ニュースアプリに関する調査【高校生・大学生対象】

若年層リサーチ結果を発信する「TesTee Lab」にて、高校生・大学生の男女2,320名(高校生男性447名、高校生女性746名、大学生男性466名、大学生女性661名)を対象に「ニュースアプリ」に関する調査を実施しました。

ニュースを見る理由やニュースアプリの利用率ランキング、ニュースアプリの満足度などに関する調査結果をご覧ください!
最新の調査記事を公開しています。「ニュースアプリに関する調査【2020年版】

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ニュースに関する基本調査【高校生・大学生対象】

まずは、ニュース全般に関する基本調査を行いました。

ニュース閲覧率と閲覧理由

【ニュース閲覧率】

<高校生>

 全体 83.9%男性 74.6% 女性 93.2%)

<大学生>

 全体 91.1%男性 91.0% 女性 91.1%)

高校生・大学生の男女2,320名を対象に「ニュースを見るか」尋ねたところ、高校生男性の74.6%が「ニュースを見る」と回答し、それ以外は9割以上がニュースを見ていることがわかりました。

【ニュースの閲覧理由】

<高校生>

 1位 興味があるから         61.7%
 2位 教養を身に付けるため      38.2%
 3位 話題についていけなくなるから  32.2%
 4位 暇だから            31.9%
 5位 授業で使うから         12.5%

<大学生>

 1位 興味があるから         60.9%
 2位 教養を身に付けるため      45.1%
 3位 話題についていけなくなるから  34.6%
 4位 暇だから            29.7%
 5位 授業で使うから           5.6%

さらに「ニュースを見る」と回答をした方を対象に、「ニュースを見る理由」を尋ねたところ、高校生・大学生のどちらも順位に違いはありませんでした。しかし「授業で使うから」は大学生に比べて高校生の方が高く、「教養を身に付けるため」は高校生に比べて大学生の方が高いことから、ニュースに対する能動性は大学生の方が高いことが伺えました。

閲覧するニュースジャンル

【閲覧するニュースジャンル】

男性

 1位 政治・経済    56.8%
 2位 社会       49.3%
 3位 スポーツ     46.8%

女性

 1位 エンタメ     65.8%
 2位 生活・健康    41.2%
 3位 社会       41.1%

次に「閲覧するニュースジャンル」を尋ねたところ、男性は第1位が56.8%で「政治・経済」、女性は第1位が65.8%で「エンタメ」と、閲覧するニュースジャンルには男女差があることが判明しました。

ニュースを見る媒体

続いて「ニュースを見る媒体」について調査したところ、どの性年代もテレビが一番多いことがわかりました。スマホの普及に伴って、情報収集がスマホ上でできるようになっていく中で、ニュースに関してはいまだにテレビが主な媒体であるようです。

ただし、男女別に見ると男性よりも女性の方がSNS」をニュースの媒体として活用している割合が高いことがわかりました。

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ニュースアプリに関する調査【高校生・大学生対象】

続いて、ニュースアプリに関する調査を行いました。

ニュースアプリの利用率・利用頻度

【ニュースアプリの利用率】

<高校生>

 全体 44.3%男性 49.5% 女性 41.3%)

<大学生>

 全体 54.6%男性 61.5% 女性 49.8%)

まず「ニュースアプリの利用率」を集計したところ、高校生よりも大学生の方が高く、女性よりも男性の方が高いことがわかりました。

【ニュースアプリの利用頻度】

男性

 毎日      45.2%
 週に5〜6日   22.1%
 週に3〜4日   21.2%
 週に1〜2日     9.7%
 数日以下      1.8%

女性

 毎日      39.8%
 週に5〜6日   24.2%
 週に3〜4日   20.3%
 週に1〜2日   11.8%
 数日以下      3.9%

次に「ニュースアプリの利用頻度」を調査したところ、女性よりも男性の方が毎日利用している」と回答した方が多いことがわかりました。

ニュースアプリの利用時間・利用タイミング

【ニュースアプリの利用時間】

<高校生>

 30分以上         20.4%
 15分以上〜30分未満   25.8%
 5分以上〜15分未満     32.5%
 1分以上〜5分未満    18.6%
 1分未満         2.7%

