若年層リサーチ結果を発信する「TesTee Lab」の運営元であるテスティーは株式会社シネブリッジと共同で、12歳〜22歳の学生男女1,200名(中学生400名、高校生400名、大学生400名)を対象に【Z世代のトレンド&映画鑑賞】に関する調査を実施しました。
学生の趣味や視聴コンテンツ、ハマっている作品などのトレンドや映画の視聴意向や映画館の利用実態などの調査結果をご覧ください。
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目次
Z世代のトレンドについて
まず、Z世代のトレンドについて調査を行いました。
興味のある分野・趣味

学生の男女1,200名を対象に趣味について調査したところ、「趣味がある」と回答した人は男性は97.2%、女性は98.7%と、男女ともに非常に高い数値となりました。
趣味のジャンルとしては、男性は「ゲーム」で58.5%、女性は「推し活・オタ活」で51.8%が第1位となりました。
第5位までの上位の中には「アニメ」「音楽」「漫画」「SNS」などのエンタメコンテンツが多くランクインしました。
反対に、「アウトドア」「釣り」「キャンプ」などの野外でアクティビティを楽しむ趣味はどれも10%未満となっており、屋内で手軽に楽しめる趣味の方が人気なようです。
また、1ヶ月あたりに趣味にかける金額を聴取したところ、男性は「1,000~3,000円未満」、女性は「3,000~5,000円未満」が第1位となりました。
次点で男性は「3,000円〜5,000円未満」、女性は「1,000~3,000円未満」が続いており、「1,000~5,000円未満」の予算で趣味を楽しんでいる人が男性は約4割、女性は約5割という結果となりました。
学生区分別に比較すると、「10,000円以上」と回答している人は中学生で7.4%、高校生で5.7%、大学生で9.6%となっており、前回の結果から「10,000円以上」と回答している方が減少しているようです。
学年や学生区分が切り変わったばかりの5月に実施した調査だったため、そのタイミングが関係しているのかもしれません。
ハマっている・流行ってほしいコンテンツ
現在ハマっているアーティストとしては「Mrs. GREEN APPLE」(8.5%)が最多で、「back number」(5.2%)、「米津玄師」(4.5%)が続きます。
「Mrs. GREEN APPLE」が2位と3.3%の開きを見せての1位になっており、SNSでの楽曲使用頻度の高さや、ポジティブかつ「自分たちの世代の代弁者」としての歌詞の世界観が、Z世代の心に深く刺さっていることが伺えます。
現在ハマっている俳優・芸能人では「目黒蓮」(4.0%)、「畑芽育」(2.4%)、「横浜流星 / 竹内涼真 / 佐野勇斗」(1.8%)などが挙がりました。
Snow ManとM!LKは共に「現在ハマっているアーティスト」でも6位にランクインしており、そのメンバーであるSnow Manの「目黒蓮」が1位を獲得、M!LKの「佐野勇斗」が3位にランクインしたことから、俳優/芸能人としての単体での人気はもちろん、グループとしての勢いも個人の支持を強力にバックアップしている構図が見て取れます。
また、流行りそう・流行ってほしいYouTuber・VTuber・配信者としては「HIKAKIN(ヒカキン)」(5.7%)が最多で、「にじさんじ」(2.9%)、「カラフルピーチ」(2.7%)と続きます。
更に、「映画化してほしい」と思う作品を聴取したところ、「葬送のフリーレン」(4.0%)が最多で、「呪術廻戦」(2.5%)、「僕のヒーローアカデミア」(2.0%)と続きます。
「葬送のフリーレン」「呪術廻戦」は2026年1月〜3月、「僕のヒーローアカデミア」は2025年10月〜12月にアニメが放送していたこともあり、Z世代の熱量が未だ高いのかもしれません。
※「特になし」などの回答を除外した有効回答のみで算出した%を記載しております。
よく視聴するコンテンツ

次に、普段よく視聴するコンテンツ(映画・アニメなど)のジャンルを聴取しました。
男性は第1位が「アクション」で48.5%、第2位が「ファンタジー」で32.2%、第3位が「青春・友情」で28.2%となりました。
女性は第1位が「青春・友情」で47.7%、第2位が「ファンタジー」で34.2%、第3位が「ドラマ」で32.5%となりました。
「青春・友情」は男女ともに人気なものの、ポイント差を見ると19.5ptの開きがあり、女性からの人気が圧倒的でした。
最もポイント差が大きかったジャンルは「アクション」で23.8pt差となり、男性からの強い支持が見受けられました。
「ファンタジー」は男女ともに第2位となり、ポイント差も2ptと性別問わず人気であるジャンルと言えそうです。
また、現在ハマっている「漫画・アニメ・ドラマ」を自由回答で聴取したところ、男女ともに第一位が『名探偵コナン』となりました。
『名探偵コナン』は4月公開の劇場版『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』が映画館で公開中であったり、前回の結果からも人気・期待度の高さが伺えることから、男女ともに人気が高いことにも納得がいきます。
『名探偵コナン』意外にTOP5に男女ともにランクインしたのが『呪術廻戦』『鬼滅の刃』『僕のヒーローアカデミア』で、アニメ化、映画化したアニメ作品の人気の高さが伺えました。
また、TOP10に入ったのは全て漫画・アニメ作品となり、Z世代の漫画・アニメ作品の人気の高さが見受けられます。
学生区分×男女別のハマっているコンテンツ自由回答リストを無料でダウンロード
Z世代の映画鑑賞について
次に、Z世代の映画鑑賞について調査しました。

