Fate/Grand Orderに関する調査

若年層リサーチ結果を発信する「TesTee Lab」にて、20〜30代男女1,001名(20代男性300名、20代女性301名、30代男性163名、30代女性237名)を対象に「Fate/Grand Order(以下、FGO)」に関する調査を実施しました。

前回の荒野行動に関する調査に引き続き、今回はFGOについて深掘り調査を行いました!

プレイ頻度や課金状況、NPS®などFGOに関する調査の結果をご覧ください!

FGOプレイヤーの属性

まず、FGOプレイヤー1,001名と、FGOプレイヤーを含むゲームアプリ全体の利用者(以下、ゲームアプリ利用者全般)2,970名を対象にゲームアプリの利用に関して比較しました。

FGOプレイヤーとゲームアプリ利用者全般の比較

FGOプレイヤーでは、ゲームアプリ利用者全般と比べて、プレイ頻度、課金率、プレイ時間のいずれの項目も、ゲームアプリ利用者全般と比べて高い数値となりました。

特に、課金経験率はゲームアプリ利用者全般と比べて30%以上高く、FGOプレイヤーの課金経験者の半数以上が課金総額10,000円以上という結果となりました。

今回は20代、30代のプレイヤーが多かったため、20代、30代のFGOプレイヤーを対象に深掘り調査をしていきます。

FGOプレイヤー1,001名(20代男性300名、20代女性301名、30代男性163名、30代女性237名)を対象にFGOのプレイ頻度、FGOへの課金経験を尋ねました。

FGOプレイヤーのプレイ頻度・時間・課金経験

その結果、FGOプレイヤーの52.3%が「毎日プレイする」と回答しました。

また、FGO内で課金している人は57.1%と、FGOプレイヤーの2人に1人以上が課金していることがわかりました。

NPS調査から判明した好評価の鍵は「ストーリー」と「キャラクター」?

FGOプレイヤーを対象にNPS調査を実施しました。

※NPSとは(参照【アプリリサーチ第一弾】レシピアプリに関する調査)

まず、FGOへのNPS調査結果を推奨者(9~10点)、中立者(7~8点)、批判者(0~6点)に分けてスコアとして算出しました。

全体:+3.8

20代:+10.0

男性:+11.8 女性:+7.5)

30代:-5.5

男性:-6.7 女性:-4.5)

全体で見るとNPSは+3.8とFGOプレイヤーの評価は高い結果となりました。

30代は-5.5とマイナスに触れているものの20代は+10.0と非常に高く、FGOは20代からの支持が厚いことが伺えました。

さらに、【推奨者・中立者・批判者】を対象に、FGOに対する具体的な意見を尋ねました。

<推奨者>

ストーリーが面白い。歴史に関連するキャラクターが多く、誰でもすぐに馴染める。(10点 25歳女性)

キャラデザが可愛い。課金して好きなキャラクターを集めて、育成するとスチルが変化するのが楽しみ。(10点 31歳女性)

キャラクターの多さと関連ストーリーの多さ、ガチャのバリエーションが良い (9点 38歳男性)

※スチル=イベントのシーンなどで表示される一枚絵

推奨者からは、「ストーリーが深く、面白い」「魅力的なキャラクターが豊富」「歴史に関連するキャラクターが多く、誰でも馴染みやすい」という意見が多く挙がりました。

原作を知らなくても、誰もが楽しめるストーリーである点や、キャラクターのビジュアルはもちろん、関連ストーリーによってキャラクターを掘り下げられる点なども評価されていました。

<中立者>

歴史と接点がありストーリーも面白い。イベントも豊富で良い。やりこもうとするとガチャの課金要素が絡んでくる事は難点と言える。(8点 22歳女性)

ストーリーはとても良いが、レアリティ4、5のキャラクターの排出率が低すぎる。(8点 20歳男性)

ストーリーとキャラの多さは魅力だが、キャラ一体を育て上げるのに相当な時間と根気が必要なため、好みが分かれそうだから (7点 23歳男性)

中立者の意見では、推奨者と同じくストーリー性やキャラクターについての評価の高さが伺える意見が多く見られました。

一方で、ガチャにおけるレアキャラクターの排出率の低さや、そのために課金が必要になることなど、ガチャについての要望が多く見られました。

また、キャラクターを育成するために膨大な時間と手間がかかることを懸念する声も見受けられました。

<批判者>

キャラクター、ストーリー、ゲームシステムは面白いが、ガチャの天井が無いことと、アプリ自体が重いところが不満なため。(6点 26歳女性)

ストーリーの充実度や、キャラクターの評価は高いが、かなりの額の課金をしないとまともにプレイできない為、気軽に勧める事は出来ない。(5点 30歳男性)

ストーリーは面白いが、ガチャの排出率が悪いこと、戦闘がスキップ・オート不能でめんどくさいから。(6点 21歳女性)

批判者からは、ガチャに天井(上限)がないことや、課金が必要になる可能性が高いこと、何度もステージを周回する必要があるにもかかわらず、戦闘をスキップやオートで進行できないことなどがとして不満要素挙がりました。

しかし、ネガティブな意見を挙げる人でも、ストーリーやキャラクターに対しては高く評価している様子が伺えました。

FGOプレイヤーの半数以上が課金経験者!課金する理由とは…?

