YouTubeに関する調査【2021年版】

YouTube調査 アイキャッチ

若年層リサーチ結果を発信する「TesTee Lab」にて、10〜20代の男女1,332名(10代男性321名、10代女性321名、20代男性340名、20代女性350名)を対象にYouTubeに関する調査を実施しました。

YouTubeの利用率や、利用頻度、YouTube Premiumの登録率、未登録者のYouTubePremium利用意欲など調査結果を御覧ください。
この調査は定点調査です。
YouTubeに関する調査(2019年版)
YouTubeに関する調査(2020年版)

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   ご興味のある方は是非ダウンロードしてみてください!

※記事では10〜20代男女のデータを使用していますが、ダウンロードデータ内には30代以上の調査データもご用意しています。

YouTubeに関する基本調査

まずはYouTubeに関する基本調査を行いました。

YouTube利用率

YouTube調査画像110〜20代の男女を対象にYouTubeの利用率を聞いたところ、10代男性で93.8%、10代女性で94.7%、20代男性で88.8%、20代女性で90.3%9割の人がYouTubeを利用しており、前回の調査同様に10代女性の利用率が最も高いという結果になりました。

【前回の調査からの変化】

<YouTube利用率>

 10代男性 2020年:94.1% → 2021年:93.8%(0.3pt減)
 10代女性 2020年:95.6% → 2021年:94.7%(0.9pt減)
 20代男性 2020年:86.4% → 2021年:88.8%(2.4pt増)
 20代女性 2020年:89.8% → 2021年:90.3%(0.5pt増)

※「YouTubeを利用している」選択者

前回の調査と比較すると、10代はわずかに減少傾向、20代は増加傾向にあることが分かりました。もっとも数値の変化があったのは20代男性で前回の調査よりも2.4ptのスコア増加が見られました。

YouTube利用頻度

また、YouTubeを利用していると回答した人を対象に、利用頻度を聞いたところ「毎日利用している」と回答した人は10代男性で77.4%、10代女性で73.0%、20代男性で63.9%、20代女性で57.3%となりました。

10代の利用率は減少傾向にあるものの、利用頻度では前回の調査よりも「毎日利用している」と回答した人は全年代で増加傾向にあることが分かりました。コロナ禍での緊急事態宣言が長引き、外出自粛が続いていることも理由のひとつかもしれません。

調査結果に変化が見られました。今回の調査との比較用にご覧ください。
▶前回の調査記事はこちらから閲覧できます◀

YouTubeの満足度

【YouTubeの満足度】

<10代男性> 89.0%
<10代女性> 92.8%
<20代男性> 75.5%
<20代女性> 77.5%

※「満足している」「やや満足している」選択者

そして、YouTube利用者を対象に満足度を尋ねると、半数以上の人が「満足している」と回答しており、10代女性の満足度が最も高い事がわかりました。

※満足度に対して理由を自由回答にて聞いてみました。より詳細な調査データを無料でダウンロードすることができるので、是非そちらも併せてご覧ください!

YouTube Premiumに関する調査

次に、YouTube Premiumに関する調査を行いました。

YouTube Premium利用率

YouTube調査画像2YouTube利用者を対象にYouTube Premiumの利用率を調査したところ、利用者は全年代で前回の調査同様に1割〜2割程度となりました。

【前回の調査との変化】

<YouTube Premium利用率>

 10代男性 2020年:20.3% → 2021年:20.6%(0.3pt増)
 10代女性 2020年:14.4% → 2021年:13.2%(1.2pt減)
 20代男性 2020年:23.9% → 2021年:26.8%(2.9pt増)
 20代女性 2020年:15.7% → 2021年:16.8%(1.1pt増)

利用率は1割〜2割程度となったものの、前回の調査と比べると10代女性以外のYouTube Premium利用率は増加傾向にあることが分かりました。こちらも、YouTube利用率と同様、20代男性の数値の変化が最も大きく、2.9ptのスコア増加が見られました。

YouTube Premiumを登録した理由

YouTube Premium利用者を対象に、登録した理由を自由回答にて尋ねてみました。

動画をオフラインでも見れるようにダウンロードできる(14歳 男性)

広告を無くしてバックグラウンド再生したかったから (17歳 男性)

みたいYouTube Originalがあったから(16歳 女性)

広告が無いこと。一時保存が出来ることが大きな理由です。(21歳 男性)

広告スキップの必要がないことと、バックグラウンド再生ができることに魅力を感じたから。(23歳 女性)

「広告がないから」という意見が最も多く、次に「オフラインでの視聴」や「バックグラウンド再生」が便利だからという意見が多く挙がりました。またYouTube Originalなどの有料会員でしか見られない動画にも魅力を感じている様子が伺えました。

未登録者のYouTube Premium利用意向は

【YouTube Premiumの利用意向度】

<10代男性> 34.7%
<10代女性> 38.6%
<20代男性> 19.5%
<20代女性> 25.1%

※「利用したい」選択者

YouTube Premium未登録者を対象に、今後YouTube Premiumを利用したいかについて尋ねたところ、「利用したい」と回答した人は10代男性で34.7%、10代女性で38.6%、20代男性で19.5%、20代女性で25.1%となりました。20代よりも10代の方がYouTube Premiumに対して利用意向が高いことが分かりました。

調査結果に変化が見られました。今回の調査との比較用にご覧ください。
▶前回の調査記事はこちらから閲覧できます◀

未登録者のYouTube Premiumを利用しない理由

また、YouTube Premium未登録者を対象に「利用していない理由」を聞いたところ、

値段が高い、値段相応の機能がないとおもっている(17歳 男性)

料金を支払いたくない。 わざわざ登録しなくても、無料で十分価値を感じているから。(24歳 女性)

「価格設定が高い」ことや「無料でも満足している」という声が多く挙がりました。また、中にはこんな意見も挙がりました。

これ以上サブスクリプションサービスに加入する気はない。(20歳 男性)

他に月額料金がかかるものを利用しているため、予算オーバーになるから。(23歳 女性)

他の動画視聴サービスやサブスクリプションサービスに加入していて予算オーバーだと言う人も少なからずいるようでした。今後の価格や機能の見直しがYouTube Premiumの利用率増加の鍵を握っているのかもしれません。

YouTube 調査 あとがき

以上、YouTubeに関する調査結果をご紹介しました。

下部の集計データダウンロードより、記事中データ以外にも「利用している動画サービスの種類」、「YouTubeでの視聴ジャンル」、「YouTube Premiumで最も便利だと思う機能」など詳しい回答結果をご覧いただけます。

*調査結果から、本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、弊社サービスのクレジット
「TesTee(テスティー)調べ:https://www.testee.co」の表記をお願いします。

■調査期間 :2021年9月17日(金)〜 2021年9月18日(土)

■調査項目
<YouTube基本情報> YouTube視聴方法/競合動画サービス利用/競合有料動画サービス利用/YouTube視聴ジャンル/満足度
<YouTube Premium情報>YouTube Premium登録率/登録理由/認知経緯/設定料金への反応/最も便利な機能/満足度/その理由/追加してほしい機能

調査データ ダウンロード