの実施前
・広告クリエイティブの作成時
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