※鑑賞意向PTは鑑賞意向ありの人数と作品を認知している人数で算出している数値となります。
2026年初夏〜夏休みシーズン公開映画作品の認知度
2026年初夏〜夏休みシーズン公開映画作品で知っている映画を聴取したところ、男性は第1位が「トイ・ストーリー5」で53.3%、女性は第1位が「モアナと伝説の海」で65.5%でした。
「トイ・ストーリー5」は女性の第2位、「モアナと伝説の海」は男性の第2位となり、ディズニー作品の認知度の高さが伺えました。
また、認知している作品の中で映画館で観たいと思う映画を聴取し鑑賞意向度をスコアリングしたところ、男性第1位は『劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室』で第2位との差は8.3pt差で、女性第1位は『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』で第2位との差は12.3pt差となりました。
その他で鑑賞意向度に男女差が大きく出た作品は「キングダム 魂の決戦」(男性33.0pt、女性18.2pt)が挙げられます。
前談で触れた “よく観るコンテンツジャンル” で「アクション」や「SF」は女性に比べ男性の人気が高い結果、「青春・友情」は男性に比べ女性人気が高い結果となりましたが、その傾向が映画の認知や鑑賞意向にも影響している様子が伺えました。
また、『死亡遊戯で飯を食う。 44:CLOUDY BEACH』は男女ともに鑑賞意向PTが5位以内に入る作品となりました。
『死亡遊戯で飯を食う。 44:CLOUDY BEACH』は「認知数はあまり高くはないものの、知っている人の心には深く刺さっている(ターゲットが明確)」という状態で、認知を広げればさらに化ける可能性があるという興味深い結果となりました。
映画館で観たい映画で重視する要素
次に、映画館で観たい映画で重視する要素を聴取したところ、男女ともに第1位は「好きな原作・シリーズ」で男性で59.3%、女性で63.7%と約6割が重視している結果となりました。
『あの花が咲く丘で、君と出会えたら。』の続編である『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』や『キングダム 魂の決戦』などの前作のヒットを受けての「原作ファン・シリーズファン」が最初から期待値として積み上がっている作品、『劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室』のように「ドラマ版のファン」を映画館へ誘導する作品に分かれています。
鑑賞意向PTの高さも、これら「元々のファンベース」の強さが影響していると考えられます。
また、鑑賞意向PTが男女ともにTOP5内に入った『死亡遊戯で飯を食う。 44:CLOUDY BEACH』も人気ライトノベルを原作とした作品のため、「好きな原作・シリーズ」が映画化することで観に行きたいという気持ちに繋がるのかもしれません。
男女差が1番大きく出たのは「キャスト・声優」で、男性は18.3%に対し女性は36.3%という結果となりました。
趣味のジャンルとして「推し活・オタ活」と回答した人は男性で18.0%、女性で51.8%だったため、女性は映画鑑賞においても「推しを観に行く」という行動に繋がっている可能性が高いのかもしれません。
公開予定・公開中の映画で気になっている作品
さらに、公開予定・公開中の映画で気になっている作品を自由回答で聴取しました。
<直近公開作品>
・名探偵コナン ハイウェイの堕天使
・ザ・スーパーマリオ ギャラクシー・ムービー
・SAKAMOTO DAYS
・プラダを着た悪魔2
『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』や『ザ・スーパーマリオ ギャラクシー・ムービー』『SAKAMOTO DAYS』など、前回の結果でも「知っている&映画館で観たい作品」の上位に挙がった作品が多く上がる結果となりました。
<長期公開中作品>
・『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』第一章 猗窩座再来
また、男性の長期公開中の映画で気になっている作品第1位となったのが『鬼滅の刃』で、根強い人気を誇っていることが伺えます。
<秋以降公開予定作品>
・白鳥とコウモリ
・踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!
・汝、星のごとく
・うるわしの宵の月
・時給三〇〇円の死神
『白鳥とコウモリ』『踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!』『汝、星のごとく』『うるわしの宵の月』『時給三〇〇円の死神』など、2026年秋以降に公開が予定されている作品も多く上がりました。
【2026年夏】Z世代のトレンド&映画鑑賞に関する調査 あとがき
以上、Z世代のトレンド&映画鑑賞に関する調査の結果をお送りしました。
今回の調査結果を利用しシネブリッジ様が作成した調査リリースもぜひご覧ください!
株式会社シネブリッジ
映画業界専門の広告会社。映画館でのシネアドやロビーイベントなどインシアターソリューションをメイン業務とし、プロジェクションマッピング・シネアドやMX4Dシネアド、シアターネーミングライツなど日本初を含む数多くの実績を誇る。その他、映画館の宣伝や販促キャンペーン、配給宣伝、映画タイアップ等を手掛けている。
下部の集計データダウンロードより、
・学生区分×男女別のハマっているコンテンツ自由回答リスト
をご覧いただけます。
*調査結果から、本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、弊社サービスのクレジット
「㈱テスティー、㈱シネブリッジ調べ」の表記をお願いします。
■調査期間:2026年5月1日(金)〜 2026年5月25日(月)
■調査項目
<基本情報> ステータス
<トレンド> 趣味 / 趣味にかける金額 / よく観るコンテンツジャンル / 流行りそう・流行ってほしい【YouTuber・VTuber・配信者】/ 現在ハマっている【アーティスト】、現在ハマっている【俳優/芸能人】、「映画化してほしい」と思う作品
<映画鑑賞> 直近1年の映画鑑賞本数/ 映画館でお金を払って利用するコンテンツ・サービス / 鑑賞する映画作品の傾向・スタイル / 映画館で鑑賞する作品で重視する要素 / 2026年夏公開作品の認知度 / 認知経路 / 鑑賞意向 / 鑑賞意向の理由 / 誰と観に行きたいか / 事前情報での印象
調査データ ダウンロード
※シネブリッジ、テスティーの担当者からデータダウンロードのお礼メールをお送りさせていただく可能性がございます

