2017年に入り、早くも一ヶ月が経過しようとしています。
最近では、19年ぶりの日本人横綱が誕生したことが話題になっていますね。
さて、日本特有の行事について若年層はどのように思っているのでしょうか。
今回は来る2月3日の「節分」について10代、20代の若年層に調査しました!
今年の節分参加率は約4割!
今年、節分行事を行おうと考えている人は10代で42.0%、20代では38.7%という数字になりました。
参加率は予想以上に高いように思えます。
次に節分行事の経験者を調査しました。
毎年節分を意識している人は意外と多いですね。
一方、節分行事に参加したことがない人も10代16.8%、20代19.3%と少なくないようです。
また、「以前は行っていた」と回答した人が10代で42.8%、20代で45.2%とともに4割を超えている点にも注目です。
節分といえば「豆まき」?「恵方巻き」?
今年、節分行事を行うと回答した人に、どんなことを行うか聞いて見ると以下の結果に。
<10代>
<20代>
「豆をまく」は節分行事の中でやはり一番メジャーな様です。
ここで、豆をまこうと思っている人達は、豆や太巻きを食べているのか更に詳しく見てみると、以下のような結果に。
年代別 「豆まきをする」回答者の「豆を食べる」選択率
<「豆をまく」選択者 10代:131人,20代前半:123人,20代後半:125人>
10代 53.4%
20代前半 40.7%
20代後半 38.4%
年代別 「豆まきをする」回答者の「恵方巻きを食べる」選択率
<「豆をまく」選択者 10代:131人,20代前半:123人,20代後半:125人>
10代 60.3%
20代前半 55.3%
20代後半 54.4%
「豆をまく」人のなかでは、豆を食べる人より太巻きを食べる人のほうが多いという結果に。
若者の間で節分といえば「豆まき」ではなく、「太巻き」に代わる日も近いかもしれません。
今年の鬼役はお父さんで決まり!?
「豆まきをする」を選択した人に「なにを投げるか」の調査をしました。
メジャーなものでは、炒った大豆でしょうが、落花生やお菓子を投げる人もいるんですね。
今回の調査では特に、北海道、青森県、千葉県、宮崎県の人が落花生を多く選択していました。
その他にはこのような回答も
豆の代わりにボール (23歳 女性)
最近では、幼稚園など小さな子どもが多い場面では、ボールなどで代用することも珍しくないようですね。
また、どこで節分行事を行おうと考えているかを調査すると、家という回答が最も多いという結果に。
学校やイベントなどではなく家族で、という人が多いようです。
中にはこのような回答も
カラオケ店で。一人節分。自分で、鬼の面をつけて、 自分で豆をぶつける。終わった後は、掃除をします。 (21歳 女性)
・・・・
なかなか興味深い回答ですね。
では、今年の鬼は誰がやるのでしょうか。
今年、節分行事を行うと回答された人に誰が鬼をやると思うか調査したところ以下のリサーチ結果に。
ご両親、特にお父さんが多いようですね。
今年、家族で節分をやろうと思っているお父さん、ぜひ頑張って鬼になって下さい!
恵方巻きを食べる人は恵方に敏感!
10代20代の若年層全体に今年の恵方の知名度をリサーチ。
あまり恵方は知られていないのでしょうか。
節分行事を今年行おうと考えている人について更に詳しく結果を見てみます。
<今年「節分行事を行う」選択者 909人>
今年の恵方を知っている 34.3% 今年の恵方を知らない 65.7%
<今年「豆まきをする」選択者 584人>
今年の恵方を知っている 35.1% 今年の恵方を知らない 64.9%
<今年「恵方巻きを食べる」選択者 376人>
今年の恵方を知っている 43.1% 今年の恵方を知らない 56.9%
特に「恵方巻きを食べる」を回答した人では43.1%の人が今年の恵方を知っているという結果に。
全体の結果と比較すると、恵方巻きを食べる人は恵方を理解している人が多いようです。
ちなみに今年の恵方は北北西のようです。
恵方巻きは福をしっかりと呼び込んでくれるでしょうか。楽しみですね。
後記
以上、若年層の節分事情についての調査結果をご紹介しました。
調査をしていたら久しぶりに豆まきを行いたくなりました!
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