市場調査とは?マーケティングリサーチの概要や意味・目的を大公開!

市場調査 入門

若年層リサーチ結果を発信する「TesTee Lab」では、今までは調査記事を中心に記事を公開してきましたが、その中でリサーチについてのご質問を数多く寄せられてきました。そのため「市場調査入門」では、そんな質問にお答えすべく、リサーチ自体へのご説明をしています。

今回は、市場調査実施を検討されている方や市場調査にご興味がある方に向けて、市場調査の概要や意味・目的について解説していこうと思います!

市場調査とは?

市場調査とは、マーケティング・リサーチとも呼ばれており、企業のマーケティング活動のために行われる、顧客の意見や動向、購買行動などの調査を指します。そして、その調査結果を分析し、自社サービスの開発や施策を決める際などに用いられています。

また、専門家によっては市場調査とマーケティング・リサーチを使い分けている人もいますが、多くのメディアでは同義として扱われています。

市場調査の意味・目的

市場調査の主な目的としては、物事を「数字」で把握できるようにし、具体的なマーケティングの施策を打つ際に役立てるということが挙げられます。

調査をすることで、消費者にとって自社商品・サービスのニーズはあるか、消費者がそれを購入する際にどのような行動をしたか、またその商品・サービスに対してどのような意見を持っているかなどをデータ化して見ることができます。

そして、会社はその調査データを基に新商品を開発したり、新しい施策を打ったりすることができ、失敗しにくく成功しやすいようなマーケティングを行うことができるのです。

市場調査の方法・手法

では、次にその市場調査の方法・手法をご紹介したいと思います!

①インターネット

インターネット上で調査を行うため、比較的低コストでかつ早く集計をすることができます。しかし、インターネットを扱える環境にない人はこの手法では調査することができません。

②訪問調査

調査係が自宅に赴いて調査を行います。そのため、直接聞き取り調査をすることができ、精度の高いデータを得ることができます。しかし、この方法は直接人が派遣されるため、人件費とかなりの時間を要するというデメリットもあります。

③郵送調査

質問票を回答者に郵送で送ってもらう方法です。そのため、調査側からすると手間がかからず、より多くの人に調査を行うことができます。

しかし、逆に回答者側に郵送する手間がかかってしまうので回答されない場合があり、回答率が下がってしまう可能性があります。

④電話調査

調査員が直接電話をかけて行う調査方法です。これは、直接対象者の声を聞けるため、訪問調査同様により正確なデータを収集することが可能となります。

しかしこの手法は、設問数が多いと嫌がられてイメージダウンに繋がったり、途中で電話を切られてしまう可能性もあります。

⑤インタビュー

インタビュー調査には、1対1のインタビューとグループインタビューの2つの方法があります。この調査方法では、第三者である消費者の感想や本音を直接聞き取ることができ、運営側ではなかなか見えにくい部分に気付かされることがあります。

しかし、この方法は運営側だけでなく回答者側にも人件費がかかってしまいます。さらに、調査データがその会場にいる少人数の主観的な回答に左右されてしまうため、収集されたデータを正確に読み取る必要があります。

⑥ホームユーステスト

自社の商品を自宅に送り、実際に使ってもらって後日アンケートで評価してもらうという手法です。これは、実際に使ってみないと評価しにくい日用品などの調査を行う際に有効的です。ただし、使用者がSNSなどで拡散してしまうと、販売開始前に情報が漏えいしてしまう可能性もあります。

⑦テイストテスト

新商品やリニューアルしたものを実際に消費者に試食・試飲してもらう手法です。その商品コンセプトが実際に消費者に受け入れられるか、期待値と反応との間にギャップはないかなどを調査することができ、直接消費者の生の声を聞けたり、反応を見ることができます。

⑧ミステリーショッパー

自分の店やサービスを覆面調査員が自ら利用し、評価する方法です。これは、運営側ではなく消費者の目線に立ってそのサービスを客観視することができ、一般のお客様としての評価をすることができます。

⑨ショップアロング調査

調査員が店頭で商品購入者の行動を観察する方法です。その商品購入後にインタビューをし、購入までの購買行動(他の商品と比較したか、POPは見たかなど)を探ることができます。

アンケート項目の作り方

では、実際に入れるべきアンケート項目について解説していこうと思います!

①「基本調査」

まずは、その商品のジャンル全般に関する基本的な項目を調査します。

例えばその商品がアイスだった場合、そもそものアイスの飲食頻度や購入場所、アイス全般の価格に対する意識などを調査します。すると、調査対象の属性を大きく分けることができ、コスト削減やより正確な調査結果が得られます。

例えば、もし「アイスを全く食べない」と回答した人によく利用するアイスの購入場所を聞いたところで、そもそもアイスを食べないので、正確なデータが得られなくなってしまいます。それを考慮すると、「アイスを全く食べない」と回答した人をその時点で除外すれば、コストも減らすことができる上に、より正確なデータが集まりやすくなります。

②「認知度調査」

次に、自社商品・サービスの認知度について調査します。

ここでは、そもそも自社商品・サービスがどれくらいの人に知られているかを確認します。そこで、例えば「知っている」人が少ないのに「購入したことがある」人の割合が多かった場合、商品の需要やターゲットは合っているため、あとはより広報に力を入れていけばいい、という風に施策を練ることができます。

逆に「知っている」人は多いのに「購入したことがある」人の割合が少なかった場合、広報はうまくいっている一方で、そもそも需要に合っていないために狙うターゲットを変えるなどの戦略を立てることができます。

このように、認知度調査をアンケート項目に入れることで、次の一歩をどのような形で踏み出せばいいのかを明確にすることができます。

③「競合商品調査」

さらに、競合商品・サービスも調査項目に入れておきましょう。

自社商品・サービスを改善するためには、類似した競合他社の商品・サービスに関する調査が欠かせません。例えば、競合他社に弱い部門があれば、自社ではそこに力を入れることで競合に勝ちやすくなります。逆に、競合他社に強い部門がある場合、新しく始めるサービスはそこを避けて展開していくなどの施策を打つことができます。

利益がでなければビジネスを回すことはできないため、どの業界においてもその市場を把握し、競合分析をすることは欠かせないのです。

④「消費者意識調査」

最後に、消費者意識調査の項目を作成します。

ここでは、消費者が自社商品・サービスに対してどのようなイメージを持っているか、またその商品への好感度や好きな理由を調査します。すると、自社商品に関してSWOT分析を行うことができ、その商品が持っている強みや弱みなどを客観的に把握することができます。

そして、どこを伸ばしていけばいいか、またどこを改善していけばいいかを明確にし、それを次の施策に当てることができます。提供側からではなかなか気づかない部分も、実際に消費者に聞いてしまった方が時間もコストもかからず、何より正確なデータを得られることができます。

市場調査 あとがき

弊社テスティーでは、お客様が市場調査において抱えている悩み、課題を1対1で丁寧にヒアリングし、調査して分析した上で一緒に課題解決の方法を模索していきます!何か調査に関してお悩みを抱えている場合は、まずはお気軽に弊社までお問い合わせ下さい!

柿澤繁幸
株式会社テスティーで働いています。また、Alfred(アルフレッド)というバンドで作詞作曲してます。