スクリーンショット解析調査【第三弾】!
大手動画サイト「YouTube」のスマートフォンアプリについてスクリーンショット解析調査を実施!
「ホーム画面のアプリ調査」、「LINEのスタンプ調査」に続いて、第三弾となる今回のスクリーンショット解析調査は
10代、20代男女計333名から「YouTubeアプリ(以下、YouTube)」を設置しているスマートフォン画面の画像をスクリーンショットで収集。
独自の画像解析ツールを使用して、アプリの設置位置や同じフォルダに入っているアプリについて調査しました。解析結果のレポートをご覧ください!
〈調査対象〉
今回は「YouTube」を保有する10代、20代の男女333名「YouTubeアプリ」に、スクリーンショットを撮っていただきました。
〈YouTubeの位置〉
まず、フォルダ分けをしている人と、そうでない人の割合を解析しました。
その結果、特定のフォルダで「YouTube」を管理している人は、10代で55.6%、20代で59.0%と判明。
〈YouTubeアプリの入っているフォルダ名〉
次に、特定のフォルダで「YouTube」を管理している人を対象に、「フォルダ名」を解析しました。
〈10代、20代フォルダ名ランキング〉
10代男女はムービーやビデオカメラ、音楽を想起させる「絵文字」を使用している人がもっとも多い結果となりました。また、英語やハングル(韓国語)を使用したフォルダ名も多い傾向にありました。
対して20代男女は「ミュージック」がもっと多く、「エンターテイメント」「movie」が続きました。デフォルトのフォルダ名から変えていない人も多いようです。
3位以下のフォルダ名も含めて見ていくと、10代も20代も「ミュージック/music」「動画/映像/movie」「anime」「ゲーム」「SNS」など、自らの使用用途に合わせたフォルダに「YouTube」を置いている傾向にあることがわかりました。
〈YouTubeの周辺アプリ〉
特定のフォルダで「YouTube」を管理している人を対象に、「YouTube」と同じフォルダで管理されている「動画系アプリ」について解析しました
〈10代〉
〈20代〉
10代男女は「ニコニコ動画」「ツイキャス」「LINE LIVE」が上位にあることから、「YouTube」もライブ放送・生配信系の動画視聴を目的に利用している可能性があると考えられます。
一方20代男女においては、10代のランキングにあがらなかった「TVer」が4位にランクインしていること、「Abema TV」も3位にランクインしていることから、テレビ感覚で動画・映像を楽しむために「YouTube」を利用している可能性があると考えられます。
今回のスクリーンショット解析を通して、10代と20代とで「YouTube」の視聴目的が異なる可能性があることが見えてきました。
また、動画や音楽などのさまざまなファイルを簡単に保存・再生できるユーティリティアプリ「Clipbox」が10代、20代ともに上位にランクインしている点も注目です。
フォルダで管理していない人は、「YouTube」の周辺アプリにばらつきが見られましたが、デフォルトのアプリが設置されている傾向にありました。このことから、スマートフォンを入手してから早い段階で「YouTube」をインストールし、利用していることが考えられます。
後記
以上、「YouTubeアプリに関するスクリーンショット解析」の結果をご紹介しました!
今回の調査は「YouTube」アプリに焦点を当てていますが、撮影したスクリーンショットからその周辺情報を得られることで「音楽を聞く」、「生配信を見る・する」、「映画を観る」など若年層男女がどのように「YouTube」を使っているか、また、どのようなアプリと併用しているかということまで推察できる結果を得ることができました。
そのほか、20代に比べて10代の方がスマートフォン画面の変更やフォルダ名のカスタマイズ、アプリのインストールを積極的に行っている傾向にあることや、「アニメ」「映画」に関連する動画系アプリをインストールしている若年層が多いといったこともわかりました。
今後も、スクリーンショット解析の定点調査を継続的に行い、流行アプリの動向を追っていきたいと思います!
このようなスクリーンショット解析調査のほか、豊富な若年層モニターに対してリサーチやPRを行うことが可能です
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