若年層リサーチ結果を発信する「TesTee Lab」にて、25年卒業の大学生(院生含む)男女701名(男性187名、女性514名)を対象に「就職活動」に関する調査を実施しました。
※この調査は2024年6月までのデータを利用しています。
就職活動実施率や希望の業種、就職活動に関する情報収集方法や就職活動での悩みなどに関する調査結果を御覧ください!
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目次
就職活動に関する関する基本調査
まずは、就職活動に関する基本調査を行いました。
就職活動実施率
25卒の大学生701名を対象に就職活動実施率を調査したところ、「就職活動を行なっている」と回答した人(※「内定先を決めて終了した」を含む)は男性で76.4%、女性で73.0%という結果になり、男女ともに7割の人が就職活動をしているという結果になりました。
その内、6月時点で内定をもらっていると回答した人は男性で54.5%、女性で54.3%でした。就職活動を行っている学生のうち約半数は早期選考で内定を獲得していることになります。
希望の業種
続けて、「就職活動を行なっている(内定保持者含む)、今後行う予定がある」と回答した人を対象に希望の業種を尋ねたところ、男性の第1位は23.4%で「商社」、第2位は22.2%で「自動車・機械」「電気・精密機器」が同率となり、女性の第1位は24.9%で「医療・福祉」、第2位は15.8%で「IT業界・通信」となりました。
女性は去年とランキングに違いはないものの、男性では希望の業種が去年と大きく変わる結果となりました。
前回の調査から変化がありました。比較用にご覧ください。
▶前回の調査記事はこちらから閲覧できます◀
就職活動の際に利用したサービス
【就職活動で利用したサービス】
<男性>
第1位 就活イベント 46.1%
第2位 ナビサイト 39.5%
第3位 就活エージェント 31.1%<女性>
第1位 就活イベント 42.2%
第2位 ナビサイト 31.1%
第3位 企業評判・口コミサイト 29.5%
次に、就職活動の際に利用したサービスを調査したところ、男女ともに第1位は就活イベントとなり、次にナビサイトと続きました。今回の調査でも最も利用されたサービスに性差はなく、差が出たのは第3位以下となりました。
「第2位以下の詳しいランキング」や「利用したサービスの認知経路」などより詳細な調査データを無料でダウンロードすることができるので、是非そちらも併せてご覧ください!
就職活動に関する深掘り調査
次に、就職活動に関する深掘り調査を行いました。
就職活動の情報収集方法
就職活動を行なっていると回答した人全員を対象に、就職活動の情報収集方法を聞いたところ男性と女性に共通して「各企業のホームページ」「就活イベント」「大学のキャリアセンター」を参考にしている人が多い事が分かりました。
さらに選択した中で実際に役に立った・参考になったと思う情報源を尋ねたところ、男女ともに「各企業のホームページ」と回答した人が最も多い結果となりました。
就職活動での悩み
最後に、就職活動をする中での悩みを自由回答にて聞いてみました。
<男性>
・自己分析のやり方やまず何からはじめていいか最初わからなかった(21歳 男性)
・キャリア支援センターと自分の思いの行き違いが起こりやすい(22歳 男性)
・面接が対面の企業が増え、移動が大変。(22歳 男性)
・自分のやりたいことと待遇が見合わなくて、どちらを重視すれば良いのか分からなくなってしまった(23歳 男性)
・ガクチカ(※)と自己PRのエピソードがない(23歳 男性)
・周りが早期内定をもらっている中、自分は内定が一つもなく、志望する企業の早期選考がなくてストレスを感じていた。(24歳 男性)
※ガクチカとは「学生時代で力を入れたこと」の略。
<女性>
・情報が、何を信じればいいかわからなかった(21歳 女性)
・周りと比べてしまった時期があり、自分自身に自信がなくなってしまったこと(21歳 女性)
・中小企業はネット上に載っている情報が少ないことがあるので、先輩などに話を聞く必要があったこと。(21歳 女性)
・情報量が多く、調べるのに時間がかかること。エージェントからの電話やメール、企業からの一斉送信メールなどが多すぎて迷惑メールか詐欺かわからないほどであったこと。(22歳 女性)
・面接のときの基本的なこと(メイクとか挨拶とか姿勢とか)を大学で教えてくれない(22歳 女性)
・コロナ禍の影響で大学でのエピソードが乏しく自己分析で書くことがないと不安な気持ちになった(24歳 女性)
今回の調査でも、コロナ禍で学生生活が制限されていたことで「自己PRできる事がない」という声や「自己分析が難しい」など、自分に関する情報ながらも言葉にすることの難しさに悩んでいる声が多く挙がりました。
また、情報が多すぎて詐欺だと疑ってしまったことや、コロナ禍があけたことで対面での面接が増え、交通費など金銭面の悩みも増えている様子が伺えました。
さらに、「就活用の適切なメイクや服装がわからない」など、女性特有の悩みもあるようでした。
以上のことから、就職活動に関する基本的な知識などを知る機会や、就職活動に関して気軽に質問の出来る環境が学生には必要であり、さらには多くある情報から正しい情報だけを見極められる指導や交通費など金銭面の支援などがあれば学生もより就職活動がしやすくなるのかもしれません。
就職活動に関する調査2024年版 あとがき
以上「就職活動」に関する調査結果をご紹介しました。
下部の集計データダウンロードより、
・内定獲得者の内定数
・現在のエントリー数
など記事中データ以外の調査結果もご覧いただけます。
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調査データ ダウンロード
調査データ 詳細
■調査期間:2024年6月12日(木)〜 2024年6月21日(金)
■調査項目
<全体情報>大学のステータス/文系か理系か/就職活動実施率/内定獲得者対象、業種/エントリー数/希望業種/就職活動で利用したサービス/利用サービス認知経路/情報収集方法/役に立った・参考になった情報源/「YouTube」を選択した人の見ているチャンネル/就職先で重視すること/就職活動での悩み
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「TesTee(テスティー)調べ:https://www.testee.co」の表記をお願いします。