<大学生>

 30分以上         25.2%
 15分以上〜30分未満   26.5%
 5分以上〜15分未満     31.1%
 1分以上〜5分未満    15.4%
 1分未満         1.8%

さらに、ニュースアプリの利用時間について尋ねたところ、高校生よりも大学生の方が30分以上」と回答している方が多く、大学生の方がより利用時間の長いユーザーが多いことがわかりました。

【ニュースアプリを利用するタイミング】

男性

 1位 暇なとき   75.5%
 2位 通学中    44.8%
 3位 就寝前    24.7%
 4位 食事中    18.2%
 5位 その他      3.7%

女性

 1位 暇なとき   70.3%
 2位 通学中    56.8%
 3位 就寝前    25.3%
 4位 食事中    15.7%
 5位 その他      4.1%

次に「ニュースアプリを利用するタイミング」について調査したところ、男女ともに「暇なとき」が第1位となりました。また「通学中」と回答した方が、男性よりも女性の方が10%以上も高く、通学中の過ごし方の違いを垣間見ることができます。

現在利用しているニュースアプリ・満足度

続いて「現在利用しているニュースアプリ」について尋ねたところ、大学生男性は52.7%で「SmartNews(スマートニュース)」が第1位、そのほかの性年代では「LINE NEWS」が第1位となりました。ほとんどの年代で、「LINE NEWS」が多く使われていることが分かりました。

【現在利用しているニュースアプリの満足度】

<高校生>

 満足している 男性 86.6% 女性 90.2%

<大学生>

 満足している 男性 79.6% 女性 86.0%

最後に、「現在利用しているニュースアプリの満足度」を調査したところ、男性よりも女性の方が満足度が高いことが判明しました。

また、その理由を尋ねたところ、

<高校生>

 クーポンが付いてくるから(17歳 男性)

 ニュース以外のこともコンテンツが充実している(16歳 女性)

<大学生>

 自分の興味のあるニュースを多く見ることができるため(23歳 男性)

 見やすくわかりやすいレイアウトである点(20歳 女性)

など、興味のあるニュースが多いことはもちろんのこと、クーポンやニュース以外のコンテンツなどがどれだけ充実しているかなども、ユーザーは重視している様子が伺えました。

あとがき

以上「ニュースアプリ」に関する調査結果をご紹介しました。

下部の集計データダウンロードより、記事中データ以外にも「(ニュースアプリを使っていない方を対象に)今後ニュースアプリを使ってみたいか・その理由」や「現在利用しているニュースアプリを選んだ理由」など様々な調査結果がご覧いただけるので、興味がある方は是非ダウンロードしてみてください!

調査データ ダウンロード

 

調査データ 詳細

■調査期間:2019年11月8日(金)〜2019年11月12日(火)

■調査項目
<全体情報>ニュースを見るか/ニュースを見る理由/興味のあるニュースジャンル/ニュースを見る媒体/(ニュースアプリを使っていない人を対象に)今後ニュースアプリを使ってみたいか・その理由/ニュースアプリの利用頻度/ニュースアプリの平均利用時間/ニュースアプリを利用するタイミング/現在利用しているニュースアプリ/現在利用しているニュースアプリの使用理由/現在利用しているニュースアプリの満足度・その理由

*調査結果から、本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、弊社サービスのクレジット
「TesTee(テスティー)調べ:https://www.testee.co」の表記をお願いします。

ネットリサーチについて

本記事のように、弊社テスティーでは「若年層向け」のネットリサーチを強みとしています。一般的に回収が難しいとされる若年層パネルも、テスティーなら業界最大の回収数で調査することができ、具体的には中学生なら1,000件/日、高校生なら4,000件/日の回収が可能です。

また、テスティーでは、アクティブなユーザーが多く存在する自社アプリを用いてネットリサーチを行なっています。そのため、一般的な調査対象であれば「1時間で3,000件以上」の回収が可能です。ローデータ納品までであれば即日、レポーティングまでであれば一週間以内での納品も可能です。

ネットリサーチに少しでも興味がある、またはネットリサーチを検討しているという方は、お気軽にお問い合わせください。弊社の専門家が丁寧にヒアリングし、お客様にとって最適な方法を一緒に模索します。