若年層リサーチ結果を発信する「
韓国コスメの使用率や使用アイテム、購入場所や重視するポイントなどに関する調査の結果をご覧ください!
最新版が公開されています。「韓国コスメに関する調査【2020年版】」
目次
半数以上の女性が韓国コスメ使用経験有り!
まず、「日常的にメイクをする」と回答した(以下「コスメ全般使用者」)10〜30代女性2,055名を対象に、韓国コスメの使用経験率を調査しました。
その結果、「現在も使用している」と回答した人は10代で43.1%、20代で26.9%、30代で23.6%、「以前使用した」と回答した人は10代で14.8%、20代で24.8%、30代で30.5%となりました。
全年代において使用経験率は半数以上となったものの、「現在も使用している」と回答した割合は10代が最も高く、20代、30代と比べると約20%の差が開きました。
また、「知っているけど使用したことはない」と回答した人を対象に、今後韓国コスメを使用してみたいかどうか聞いたところ、「使用してみたい」「少し使用してみたい」と回答した人は10代で58.6%、20代で44.1%、30代で22.0%となり、若年層は韓国コスメへの関心が高いことが伺えます。
年代で異なる使用アイテム!10代は「リップ」、20〜30代は「ベースメイク」
続いて、「韓国コスメを現在も使用している」と回答した人とコスメ全般利用者を対象に、使用しているアイテムの種類を聞きました。
その結果、コスメ全般使用者では年代を問わず「スキンケア」「ベースメイク」の使用率が高いのに対し、韓国コスメでは「リップ」と「ベースメイク」の使用率が高いことがわかりました。
また、その韓国コスメを購入した決め手について尋ねると
話題になっていてパッケージが可愛かったから 19歳女性
パッケージも可愛くて安くて、高発色で気に入ったから 24歳女性
口コミも良かったし、一度クッションファンデを使ってみたかったから 37歳女性
「パッケージやデザインの可愛さ」や「発色の良さ」を挙げる声が多く、韓国リップ独自の特徴が高く評価されている様子が見受けられました。
また、BBクリームやクッションファンデーションといった「ベースメイク」についての「口コミの良さ」や「話題性」から、使用を始めたという意見も多く挙がりました。
韓国コスメ全てに焦点が当てられているというよりは、パッケージの可愛さやデザイン性が高いという特徴を持ったアイテムが頻繁に使用されているようです。
韓国コスメに求めるものは「安さ」と「デザイン」
次に、韓国コスメ使用者とコスメ全般使用者にコスメを購入する理由を調査しました。
その結果、韓国コスメでは61.2%が「価格の安さ」、コスメ全般では74.0%が「品質の高さ」を理由に購入していることがわかりました。
また、先述した韓国コスメを購入した決め手として「パッケージの可愛さ」を挙げる意見が多かったように、「デザイン性の良さ」を重視する人は39.5%で第3位となりました。
さらに、コスメの写真をSNSに投稿した経験があるかを尋ねたところ、韓国コスメ使用者では51.3%、韓国コスメ未使用者では21.2%と30%以上の差が見られました。
韓国コスメの使用者は、デザイン性の良さがランクインしていることからもその可愛さをSNSで発信する傾向にあることが判明しました。
「デザイン性」はコスメの写真をSNSで発信する層の購入のきっかけとなっているようです。
使用継続しない理由は「購入場所の少なさ」!?
次に、「韓国コスメを以前使用していた」と回答した人を対象に、韓国コスメの使用をやめた理由を尋ねました。
【韓国コスメの使用をやめた理由】
1位「購入場所が少ない」35.9%
2位「韓国コスメである必要がない」32.2%
3位「安全性・成分の問題」23.9%
その結果、最も多かったのは「購入場所が少ない」で35.9%となりました。
そこで、韓国コスメ使用者とコスメ全般使用者を対象に、コスメ全般と韓国コスメの購入場所を聞いたところ、
韓国コスメでは年代を問わず、「コリアンタウン」と回答した人が多く、20代、30代では実際に「韓国」まで赴いて購入するという回答も挙がりました。
コスメ全般では第1位が「ドラッグストア」で87.6%、第2位は「デパート・百貨店」で49.6%という結果になりました。
コスメ全般では多くの人が身近な場所でコスメを購入している様子が伺えた一方、韓国コスメは購入場所に限りがあるため、使用の継続につながらない様子が伺えました。
まとめ
以上、10〜30代女性2,055名を対象にした、韓国コスメに関する調査結果をご紹介しました。
韓国コスメの使用率の高さや使用してみたいと感じている人の多さから、10代女性の韓国コスメへの関心の高さが伺えました。
また、韓国コスメを使用している人は「価格の安さ」や「デザイン性」に魅力を感じていることも明らかになりました。
「デザイン性」を重視する人はSNSなどを使用した情報発信源となる可能性が高く、さらにコスメに関する情報入手源としてSNSがよく使用されるという現状を踏まえると、コスメのデザイン性を高めることは販売促進に効果的と言えそうです。
*本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、弊社サービスのクレジット
「TesTee(テスティー)調べ:https://testee.co」の表記をお願いします。
————
調査期間:2018年12月12日(水)〜2018年12月18日(火)
調査対象:10〜30代 / 女性 / 自社モニター会員
割付方法:2,055サンプル(10代女性465サンプル、20代女性744サンプル、30代女性846サンプル)
————
このように、弊社のプラットフォームでは、豊富な若年層モニターに対してリサーチやPRを行うことが可能です。
10代20代に対するアンケート調査やこんな調査をしてみて欲しい!という方はこちらへお問い合わせ下さい。