みなさんは「フォトジェニック」という言葉を耳にしたことがありますか?
「写真うつりがよい」とされるものや、場所を指す言葉だそうです。
最近は美味しそうな食べ物や、きれいな風景、可愛い写真の撮れる場所が一躍人気スポットとなる時代です!
「写真映え」が流行りをつくるということで、10代、20代の若年層女性を対象にスマホでの写真撮影に関する調査を実施しました!
「実際に使われているカメラアプリ」「カメラマナー」にも焦点を当ててアンケートをとっていますのでご覧ください!
目次
撮った写真の加工は当たり前!?スマホで写真撮影する10代女性の75.4%が写真加工をすると回答!
はじめに、10代、20代の女性に「スマホで写真を撮りますか?」と聞きました。
10代女性の79.4%、20代女性の84.0%と、ともに約8割の女性が「撮る」と回答。
若年層女性の間で「スマホで写真撮影」は、当たり前となっていることがわかります。
続いて、「撮る」と回答した人に「撮った写真をアプリで加工しますか?」と尋ねると、10代女性の75.4%、20代女性の58.6%がスマホで撮った写真を加工すると回答。10代女性の4人に3人が写真を加工しているということが判明しました。
「使っているカメラアプリ」を徹底調査!10代女性は「snow」、20代女性は「Instagram」を利用
スマホユーザーのカメラアプリ保有率は、10代女性の方が20代女性に比べて2割ほど多いということがわかったところで、続いて「写真を加工・撮影するアプリの保有数」について尋ねました。
10代女性は、 1〜2個と回答した人が37.3%、3〜4個と回答した人が26.9%となり、約6割の10代女性が「1~4個のカメラアプリ」を保有しているということがわかります。
それに対して20代女性は、1〜2個と回答した人が34.3%、 最初から入っていたカメラを利用している人が29.4%という結果となりました。この調査でもやはり10代女性の方がより20代女性に比べて「スマホのカメラアプリ」に関して敏感ということがわかりました。
さらに、持っているカメラアプリ名を尋ねたところ、
10代女性は、1位 57.9% 〈 snow 〉、2位 44.8% 〈B612〉、3位 41.6% 〈camera360〉となり
20代女性は、1位 41.8% 〈 Instagram 〉、2位 34.1% 〈 snow 〉、3位 23.3% 〈 LINE camera 〉となりました。
10代の31.2%、20代の33.4%が選択した「その他」には〈Foodie〉や〈Pics art〉などのアプリ名が挙がり、その中で特に多く名前が挙がったアプリが〈微音・無音カメラ〉でした。
〈微音・無音カメラ〉の保有率が高いことが判明したので、さらに掘り下げて調査をしました。
カメラマナーに敏感?10代20代女性の2人に1人以上が入れているカメラアプリが発覚。
加工や撮影のアプリとともに、10代女性の61.7%、20代女性の48.0%が使っていると答えたのが〈微音・無音カメラ〉です。
なぜ、若年層女性の2人に1人以上がシャッター音の出ないアプリを使用しているのか、その理由を聞きました。
飲食店や電車内、公共の場で音を出したくないとき(16歳女性)
飼っているペットや動物を撮るとき(23歳女性)
静かな場所で使うとき(19歳女性)
友達の気取ってない姿を撮るとき(25歳女性)
など、特に公共の場や、周囲が静かな時に利用しているという意見がほとんどでした。
若年層女性は周囲への配慮や公共マナーを守るために〈微音・無音カメラ〉を使っていることが判明しました。
撮った写真はどうしている?「アウトプットする写真は1割未満」が半分以上という結果に。
約8割の若年層女性が写真をスマホで撮っている中で、撮った写真をどうしているのでしょうか。「撮った写真のアウトプット」について尋ねました。
10代女性の51.5%、20代女性の42.1%が「SNSに投稿する」と回答。
「写真を現像する」と答えたのは10代女性が17.4%、20代女性が26.8%となりました。
「その他」を選んだ人の多くは、「データは何もせずスマホにそのまま保管している」という回答だったので、実際にアウトプットしている写真はどのくらいあるかを尋ねたところ
「撮った写真の内アウトプットするのは1割未満」と回答した人が最も多く、10代女性で54.0%、20代女性で60.9%という結果となり、現像して形に残す写真やSNSにアップする写真は、ほんの一部のようです。
いまやスマホで写真を撮ることが習慣化していること、撮った写真はいつでもスマホでみられることなどの理由から、いまどきの若者の間ではあえて形にして残すということはほとんどないことがわかりました。
後記
以上、若年層のスマホカメラに関するアンケート調査についてご紹介しました。
今回の調査を通して、若年層の女性は思い出の写真を各々の感性でより良く見えるように加工したり、気になったものを写真として記録したりすることがわかりました。
音の小さいカメラを使っている人からは「恋人や友人の寝顔や気取ってない姿を撮っている」「野生の動物を驚かせないようにしている」という意見があり、なんだか心が温まりました。
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