中学生・高校生のお小遣いに関する調査【2024年版】

中学生 高校生 お小遣いに関する調査アイキャッチ

若年層リサーチ結果を発信する「TesTee Lab」にて、中学生・高校生の男女606名(中学生300名、高校生306名)を対象に「お小遣いに関する調査」を実施しました。

中高生のお小遣いの有無やもらい方、お小遣いの使いみちや、高校生のアルバイトに関する調査の結果をご覧ください!

この調査は定点調査です。
中学生・高校生のお小遣いに関する調査【2022年版】
中学生・高校生のお小遣いに関する調査【2023年版】

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   ご興味のある方は是非ダウンロードしてみてください!
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お小遣いに関する基本調査

まずは、お小遣いに関する基本調査を行いました。

お小遣いの有無

中学生 高校生 お小遣いに関する調査 記事内画像1中学生・高校生の男女606名を対象に、お小遣いをもらっているかどうかを尋ねたところ、「お小遣いをもらっている」と回答した人は中学生は73.3%、高校生は75.2%となりました。

【前回の調査との変化】

<お小遣いの有無>

中学生 2023年:73.2% → 2024年:73.3%(0.1pt増)
高校生 2023年:71.2% → 2024年:75.2%(4.0pt増)

2023年の調査と比較をすると中学生は0.1pt、高校生は4.0ptスコア増加が見られ、今年の調査では中学生よりも高校生の方がお小遣いを貰っている人の割合が高くなりました。

前回の調査から変化が見られました。
▶前回の調査記事はこちらから閲覧できます◀

お小遣いの使いみち

続いて、お小遣いの使いみちを聞いたところ、中学生・高校生ともに第1位は「交際代」となり、次に中学生は「推し活などの趣味のための活動費」「貯金」と続き、高校生は「洋服などの購入代」と続きました。中学生と高校生で第1位以下の使い道に違いがある様子が伺えました。

中学生で第3位、高校生で第4位にランクインした「貯金」について、貯金したお金の使い道を自由回答にて尋ねてみました。

将来の家を買ったり 生活に困ったとき用(14歳 男性)

一人暮らしする予定があるのでその時に少しでも楽に好きな家具が買えるように。(15歳 男性)

高額なものを買うために貯める。(13歳 女性)

将来のためのお金(14歳 女性)

貯めて原付を買いたい(16歳 男性)

ライブや遠くへ遊びに行く時の交通費などに使うため(17歳 女性)

社会人になったときのためにのこしておく(18歳 男性)

「将来のため」と答えた人が最も多く、次に高価なものの購入代金や遠征、旅行の交通費に充てるといった意見が多く挙がりました。

お小遣いのもらいかた

<中学生>

現金       89.5%
現金以外       2.3%
もらうたびに違う   8.2%

<高校生>

現金       88.7%
現金以外       3.5%
もらうたびに違う   7.8%

そして、お小遣いのもらい方について調査したところ、中学生・高校生ともに「現金でもらっている」と回答した人が8割となりました。
また、「現金以外でもらっている」「もらうたびに違う」と回答した人を対象にどのようにしてお小遣いをもらっているか尋ねたところ、「QRコード・スマホ決済系電子マネー(PayPay、LINEPayなど)」と回答した人が最も多く、中学生で91.3%、高校生で65.4%となりました。

他のお小遣いのもらい方など、さらに詳しい結果が無料でダウンロードできるようになっておりますので、是非そちらも併せてご覧になってください!(※DL画面がエラーになってしまった場合も開いた別窓を閉じていただくとDLリンクが出現します※)

アルバイトに関する調査【高校生対象】

次に、高校生にフォーカスして「アルバイト」に関する調査を行いました。

高校生のアルバイト事情・月収

中学生 高校生 お小遣いに関する調査 記事内画像2高校生を対象に、現在アルバイトをしているかどうかを尋ねたところ、「アルバイトをしている」と回答した人は38.2%となり、2023年の調査と比較するとアルバイトをしていると回答した人は13.5ptのスコア増加が見られました。

【前回の調査との変化】

<現在のアルバイト就業状況>

2023年:24.7% → 2024年:38.2%(13.5pt増)

コロナ禍も落ち着き、アルバイトをしやすい環境が戻ってきたことによりアルバイトをする人が増えたのかもしれません。

自由回答にてどんなアルバイトをしているかを聞いてみました。

工場や物流センターなどの単発バイト(16歳 女性)

飲食チェーン店の厨房(17歳 女性)

持ち帰り専門店の飲食店(17歳 女性)

車検や整備(18歳 男性)

高校生でも働くことが可能かつ求人の多い「飲食店」や「工場」「単発のバイト」などが多く挙がりました。

そして、現在アルバイトをしていると回答した人を対象にアルバイトの月収を聞いたところ、2〜5万円未満という結果になりました。この先、高校生でも就業可能な場所や職種が増えればアルバイトをする人もさらに増えるのかもしれません。

中学生・高校生のお小遣い調査【2024年版】 あとがき

以上「中学生・高校生のお小遣い」に関する調査結果をご紹介しました。

下部の集計データダウンロードより、記事中データ以外にも「お小遣いをもらう頻度」「一ヶ月で使う額」など様々な調査結果がご覧いただけるので、興味がある方は是非ダウンロードしてみてください!
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調査データ ダウンロード

調査データ 詳細

■調査期間:2024年1月15日(月)〜 2024年1月16日(火)

■調査項目
<全体情報>お小遣いの有無/お小遣いをもらう頻度/お小遣いの金額/貰っている金額に満足しているか/お小遣いのもらい方/現金以外と回答した人のお小遣いのもらい方/お小遣いの使いみち/お小遣い以外の収入源/貯金の使いみち/家庭内のお小遣いルール/アルバイトをしているかどうか(高校生)/アルバイトの月収(高校生)/職種(高校生)

*調査結果から、本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、弊社サービスのクレジット
「TesTee(テスティー)調べ:https://www.testee.co」の表記をお願いします。