大学生・大学院生のスタートアップ&ベンチャーへの就職活動に関する調査【株式会社BOX×TesTee Lab共同調査】

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若年層リサーチ結果を発信する「TesTee Lab」と「初めてのスタートアップ転職」を中心に人材紹介事業を行う「株式会社BOX」が共同で、大学生・大学院生(大学1年生〜大学院博士課程3年/18歳〜27歳)の男女1,897名を対象に「スタートアップ&ベンチャーへの就職活動」に関する調査を実施しました。

大学生・大学院生のスタートアップ&ベンチャーへの就職検討率や興味度、就職に関する悩みなどに関する調査結果をご覧ください!

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大学生・大学院生のスタートアップ&ベンチャーへの就職活動に関する基本調査

まずは、大学1年生〜大学院博士課程3年(18歳〜27歳)のスタートアップ(以下、画像内SU)&ベンチャーへの就職活動に関する基本調査を行いました。

スタートアップ&ベンチャーへの就職検討率

現在大学1年生〜大学院博士課程3年(18歳〜27歳)の1,897名を対象にスタートアップ&ベンチャー企業への就職検討率を調査したところ、「検討している・やや検討している」と回答した人は男性が43.3%、女性が32.1%という結果となり、男女でのスコア差は11.2ptでした。女性よりも男性の方がスタートアップやベンチャー企業への就職を検討している人が多いことがわかります。

スタートアップ&ベンチャーへの就職のために行ったこと

続けて、「スタートアップ&ベンチャーへの就職を検討している」と回答した人を対象にスタートアップ&ベンチャーへの就職のために行ったことを聞いたところ、男性の第1位は36.0%で「SNSなどを利用して情報収集をしている」、第2位は27.4%で「選考フローを確認している」となり、女性の第1位は33.5%で「インターンシップへ参加している/参加しようと思っている」、第2位は30.8%で「SNSなどを利用して情報収集をしている」となりました。

スタートアップ&ベンチャーへの興味

次に、スタートアップ&ベンチャーへの就職を「検討していない・やや検討していない」と回答した人を対象に興味度を調査してみました。

【スタートアップ&ベンチャーへの興味の有無】

<男性>

興味がある 16.9%

<女性>

興味がある 16.1%

「興味がある」と回答した人は男性で16.9%、女性で16.1%となり、男女で興味度に大きな差はないことが分かりました。続けて、スタートアップ&ベンチャーに興味がありつつも就職先として検討しない理由を自由回答にて尋ねてみました。

・これからどんどん増えていく企業形態であり、企業によって差が生まれていくと考えるから。(18歳 男性)

・安定して働けるか不安だから。希望する業界にそのような企業が少ないから。(21歳 男性)

・事業内容やスピード感には興味があるが、自分がそこで働くイメージがつかめなかったため(24歳 男性)

・まずは一般企業などで経験を積みたい(19歳 女性)

・労働者が柔軟な働き方ができそうというイメージがありつつ、体育会系の雰囲気のイメージがあるため自分には合わなさそうだなと思ったから。(22歳 女性)

・スタートアップ企業が何か知らない(24歳 女性)

一番多かった理由としては「安定性への不安」でしたが、他にも「自分に合うかがわからない」や「そもそもスタートアップやベンチャーがどんなものなのかが分からない」といった声も挙がりました。たとえ興味があってもそこへ踏み出すために必要な情報の少なさがスタートアップやベンチャーへの不安を助長しているのかもしれません。

「第3位以下の詳しいランキング」や「SU&ベンチャーへの就職を検討しない人の意見」などより詳細な調査データを無料でダウンロードすることができるので、こちらも併せてご覧ください。

スタートアップ&ベンチャーへの就職活動に関する深掘り調査

次に、就職活動に関する深掘り調査を行いました。

スタートアップ&ベンチャー企業に期待していること

まず、スタートアップ&ベンチャーに就職を検討していると回答した人を対象に、企業に期待することを聞いたところ、男女共に第1位は「自由な働き方が出来る」でした。男性の第2位は「専門的な仕事をしている」と続き、女性の第2位は「早期のキャリア形成」と続きました。順位は多少異なるものの男女でスタートアップやベンチャーに期待していることに大きな違いはないことが分かります。

スタートアップ&ベンチャー企業の情報収集について

【スタートアップ&ベンチャー企業の情報収集方法】

<男性>

第1位 就活サイト      34.4%
第2位 X(旧Twitter)     32.3%
第3位 企業のホームページ  30.1%

<女性>

第1位 就活サイト      36.3%
第2位 企業のホームページ  30.4%
第3位 Instagram        27.8%

次に、対象者にスタートアップ&ベンチャー企業の情報収集方法について調査したところ、男女共に「就活サイト」「企業のホームページ」「SNS」を主に利用しており、男女での違いは情報収集に利用するSNSが男性は「X(旧Twitter)」女性は「Instagram」というところでした。

スタートアップ&ベンチャーへの就職についての悩み

最後に、自由回答にて「スタートアップ&ベンチャーへの就職についての悩み」を聞いてみました。

・大手に比べると不安(20歳 男性)

・田舎過ぎて付近にそもそも就職先が無い(22歳 男性)

・本当に安定しているか(24歳 男性)

・今後の動きが読めない、安定性に不安がある(20歳 女性)

・情報が少ない。実態が分からない。(21歳 女性)

・急速に成長する可能性のある代わりに ある程度のリスクが伴うのではないかという懸念点(24歳 女性)

・教育制度が整っていないところが多く、実力の向上が望めるかが不安。(24歳 女性)

やはり一番の悩みは「安定性について」でした。スタートアップやベンチャーに就職を検討している人でも「実績が少ないこと」や「情報が少ない」といったことが不安に繋がっているようです。スタートアップやベンチャー企業の仕事内容、実績などの情報や実態などに触れられる機会などがあればもう少し就職先として検討する人も増えるのかもしれません。

大学生・大学院生のスタートアップ&ベンチャーへの就職活動に関する調査【株式会社BOX×TesTee Lab共同調査版】 あとがき

以上「就職活動」に関する調査結果をご紹介しました。

下部の集計データダウンロードより、
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詳しい希望業種
など記事中データ以外の調査結果もご覧いただけます。
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調査データ 詳細

■調査期間:2024年10月7日(月)〜 2024年10月15日(火)

■調査項目
<全体情報>就職先としての検討率/SU&ベンチャーへの就職活動で行ったこと/「就職先として検討しない人」の興味度/「興味がありながらも就職先として検討しない人」の理由/周りの人のSU&ベンチャーへの就職活動率/SU&ベンチャーへの就職を検討し始めた時期/SU&ベンチャーに期待すること/SU&ベンチャー就職の情報収集方法/SU&ベンチャー就職の悩み自由回答

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「TesTee(テスティー)調べ:https://www.testee.co」の表記をお願いします。