若年層リサーチ結果を発信する「TesTee Lab」にて、10〜20代の男女1,244名(10代男性301名、10代女性309名、20代男性305名、20代女性329名)を対象に「YouTuber」に関する調査を実施しました。
YouTubeを視聴するタイミングやYouTuberへのイメージ、消費行動などに関する調査結果を御覧ください!
この調査は過去にも行われています。
「YouTuberに関する調査(中高生・大学生対象/2019年版)」
「YouTuberに関する調査(2020年版)」
▼このページの最後に調査データのDLフォームがございます▼
▶こちら/クリックでDLフォームに飛びます。
ご興味のある方は是非ダウンロードしてみてください!
※記事では10〜20代男女のデータを使用していますが、ダウンロードデータ内には30代以上の調査データもご用意しています。
目次
YouTubeに関する基本調査
まずはYouTubeの視聴タイミングや好きなジャンルなど、YouTubeに関する基本調査を行いました。
YouTube利用率・視聴頻度
10〜20代の男女のYouTube利用率は、どの性年代でも約9割となり、20代より10代の利用率が高いことがわかりました。また、利用者のうち「毎日YouTubeで動画を視聴している」と回答した人は10代で7割、20代で約6割となりました。
※詳しい利用率・視聴頻度のデータに関してはこちらの記事を御覧ください。
▶「YouTubeに関する調査【2021年版】」
動画視聴するタイミング
【動画視聴するタイミング】
<10代男性>
第1位 休憩中 81.1%
第2位 就寝前 43.5%
第3位 移動中 30.9%<10代女性>
第1位 休憩中 77.0%
第2位 就寝前 55.0%
第3位 作業中 33.7%<20代男性>
第1位 休憩中 65.6%
第2位 就寝前 47.5%
第3位 移動中 32.1%<20代女性>
第1位 休憩中 58.4%
第2位 就寝前 55.3%
第3位 食事中 21.9%
続いて、YouTubeで動画を視聴すると回答した人を対象にYouTubeで動画を視聴するタイミングを聞いたところ、前回の調査と同様に性年代問わず第1位は「休憩中」、第2位は「就寝前」という結果になりました。
次いで、男性は「移動中」と答えた人が多かったものの、女性では10代が「作業中」、20代が「食事中」と動画を視聴するタイミングに違いがあることが分かりました。
視聴している動画ジャンル
次に、好きな動画ジャンルについて尋ねたところ、年代を問わず男性の第1位は「ゲーム実況」で10代では53.5%、20代は39.3%、女性の第1位は「アーティストのMV・PV」で10代では69.9%、20代では50.8%となりましたが、性年代でそれぞれ好きな動画ジャンルに大きく違いが出る結果となりました。
調査結果に変化が見られました。今回の調査との比較用にご覧ください。
▶前回の調査記事はこちらから閲覧できます◀
※記事内画像以外の詳細なデータや「その他」と回答した人の自由回答などは無料でダウンロードすることができるので、是非そちらも併せてご覧ください!
YouTuberに関する深堀り調査
次に、YouTuberに関する深堀り調査を行いました。
YouTuberにもっているイメージ
まず、YouTuberへのイメージを自由回答にて聞いてみました。
【YouTuberに持っているイメージ/10代】
しっかりしている人もいる反面そうでない人もいるので悪いイメージもある(15歳 男性)
カリスマ性がある、編集力がある、キャラ設定が明確、動画の世界観をうまく魅せている(18歳 男性)
大変な仕事、人に影響を与える仕事はとても大変だと思う(15歳 女性)
時代の最先端の人達で、自分自身に向き合うことができている人達。(18歳 女性)
良い人と常識のない人との両方がいる(19歳 女性)
「面白い人たち」「時代の先を行く人たち」や「楽しそう」「カリスマ性がある」などのポジティブな意見が多い中で、炎上や謝罪動画を目にすることでネガティブなイメージがあるとの声も挙がりました。
【YouTuberに持っているイメージ/20代】
自由そうな反面、編集や申告などの手間は多そう。(21歳 男性)
得意な分野の知識を分かりやすく伝えてくれる(22歳 男性)
楽しい、いろいろな人の価値観に触れられる(21歳 女性)
いつも楽しませてくれるなくてはならない存在(26歳 女性)
動画撮影や編集などが大変そう、定期的に動画を出さないと視聴者が減るから大変そう。(27歳 女性)
努力を認める声や、才能を認めていると言ったポジティブな意見や「知らないことを伝えてくれる」という意見もたくさん挙がりました。また、10代ではなかった確定申告などの手続きについての大変さもイメージにある様子が伺えました。
ネガティブな意見はありながらも、どの性年代も多くの人がYouTuberにいい印象を持っている事がわかりました。
YouTuberから影響を受け視聴者がおこした消費行動
次に、YouTubeに関係する消費行動を調査したところ、「YouTube関係にお金を使ったことがある」と回答した人は10代で22.8%、20代で17.0%となりました。より若年層が消費行動を積極的に実行している様子が伺えました。
さらに、実行したことのある消費行動を聞いたところ、10代男性では第1位が同率で「動画で紹介していた商品を購入」「YouTuberとのコラボ商品購入」となり、10代女性の第1位は「YouTuberがデザインしたアイテムを購入」、20代男性の第1位は「スーパーチャットを送る」、20代女性の第1位は「YouTuberとのコラボイベント(が行われている)店舗に行く」となりました。性年代別で実行する消費行動に大きな違いがあることが分かりました。
YouTuberとのコラボ商品や、YouTuberがデザインや制作に携わった商品は特に人気があるようで、しまむらなどのプチプラファッションや文房具など比較的購入しやすい価格のものやゲームセンターのコラボ景品などは興味を惹きやすく、手にも取りやすいことが若年層の消費行動につながっているのかもしれません。
「YouTuber」に関する調査 あとがき
以上、YouTuberに関する調査結果をご紹介しました。
下部の集計データダウンロードより、記事中データ以外にも「好きなYouTuber」、「これから流行りそうなYouTuber」、「YouTube メンバーシップ制度について」や記事中の詳しい回答結果をご覧いただけますので、興味がある方は是非ダウンロードしてみてください!
*調査結果から、本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、弊社サービスのクレジット
「TesTee(テスティー)調べ:https://www.testee.co」の表記をお願いします。
調査データ ダウンロード
調査データ 詳細
■調査期間:2021年9月17日(金)〜 2021年9月18日(土)
■調査項目
<全体情報>
視聴頻度/動画視聴のタイミング/視聴している動画ジャンル/動画視聴理由/YouTuberに持っているイメージ/メンバーシップ制度認知率/視聴者の消費行動への影響力/YouTube関係でお金を使った経験/YouTube関連の何にお金を使用したのか
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「TesTee(テスティー)調べ:https://www.testee.co」の表記をお願いします。