次に、FGOプレイヤーの課金状況について調査しました。

FGOプレイヤーの課金経験率と月の平均課額

課金経験率は、「課金したことがある」と回答した人が男性で59.6%、女性で55.0%と男女ともに約6割が課金経験者であることがわかりました。

また、月の平均課金額は男性で6,091円、女性で4,333円となりました。

前回の「荒野行動に関する調査」で明らかになった荒野行動プレイヤーの課金率26.7%と比べると、FGOプレイヤーの課金率は約2倍と非常に高い結果となったことから、FGOはプレイヤーの課金に対するモチベーションを高めることに長けたゲームアプリであることが伺えます。

また、FGOに対する1回の課金で使った最高金額を聞いたところ、

12万円 (36歳女性)

が最高額となりました。

FGOの課金率の高さについて探るため、FGOに対する課金経験者(以下、FGO課金者)とFGO以外のアプリゲームに対する課金経験者(以下、その他ゲームアプリ課金者)を対象に、課金する理由を尋ねました。

FGOプレイヤーの課金理由

その結果、両者ともに第1位は「欲しいキャラクターのため」となりましたが、その他ゲームアプリ課金者は44.7%だったのに対し、FGO課金者は74.7%とその他ゲームアプリ課金者よりも30%も高くなりました。

FGO課金者の課金理由第2位は40.0%で「有償のみのガチャのため」となりました。

有償ガチャは、通常排出率の低いレアキャラクターが確定で排出されることもあるため、レア土の高いキャラクターを手に入れたい場合に有償ガチャへ課金する人が多いことがわかりました。

続いて、「欲しいキャラクターのため」と回答した人を対象に、欲しいキャラクターに求めているものを聞いたところ、最も多かった回答はFGO課金者では「キャラクター自体(デザインや推しキャラであること)」で79.9%、その他ゲームアプリ課金者では「ステータス(能力やスキルなど)」で57.6%となりました。

また、FGO課金者においては、「ステータス」で60.2%で第2位、「希少性(レア度や限定キャラなど)」が45.3%で第3位となりました。

一方、その他ゲームアプリ課金者においては「希少性」が44.0%、で第2位、「キャラクター自体」が43.0%で第3位となりました。

先述したNPS調査でも意見が寄せられましたが、キャラクターが豊富で、かつ魅力的であることにより、プレイヤーが推しキャラクターを作りやすいという点が課金率の高さに結びついているようです。

「毎日プレイする」推奨者は6割以上!NPSから見る行動の変化

【推奨者・中立者・批判者】それぞれのプレイ頻度、プレイ時間、課金経験はどのように変化するのでしょうか。

 

NPS結果別 プレイ時間・頻度・課金経験NPS調査の結果を分析すると、プレイ時間、プレイ頻度、課金経験の全てにおいて、推奨者>中立者>批判者という結果になりました。

「プレイ時間」においては、1回あたりの平均プレイ時間が批判者では56.2分であるのに対し、推奨者は80.3分20分以上の差が現れました。

「プレイ頻度」においてはは、推奨者は「週5〜6日以上」と回答した人が約8割以上、「毎日」と回答した人は63.4%となりました。

「課金経験」において、全体的に課金経験率が高く、推奨者では65.9%、批判者でも49.2%となりました。

 

NPSを改善すると、プレイヤー1人の生み出す価値が上がると言われていますが、実際の行動データを見ても、推奨者と批判者とではその結果に大きな開きが生じています。

NPSは顧客の満足度を示す汎用的な数値であることから、目標数値としての設定が容易であり達成への施策が打ちやすい点がメリットです。

もちろん、NPSはサービスの傾向や種類によって高低が変わるので、定点で相対的に確認することも重要と言えます。

まとめ

以上、FGOに関する調査結果をご紹介しました。

今後も特定のゲームアプリに焦点を当てたアプリリサーチを定期的に実施してまいります。

注:NPS®は、ベイン・アンド・カンパニー、フレッド・ライクヘルド、サトメトリックス・システムズの登録商標です。

*調査結果から、本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、弊社サービスのクレジット
「TesTee(テスティー)調べ:https://www.testee.co」の表記をお願いします。

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調査期間 :2018年11月28日(水)〜12月4日(火)
調査対象 :20代、30代 / 男女 / 自社モニター会員 
割付方法 :1,001サンプル(20代男性300サンプル、20代女性301サンプル、20代男性163サンプル、30代女性237サンプル)

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このように、弊社のプラットフォームでは、豊富な若年層モニターに対してリサーチやPRを行うことが可能です。

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綿貫 葵
株式会社テスティーで働いています。
三度の飯より飯が好きです。