パソコン・ネットリテラシーに関する調査【学生対象】

パソコン調査 アイキャッチ

若年層リサーチ結果を発信する「TesTee Lab」にて、高校生・大学生の男女1,330名(高校生男性277名、高校生女性408名、大学生男性321名、大学生女性324名)を対象に「パソコン・ネットリテラシー」に関する調査を実施しました。

パソコンの所有率、所持しているパソコンについてやネットリテラシーの認知率に関してなどの調査結果を御覧ください!

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   ご興味のある方は是非ダウンロードしてみてください!

パソコンに関する基本調査

まずは、パソコンに関する基本調査を行いました。

パソコンの所有率

パソコン所有率高校生・大学生の男女1,330名を対象にパソコンを所持しているかどうかを聞いたところ、「パソコンを持っている(自分専用のみ、または自分専用と家族兼用の両方所持)」と回答した人は高校生が3割を超え、大学生が8割を超える結果となり、その中でも「自分用のパソコンを所持している」と回答した人は高校生は28.5%、大学生は74.4%でした。
今回の調査でも高校生よりも大学生の方がパソコンの所有率が高いことが分かりました。

また、パソコンを持っていないと回答した人のうち「パソコンが欲しい」と回答した人は高校生が70.4%、大学生は47.5%という結果になりました。

持っているパソコンの種類(型)

【持っているパソコンの種類(型)】

第1位:ノートパソコン

 <高校生>66.7%
 <大学生>81.2%

第2位:デスクトップパソコン

 <高校生>24.6%
 <大学生>10.7%

第3位:タブレットパソコン

 <高校生>5.0%
 <大学生>5.5%

続いて、自分専用のパソコンを所持していると回答した人を対象に「持っているパソコンの種類(型)」を尋ねたところ、高校生・大学生共に「ノートパソコン」と回答した人が最も多く、次に「デスクトップパソコン」と続きました。

パソコンの使用用途

パソコン使用用途調査画像
次に、パソコンの使用用途について調査したところ、高校生の第1位は「情報収集」、大学生の第1位は「勉強」となり、第1位以下も順位に違いが見られましたが使用用途の内容については差はないようです。

このことから、学業などで利用する学生には持ち運びやすくどこでも作業ができ、そのためのスペックも必須になるためその条件が揃ったノートパソコンの人気が高いのかもしれません。

「高校生・大学生が所持しているパソコンのメーカー」など、より詳細な調査データが無料でダウンロードできるようになっておりますので、是非そちらも併せてご覧になってください!

環境整備とネットリテラシーについて

パソコンの環境整備状況

【パソコン環境を整えるために契約・購入したものの有無】

<高校生>

 契約・購入したものがある 34.1%

<大学生>

 契約・購入したものがある 41.3%

次に、パソコンを利用する環境を整えるために契約・購入したものがあるかどうかを聞いたところ、「契約・購入したものがある」と回答した人は高校生で34.1%、大学生で41.3%という結果になりました。
前回の調査と比較すると、高校生は2.8pt、大学生は3.3ptと共に増加傾向にあることが分かりました。コロナ禍でオンライン授業などが行われたためにより快適な作業を求め環境整備を行う人が増えたのかもしれません。

「パソコン環境を整えるために契約・購入したものがある」と回答した人を対象にどんなものを契約・購入したのかを自由回答にて尋ねました。

<高校生>

光回線、延長コード、マウスパッド、ブロワー(15歳 男性)

マウスキーボード、USBハブminiDisplayport用のやつ、HDMIケーブル(17歳 男性)

マウス、パット、デスク、イス(17歳 女性)

マウスの下に敷くシート、パソコンケース(18歳 女性)

<大学生>

Wi-Fiの中継機 (19歳 男性)

ディスプレイ、キーボード、マウス、ヘッドセット(24歳 男性)

