YouTubeに関する調査【2020年版】

若年層リサーチ結果を発信する「TesTee Lab」にて、10〜20代の男女1,347名(10代男性320名、10代女性319名、20代男性354名、20代女性354名)を対象にYouTubeに関する調査を実施しました。

YouTubeの利用率や、利用頻度、YouTube Premiumの登録率、未登録者のYouTubePremium利用意欲など調査結果を御覧ください。
この調査は定点調査です。「YouTubeに関する調査(2019年版)

また、この記事は10代〜20代の調査データを使用していますが30代〜50代のデータも無料でダウンロードできるようになっておりますので、ご興味のある方は是非ダウンロードしてみてください!

YouTubeに関する基本調査

まずはYouTubeに関する基本調査を行いました。

YouTube利用率と利用頻度

YouTube調査画像利用率10〜20代の男女を対象にYouTubeの利用率を聞いたところ、10代男性で94.1%、10代女性で95.6%、20代男性で86.4%、20代女性で89.8%約9割の人がYouTubeを利用しており、中でも、10代女性の利用率が最も高いという結果になりました。

また、YouTubeを利用していると回答した人を対象に、利用頻度を聞いたところ「毎日利用している」と回答した人は10代男性で74.4%、10代女性で67.2%、20代男性で57.5%、20代女性で51.3%となりました。

利用率では10代女性が数値が高かったものの、利用頻度では10代男性の数値が最も高く、年代が低くなるにつれてよりYouTubeが浸透している様子が見受けられます。

YouTubeの満足度

【YouTubeの満足度】

<10代男性> 87.0%
<10代女性> 87.2%
<20代男性> 79.6%
<20代女性> 75.2%

※「満足している」「やや満足している」選択者

YouTube利用者を対象に満足度を尋ねると、半数以上の人が「満足している」と回答していることがわかりました。

※満足度に対して理由を自由回答にて聞いてみました。より詳細な調査データを無料でダウンロードすることができるので、是非そちらも併せてご覧ください!

YouTube Premiumに関する調査

次に、YouTube Premiumに関する調査を行いました。

YouTube Premium利用率

YouTube調査画像2YouTube利用者を対象にYouTube Premiumを利用しているかどうかを聞いたところ、1割〜2割程度の利用率という結果になりました。

【前回の調査との変化】

<YouTube Premium利用率>

 10代男性 2019年:10.2% → 2020年:20.3%(10.1pt増)
 10代女性 2019年:  7.5% → 2020年:14.4%(  6.9pt増)
 20代男性 2019年:13.8% → 2020年:23.9%(10.1pt増)
 20代女性 2019年:  5.2% → 2020年:15.7%(10.5pt増)

利用率は1割〜2割程度となったものの、前回の調査と比べると全年代でYouTube Premium利用率は増加傾向にあることが分かります。

YouTube Premiumを登録した理由は

YouTube Premium利用者を対象に、登録した理由を自由回答にて尋ねてみました。

オフラインで音楽を聴きたかったから (18歳 男性)

バックグラウンド再生ができるから(14歳 女性)

広告がないし、他にも機能が充実してるので(20歳 男性)

有料でしか見れないものを見たいから(24歳 女性)

「オフラインでの視聴」「バックグラウンド再生」という意見が最も多く挙がりました。また、「広告の非表示」などの意見もあり、機能が充実していることが利用のきっかけとなっているようです。

未利用者のYouTube Premium利用意向は

【YouTube Premiumの利用意向度】

<10代男性> 27.1%
<10代女性> 25.3%
<20代男性> 21.0%
<20代女性> 14.9%

※「利用したい」選択者

YouTube Premium未利用者を対象に、今後YouTube Premiumを利用したいかについて尋ねたところ、「利用したい」と回答した人は10代男性で27.1%、10代女性で25.3%、20代男性で21.0%、20代女性で14.9%となりました。20代よりも10代、また、男性の方がYouTube Premiumに対して利用意向があることが分かりました。

また、YouTube Premium未利用者を対象に「利用していない理由」を聞いたところ、

お金がかかるし、広告は我慢できるから(11歳 女性)

広告は無い方がいいけど、待てばいいやと思うし、バックグラウンド再生は他の音楽アプリで対応しているので、月額料金を払うのであれば、今のままでいいかなと思います。(27歳 男性)

前回の調査と同じく、「有料サービスへの抵抗」や「バックグラウンド再生は他アプリで対応している」等の声が多いことが分かりました。また、中にはこんな意見も挙がりました。

広告の量が少ない為、お試しで登録しなくても良いと思うから。 現状よりも広告の量が多くなった場合は登録する。(26歳 男性)

今後の広告量次第では登録するとの声もあり、価格の見直しや機能がより充実すればさらにYouTube Premiumの利用率が上がっていくのかもしれません。

YouTube 調査 あとがき

以上、YouTubeに関する調査結果をご紹介しました。

下部の集計データダウンロードより、記事中データ以外にも「利用している動画サービスの種類」、「YouTubeでの視聴ジャンル」、「YouTube Premiumで最も便利だと思う機能」など詳しい回答結果をご覧いただけます。

*調査結果から、本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、弊社サービスのクレジット
「TesTee(テスティー)調べ:https://www.testee.co」の表記をお願いします。

■調査期間 :2020年9月4日(金)

■調査項目
<YouTube基本情報> YouTube視聴方法/競合動画サービス利用/競合有料動画サービス利用/YouTube視聴ジャンル/満足度
<YouTube Premium情報>YouTube Premium登録率/登録理由/認知経緯/設定料金への反応/最も便利な機能/満足度/その理由/追加してほしい機能

調査データ ダウンロード