GW真っ只中ですが、明日からお休みという人もいらっしゃるのではないでしょうか。お休みが長い文、いつも以上にお仕事が忙しい人も多そうです。
「ちょっとつかれたなー」と感じた時、エナジードリンクを飲みたくなりますよね。
今回は、エナジードリンクの人気商品の1つである「Monster Energy(モンスターエナジー)」について、10代〜30代の5,699名(10代:1,696名、20代:2,000名、30代:2,003名)を対象に自主調査を行いました。
「Monster Energy」についての調査レポートをご覧ください！
目次
エナジードリンク購入者調査
まず、「エナジードリンクを買うか」について調査しました。
どの年代でも、50％近い人がエナジードリンクを購入することが判明しました。
エナジードリンク購入率が1番高かった年代は20代で「買う」「たまに買う」と回答した人が47.0％となりました。
ではここから、「Monster Energy」に焦点を当てて見ていきましょう。
「Monster Energy」基本調査
<商品知名度>
エナジードリンク購入経験者(10代:723名、20代:940名、30代:867名)を対象に「Monster Energy」の商品知名度を調査しました。
10代、20代、30代とどの年代においても約9割の人が「Monster Energy」を認知していることがわかりました。また、10代の52.4％、20代の54.0％、30代の45.1％と全年代のおよそ半数が「Monster Energy」を「購入したことがある」と回答しました。
<購入頻度>
「Monster Energy」を「購入したことがある」と回答した人を対象に購入頻度を伺いました。
「Monster Energy」を「1ヶ月に1回以上購入する」と回答した人は10代で41.4％、20代で43.0％、30代で48.8％という結果になりました。その内「1週間に1回以上」の頻度で購入する人はどの年代でも3割程度いることもわかりました。
<「Monster Energy」のイメージ>
「Monster Energy」についての率直なイメージを「買ったことがある」と回答した人、「買ったことはないが知っている」と回答した人それぞれに聞きました。(同様の回答数が多いものは文字が大きく、回答数が少ないものは小さくなっています。)
「Monster Energy」購入経験者は、「甘い」「量(が多い)」といった味や容量のイメージのほか、強炭酸であることから「スカッとする」 というイメージが強いことがわかりました。
「Monster Energy」購入未経験者はパッケージデザインに対するイメージが強いことがわかりました。「かっこいい」「目につく」といった声がある一方、「デザインが怖い」という声もありました。
<「Monster Energy」販売会社ブランド認知度>
「Monster Energy」を日本で販売している会社の認知度について調査しました。
「Monster Energy」は「アサヒ飲料」がアメリカのモンスタービバレッジ社より日本国内における独占販売権を取得し2012年から日本で発売を開始しています。しかし、「アサヒ飲料」が「Monster Energy」を販売していることについて知っている人は少なく、全年代においてほぼ100％に近い人が「知らない」と回答しました。
「Monster Energy」購買時における意識・場面調査
<購入時の消費者思考>
「Monster Energy」を購入する際の意識について調査しました。
「Monster Energy」を「購入することを決めている」と回答した人は10代で29.0％、20代で25.0％、30代で19.4％という結果になりました。どの年代においても「なんとなく買う」との回答が最も多く、10代で44.6％、20代で41.9％、30代で45.1％となりました。
<購入・選択理由>
「Monster Energyを買うことを決めている」「他の商品と比較して購入する」と回答した人それぞれを対象に、「Monster Energy」購入理由を自由回答で収集し、それぞれ多く得られた回答をまとめました。
【Monster Energyを買うことを決めている人】
「Monster Energy」を買うことを決めている人では、「美味しい」が最も多く「デザインが好き」「量が多い」「元気が出る」「種類が豊富」という回答も多く集まり、飲みやすさ、ボリュームを重視している傾向がありました。
【他の商品と比較して購入する人】
他商品と比較して「Monster Energy」を購入する人は、「量が多い」「値段が安い」「効き目」「頑張りたい」が多く集まり、特に他の商と比べて効き目や量などのコストパフォーマンスが高いことから「Monster Energy」を購する傾向にあると言えそうです。
また、「コラボしているグッズのため」「街頭で配っていたものを飲んだら美味しかったので」といった回答も見られ、キャンペーンによる効果が出ていることも伺えました。
<「Monster Energy」と比較される商品>
「Monster Energy」と比較される商品としてはどのようなものがあるのでしょうか。複数選択式のアンケートでリサーチしました。
「他にどのようなエナジードリンクを飲むか」について複数選択式でアンケート調査をした結果、どの年代でも「Red Bull(レッドブル)」が1位となり、10代で69.0％、20代で81.5％、30代で82.7％という結果になりました。次いで、「リアルゴールド」となり、10代で40.0％、20代で42.3％、30代で35.3％となりました。
「Monster Energy」購入・消費場面調査
<「Monster Energy」購入場所>
「Monster Energy」の購入場所について調査しました。
どの年代でも「コンビニ」との回答が最も多く、10代で65.2％、20代で72.0％、30代で69.3％となりました。
<「Monster Energy」消費場面>
「Monster Energy」を最も飲む場面を調査しました。
「仕事や勉強などの作業中」との回答が最も多く、10代で49.1％、20代で53.3％、30代で48.1％という結果になりました。
一方「食事中」との回答は10代で1.8％、20代で2.2％、30代で1.3％と少ないことが判明しました。
エナジードリンクということから、仕事中や勉強中など集中したいときや頑張りたい時に飲まれていることがわかりました。
「Monster Energy」消費者関係調査
<「Monster Energy」への要望>
「Monster Energy」について要望の有無について調査しました。
各年代においておよそ8割の人が「要望はない」と回答。
「要望がある」と回答した2割の人の中から、複数挙げられた回答をいくつか抜粋してみました。
女性向けのパッケージが欲しい
もっと大きなサイズが欲しい
パッケージのインパクトが強く、購入の際に抵抗を感じる人もいるようです。また、上述した調査結果から容量に対する満足度の高さが伺えましたが、さらに大きなサイズ感を求めている人も少なからずいるようです。
<海外版「Monster Energy」購入率>
最後に、本場海外版の「Monster Energy」を購入したことがあるかについて調査しました。
海外版の「Monster Energy」を「飲んだことがある」と回答した人は、10代で16.9%、20代で16.7％、30代で15.1％という結果になりました。
また、「飲んだことはないが飲んでみたいと思う」と回答した人は10代で21.9%、20代で19.5％、30代で22.8％となりました。
全年代においておよそ4割の人が海外の「Monster Energy」に興味があることがわかりました。日本の「Monster Energy」との違いを感じてみたいのかもしれません。
後記
以上、「MONSTER」の市場調査についてご紹介しました。
「MONSTER」のデザインっていいですよね。こころをくすぐられます。
弊社のプラットフォームでは、豊富な若年層モニターに対してリサーチやPRを行うことができます。今回の調査の用に一つの商品に絞った調査から、業界・ジャンル全般の調査まで幅広く対応可能です。
新商品開発や既存商品のマーケティングに役立つリサーチをご検討されている方は、是非お問い合わせ下さい！