長期保証、外付けカメラ、パソコンにテザリングできるだけのスマホのデータ容量 (18歳 女性)

Excel、Word、PowerPoint、保険、PCケース、画面フィルム (19歳 女性)

前回の調査から「Wi-Fi」や「マウス」という回答が多いのは変わらず、今回の調査では「PCの長期保証」や「外付けカメラ」「モニター」など、高校生・大学生共にオンライン授業に備えたものや保証など、長期にわたって利用することを鑑みた環境整備の様子が伺えました。

ネットリテラシーについて

「ネットリテラシー」について調査しました。

ネットリテラシー調査画像
※「ネットリテラシー」は、「インターネット」に「物事を正しく認識できる」という意味の「リテラシー」をくっつけた和製英語で、ネット上の情報の正誤や確からしさの判断能力を指した言葉です。(TesTeeLab「若年層のパソコン事情調査記事」より引用)

「ネットリテラシー」という言葉を知っているかどうかを聞いたところ、「知っている(意味が説明できる)」と回答した人は高校生は54.5%、大学生は60.2%という結果になり、前回の調査から2〜3ptほど数値は下がっているものの、「聞いたことはあるが、意味は説明できない」と回答した人は高校生・大学生共に増加傾向にあり、「ネットリテラシー」という言葉自体は浸透してきているようです。

インターネットを利用する際に気をつけていること

最後に、「インターネットを利用する際に気をつけていること」を自由回答にて聞いてみました。

<高校生>

ウイルス感染や、誤情報に気をつけている (16歳 男性)

サイトを開く前にURLをみて信頼度の低いサイトには入らない (17歳 男性)

飲み物、食べ物を近くに置かない 消しカスが入らないようにする ほこりが被らないようにする 慎重に扱う 長時間使用しすぎない (15歳 女性)

無闇に自分の個人情報をさらさず、 相手を傷つける言葉を使わないこと(17歳 女性)

<大学生>

ネットで安易に個人情報をさらさない (18歳 男性)

インターネットの情報を簡単に信用しない パスワードは複雑に(19歳 男性)

SNSなどでは個人が特定できるような投稿をしない、ウィルス対策ソフトと検索エンジンで信用できるサイトか識別して閲覧する (20歳 女性)

情報収集する際は同じ情報に関して複数のサイトを見る (21歳 女性)

「個人情報の流出」や「正しい情報かどうかを見極める」「誹謗中傷をしない」などの意見が多く、それ以外にはパソコンの扱いに関しても気をつけていると言った様子が伺えました。

「ネットリテラシー」という言葉の意味の浸透率はなかなか上がらないものの、意味を知らない人も無意識にネットリテラシーが向上しているという様子が見られる結果となりました。

あとがき

以上「パソコン」に関する調査結果をご紹介しました。

下部の集計データダウンロードより、
パソコンを所持しない人の理由
パソコンの使用頻度
など記事中データ以外の調査結果もご覧いただけます。

ネットリサーチに興味がある、どんな調査が可能か話を聞いてみたいという方は
テスティーリサーチへお気軽にお問い合わせ下さい!

調査データ ダウンロード

 

調査データ 詳細

■調査期間:2021年6月14日(月)〜 2021年6月23日(水)

■調査項目
<全体情報>パソコンと聞いて思い浮かぶメーカー/持っているスマホの種類/パソコンの所持率/所持していない人のパソコン所望欲/欲しくないと答えた人の理由/パソコン購入者/パソコン購入時期/パソコンを購入したきっかけ/所持しているパソコンの種類/持っているパソコンのメーカー/パソコンの利用頻度/パソコンの使用用途/パソコン環境整備のために契約・購入したもの/ネットリテラシー認知率/インターネット利用時に気をつけていることの有無/インターネット利用時に気をつけていることの自由回答

*調査結果から、本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、弊社サービスのクレジット
「TesTee(テスティー)調べ:https://www.testee.co」の表記をお願いします。