2月といえばバレンタイン!今年は2014年以来の平日バレンタイン。
男女ともにバレンタインが気になる人は多いのはないでしょうか。
では、若年層はどのくらい積極的に参加するのでしょうか?
今回は来る2月14日に向け、「バレンタイン」について10代、20代の若年層を対象に調査しました!
今年バレンタインをあげる予定の女性は5割以上!
まず、10代20代の女性を対象にバレンタインデーにチョコレートをあげるか調査しました。以下の様な結果に。
また、10代20代の男性にも、同様にチョコレートをあげるかどうか調査。
女性では全体の50.5%、男性でも22.9%がチョコレートをあげると回答。
さらに、現在交際中の女性を対象に調査をした結果、77.2%がチョコレートをあげると回答しました。
では、どのようなチョコレートをあげるのでしょうか。
10代、20代女性の中で、チョコレートをあげる予定があると回答した人に詳細をリサーチ。
<10代>
<20代>
10代のチョコレートをあげる人の中では「友チョコ」をあげる女性が圧倒的に多く78.4%、次いで「家族チョコ」が45.9%、「本命チョコ」は36.5%という結果に。
一方、20代のチョコレートをあげる人では「本命チョコ」をあげる女性が最も多く59.3%、次いで「家族チョコ」が45.1%、「友チョコ」が33.2%という結果となりました。
特に10代女性学生だけで見てみると、「チョコレートをあげる予定がある」と回答した人のうち84.1%が「友チョコ」をあげるという結果も出ました。
10代の学生さんの間では、バレンタインは「友チョコを」あげるという意識が強いのかもしれません。
チョコは手作り?既製品?
「本命チョコ」、「本命チョコ以外」にわけて、チョコレートを手作りするか調査を行いました。
「本命チョコ」を手作りする人の割合は下の図の通り。
10代女性では、82.8%、20代女性では66.0%が「本命チョコ」を手作りするという結果に。
また、「本命チョコ以外」に関しても同様のリサーチ。
10代女性の71.2%、20代女性の43.7%が「本命チョコ以外」を手作りすると回答。
10代女性は本命であってもそうでなくても、チョコレートを手作りしたいと考えているようです。
一方、チョコレートは買う派!という人に対し、その予算を聞いてみました。
本命チョコの購入予算<10代、20代>
本命以外のチョコの購入予算<10代、20代>
「本命チョコ」にかける金額は10代、20代ともに「1,001円〜3,000円」と考えている女性が多いようです。
また、「本命チョコ以外」のチョコにかける金額は10代女性、20代女性ともに「1,000円以下」と考えているようです。
1,000円以下と言えど、友チョコや家族チョコ、義理チョコなど様々な種類のチョコレートを準備することを想定すると、この時期の出費はなかなかのものになりそうです。
男女の本音!本命チョコのお返しで〇〇はタブー!?
<女性編>
10代、20代女性にチョコのお返しについて調査。
<本命チョコ>
<本命チョコ以外>
20代では「本命チョコ」へのお返しを希望する女性が多い一方で、10代では「本命チョコ以外」へのお返しを期待する女性の方が多いという結果に。
10代女性においては本命だからこそお返しまでは望まない、20代女性においては日頃の感謝や御礼の意味合いが強いため本命以外のチョコへのお返しは求めない、という心理が働いているのでしょうか。とても興味深い結果です。
では、お返しはどのようなもので、予算はどれくらいのものが欲しいのでしょうか。
まずは本命チョコから見てみましょう。
<本命チョコのお返しで欲しいもの>
<本命チョコのお返し希望予算>
10代女性では、「本命チョコ」のお返しに欲しいもので「お菓子」が39.3%で一位という結果に。次いで「アクセサリー」が18.1%、「食事」が14.8%という順になりました。
20代女性でも49.6%と約半数の人がお返しに「お菓子」を希望。10代女性の順位と同様に「アクセサリー」20.5%、「食事」が15.4%という結果に。
お返しの予算は、10代、20代ともに「1,000円以下」と考える女性が多く、注目すべきは「値段は気にしない」との回答が同年代ともに2番目に多かった点です。
本命からのお返しは”気持ち”が大切!ということなのでしょうか。
では本命チョコ以外ではどうでしょう。
