【学生9,312人対象】コロナウイルスの影響に関する調査5

若年層リサーチ結果を発信する「TesTee Lab」にて、学生の男女9,312名(中学生909名、高校生3,747名、大学生4,656名)を対象にコロナウイルスに関する調査を実施しました。

「コロナウイルスの影響に関する調査1」では学生の心境を、「コロナウイルスの影響に関する調査2」では、行動についてを調査しましたが、今回は外出への意識に焦点を当てて調査しました。

※こちらの調査データは無料でダウンロードできるようになっております。ご活用いただければ幸いです。

中学生、高校生、大学生の外出への意識の変化は?

外出に対しての意識

【現在のあなたの意識に最も近いものは?】

<中学生>

 できるだけ外に出ないようにしている  68.2%

<高校生>

 できるだけ外に出ないようにしている  71.2%

<大学生>

 できるだけ外に出ないようにしている  72.1% 

まず、学生の男女9,312名を対象に、「外出に対しての意識」を聞きました。

「できるだけ外に出ないようにしている」と回答した人は中学生は68.2%、高校生は71.2%、大学生は72.1%でした。
どの年代においても約7割という結果になり、コロナウイルスの影響を受けて外出を控えようという意識が高いことが伺えます。

自粛期間終わったら何がしたい?

中学生、高校生、大学生がやりたいことは?

続いて、「現状の事態が収まり、自由に外出できるようになったら何がしたいですか?」と自由回答にて調査し、各学年ごとに回答の分布を調査しました。

自粛期間が終わったらやりたいことの調査画像

中学生、高校生では買い物が1位に、大学生では旅行が1位となりました。どの年代でも自粛期間中は自由に出来なかったことを行いたいという様子が伺えます。

現在の状況において最もストレスが溜まっていること

そして、中学生、高校生、大学生で現在最もストレスが溜まっていることについて集まった回答をいくつか抜粋しました。

中学生

・親に外にあまり出るなと言われることがストレスです(中学生 男性)

・ずっと家にいるとだらけてしまい、生活リズムが崩れる(中学生 女性)

高校生

・気軽に公共交通機関に乗れなかったり買い物が出来ないこと(高校生 男性)

・休校期間が延びたことでこれからの学校の予定が分からないことや、受験生なので授業の遅れも気になります。外出自粛によって家にいる時間が長すぎることもストレスです。(高校生 女性)

大学生

・バイト先が休業になり、収入が途絶え、やることもない漫然とした日々にストレスを感じている(大学生 男性)

・就活が見通せず、来年フリーターなんじゃないかという恐怖(大学生 女性)

といった結果になりました。

中学生は自由に外出できないことや生活リズムの乱れ、高校生・大学生は学業についてやアルバイトが出来ずに収入が減ることへの不満、就職などの将来に不安があるとの声が多く挙がりました。
この事から、どの年代でも理由は様々ながら現在の状況に多くのストレスを抱えているということがわかります。

あとがき

以上、コロナウイルスの影響に関する調査の結果をご紹介しました。

下部の集計データダウンロードより、それぞれの自由回答など、より詳細な調査結果をご覧いただけます。

*調査結果から、本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、弊社サービスのクレジット
「TesTee(テスティー)調べ:https://www.testee.co」の表記をお願いします。

■調査期間:2020年4月7日(火) 〜 4月21日(火)

■調査項目:外出への意識/現在最もストレスがたまること/自粛明けにしたいこと

調査データ ダウンロード

① コロナ調査(中学生)

② コロナ調査(高校生)

③ コロナ調査(大学生)

(また調査データがダウンロードできない場合は、大変お手数ですがこちらよりお問い合わせください。)