若年層リサーチ結果を発信する「TesTee Lab」にて、首都圏在住の10代、20代の男女2,474名(10代男性741名、10代女性953名、20代男性379名、20代女性401名)を対象に脱毛に関する調査を実施しました。
脱毛の経験率や、脱毛サービスの認知契機など調査結果を御覧ください!
最新の定点調査記事が公開されています。「脱毛に関する調査レポート(2020年版)」
目次
<脱毛基本情報>10代/20代の脱毛経験は?
首都圏在住20代女性では半数以上が脱毛経験者
首都圏在住の10〜20代男女2,474名を対象に「クリニックやサロンでの脱毛経験」について調査すると、上図のような結果になりました。
男性よりも女性の方が脱毛経験者が多く、特に20代女性では50.4%と半数以上が脱毛経験者だということがわかりました。
また、20代男性では26.4%と4人に1人以上が経験していることもわかりました。
未経験者でも10代女性は脱毛に意欲的
10代女性では脱毛経験者は約2割という結果になりましたが、脱毛に意欲的だと回答した人が全体の57.8%(未経験者のうち73.2%)となりました。
男性でも未経験者のうち、およそ3割が意欲的だということからも、若年層における脱毛への関心度の高さが伺えます。
脱毛未経験者の懸念は「金銭」と「時間」
脱毛未経験かつ意欲的だと回答した人を対象に、脱毛を行わない理由を聞くと以下のような回答が得られました。
お金と時間がないから (16歳 男性)
する機会がない、お金がかかりそう (14歳 女性)
お金と時間に余裕を持ってから行いたい (21歳 女性)
金銭面や時間面といった回答が多く挙がりました。
また、10代では「学生だから」「なんとなく怖いから」という漠然とした不安が、男性においては「男性だから行きにくい」という世間的なイメージを懸念する回答も見られました。
<脱毛経験者情報>脱毛認知のきっかけはスマホ
脱毛サロン・クリニックの認知契機
脱毛サロン・クリニックの認知契機では「ネット広告(スマホ)」がどの性年代でも第1位になりました。
男性では「ネット広告」が第2位に、女性では「友人・知人の紹介」が第2位となり、男女間での差異が最も現れました。
男性は顔、女性は脇が脱毛部位のトップに
【脱毛を行った部位】
<10代男性>
1位 : 顔 31.7% 2位(同率) : 脇 30.5% 2位(同率) : 腕・手 30.5%
<10代女性>
1位 : 脇 53.2% 2位(同率) : 腕・手 35.3% 2位(同率) : 脚 35.3%
<20代男性>
1位 : 顔 36.0% 2位 : 脇 21.0% 3位 : 腕・手 19.0%
<20代女性>
1位 : 脇 61.9% 2位 : 全身 36.1% 3位 : 腕・手 29.2%
脱毛経験者に脱毛を行った部位を調査すると男性では「顔」、女性では「脇」が最も多い結果となりました。
また、20代女性では3割以上が「全身脱毛」を行っていることもわかりました。
満足度と不満の理由
脱毛経験者を対象に「通っている、または通っていた脱毛サロン・クリニックの満足度」について尋ねると、以下のような結果となりました。
【クリニックの満足度】
<10代男性> 76.8%
<10代女性> 77.1%
<20代男性> 60.0%
<20代女性> 70.9%
※「満足している」「やや満足している」選択者
さらに「満足していない」「やや満足していない」と回答した人を対象に、その理由について自由回答にて聞くと
効果を感じなかった (18歳 女性)
予約が取りにくいから (20歳 女性)
月に1回なので行くのが面倒になる (21歳 男性)
といった「効果の実感のなさ」「回数の多さ」「予約のしづらさ」を不満だと感じる回答が見られました。
あとがき
以上、脱毛に関する調査結果をご紹介しました。
下部の集計データダウンロードより、記事中データ以外にも「利用した店舗」「重視した点」「利用金額」など詳しい回答結果をご覧いただけます。
*調査結果から、本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、弊社サービスのクレジット
「TesTee(テスティー)調べ:https://www.testee.co」の表記をお願いします。
■調査期間:2018年12月28日(金)〜 2019年1月7日(月)
■調査項目
<基本情報> 脱毛経験率/意欲/未経験の理由
<経験者情報> 脱毛種類/利用店舗/認知契機/店選びの重視ポイント/脱毛部位/費用/満足度