<本命チョコ以外のお返しで欲しいもの>
<本命チョコ以外のお返し希望予算>
10代、20代ともに、「本命チョコ以外」のお返しは「お菓子」を希望する女性が約7割という結果に。
本笑みのお返しで欲しいとの希望が高かった「アクセサリー」は、本命以外のお返しとしては…適さないようですね。
お返しの金額については10代、20代ともに本命チョコ同様「1,000円以下」との回答が多い結果に。
一方で、20代女性においては、「1,001円〜3,000円」のお返しを期待する人が本命からのお返しのときよりも多いようです。
本命からのお返しは期待しないし、金額も気にしない!とする一方で、本命以外からのお返しはちゃっかり期待している…のかもしれません。
<男性編>
では、男性はどのように考えているのでしょうか。
まずは、もらったチョコレートに対して「お返しをするかどうか」をリサーチ。
10代男性、20代男性ともに8割以上の人がお返しをすると回答。しっかりとお返しをする男性が多数ですね。
また10代では「本命のみにお返しをする」より「本命以外のみへお返しをする」との回答が多くなっています。
10代女性についても、本命チョコ以外からのお返しを期待する人の割合が多いという結果が出ていましたよね。
本命チョコよりも友チョコや義理チョコの方を優先するという側面に焦点を当てると、近年指摘されている「若者の恋愛離れ」という背景も要因の一つと考えられそうです。
では「本命チョコへお返しをする」と回答した人に、何をお返しするのか詳しく聞いてみました。
<本命チョコのお返しであげるもの>
<本命チョコのお返し予算>
男性においても、お返しとしては「お菓子」を渡そうと考えている人が多いようです。
また、女性が期待しているよりもやや高めの予算を想定しているようですが、本命については男女で大きな意識のズレはないようですね。
では、「本命以外へのお返し」ではどうなのでしょうか。
「本命チョコ以外にお返しをする」と回答した人にも同様にリサーチ。
<本命チョコ以外へのお返しをあげるもの>
<本命チョコ以外へのお返し予算>
こちらも、女性が期待しているお返しの金額よりやや男性が想定している金額の方がやや高いという結果に。
本命チョコ以外でも本命チョコ同様に、お返しにおける男女間の認識のズレはないようです。
今年のバレンタインデーにチョコレートを送ろうと考えている方は、いつもよりちょっと期待しても良さそうですね。
しかしながら、気になる結果も出ています。
20代女性の「本命チョコのお返しとして欲しいもの」のグラフで「お花」という回答が0%という結果に。
20代女性においては、「本命チョコ」へのお返しで「お花」を渡すのは避けたほうが良いかもしれませんね。
やっぱりバレンタインはイベント!
今年のバレンタインにデートやイベントを行おうと考えている人はどのくらいいるのでしょうか。
<女性>
<男性>
10代〜20代の女性では22.9%、男性では28.7%がデートやイベントを行うと回答されています。
また、交際中という条件を加えると、女性では50.1%、男性では61.4%がデートやイベントを行おうと考えているようです。
男性の方が積極的にアクティビティを行おうとしていると捉えられますね。
また、告白しようと考えている女性はこれくらいいました。
10代〜20代の女性全体で5.3%の人が告白をしようと考えているようです。
一方男性では、「告白されたい」と考えている人はどのくらいいるのでしょうか。
10代〜20代の男性全体の39.5%、交際中の男性に関しては53.8%が告白されたいと思っているという結果も。
改めて、気持ちを伝えてもらいたいと考えている男性も多いようですね。
最後に、男性はチョコレートをどのくらい欲しがっているかを調査しました。
10代、20代ともに約75%の男性が何かしらの形でチョコレートが欲しいと回答。
なんだかんだ言って、男性はバレンタインデーにチョコレートが欲しいようです。
私もそうですもの。
後記
以上、若年層のバレンタイン事情についての調査結果をご紹介しました。
記事内には載せませんでしたが、10代〜20代の男性のうち55.8%の人が手渡しを期待しているようです。
なんか甘酸っぱいですね。チョコなのに。
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