YouTubeに関する調査【2022年下半期版】

YouTube調査2022下半期版アイキャッチ

若年層リサーチ結果を発信する「TesTee Lab」にて、YouTubeを利用している学生の男女1,617名(中学生435名、高校生579名、大学生603名)を対象にYouTubeに関する調査を実施しました。

YouTubeの利用率や、利用頻度、好きな動画ジャンルなど2022年下半期の調査結果を御覧ください。

YouTubeに関する調査は過去にも行われています。
YouTubeに関する調査(2019年版)
YouTubeに関する調査(2020年版)
YouTubeに関する調査(2021年版)
YouTubeに関する調査(2022年上半期版)

💓YouTuberに関する調査【2022年下半期版】」も同時公開しています💓

▼このページの最後に調査データのDLフォームがございます▼
   ▶こちら/クリックでDLフォームに飛びます。
   ご興味のある方は是非ダウンロードしてみてください!

※記事では中学生・高校生・大学生男女のデータを使用していますが、ダウンロードデータ内には小学生(親代理回答)男女、25歳以上男女の調査データもご用意しています。

YouTubeに関する基本調査

まずはYouTubeに関する基本調査を行いました。

YouTube利用率

YouTube調査2022下半期版画像1中学生・高校生・大学生の男女を対象にYouTubeの利用率を聞いたところ、中学生で80.1%、高校生で79.1%、大学生で75.6%と全年代で7〜8割の人がYouTubeを利用しており、最も利用率が高いのは中学生だということが分かりました。

【前回の調査からの変化】

<YouTube利用率>

 中学生 2022年上半期:80.9% → 2022年下半期:80.1%(0.8pt減)
 高校生 2022年上半期:83.0% → 2022年下半期:79.1%(3.9pt減)
 大学生 2022年上半期:79.1% → 2022年下半期:75.6%(3.5pt減)

前回の調査から比較すると、全年代でYouTube利用率は上半期に比べ減少傾向である様子が伺えました。コロナ禍の規制緩和によりおうち時間が減少し、外出の機会が増えたことで利用率が徐々に減少しているのかもしれません。

YouTube利用頻度

また、YouTubeを利用していると回答した人を対象に、利用頻度を聞いたところ「毎日利用している」と回答した人は中学生が71.7%、高校生が74.1%、大学生が78.9%となり、利用頻度では大学生が最も数値が高くなりました。

調査結果に変化が見られました。今回の調査との比較用にご覧ください。
▶前回の調査記事はこちらから閲覧できます◀

YouTubeの利用タイミング

【YouTubeの利用タイミング】

第1位:休憩中

 <中学生>79.8%
 <高校生>74.3%
 <大学生>71.6%

第2位:就寝前

 <中学生>43.2%
 <高校生>47.3%
 <大学生>48.8%

次に、YouTubeを利用するタイミングを尋ねたところ、全年代で第1位が「休憩中」となり、次に「就寝前」と続き、年代で利用タイミングに違いはないことがわかりました。

※YouTubeを利用し始めたきっかけや詳しい利用頻度など、より詳細な調査データを無料でダウンロードすることができるので、是非そちらも併せてご覧ください!

YouTubeに関する深掘り調査

次に、YouTubeに関する深掘り調査を行いました。

好きな動画ジャンル

YouTube調査2022下半期版画像2まず、YouTube利用者を対象にYouTubeで好き・または興味のあるジャンルを調査したところ、男性は「ゲーム(実況)」、女性は「音楽関連(アーティストMV・PV)」と性別で違いが見られる結果となり、さらに第1位以下では男性が年代でそれぞれランキングに違いが見られましたが、総合的に見ると「音楽関連(アーティストMV・PV)」はどの年代でも人気な様子がうかがえました。

調査結果に変化が見られました。今回の調査との比較用にご覧ください。
▶前回の調査記事はこちらから閲覧できます◀

※さらに詳しい好きな動画ジャンルのランキングを見るにはこちらからダウンロードすることができるので、是非そちらも併せてご覧ください!

YouTubeショート視聴率

最後に、YouTubeショートに関する調査を行いました。

【YouTubeのショート動画を観たことがありますか?】

<中学生>94.5%
<高校生>90.3%
<大学生>84.2%

※「観た事がある」選択者

YouTube利用者全員を対象に、YouTubeのショート動画を観た事があるかどうかを聞いたところ、「観たことがある」と回答した人は中学生で94.5%、高校生で90.3%、大学生で84.2%となり、より年代が低くなるにつれて視聴率が高くなり、また、前回のYouTube調査2022年上半期版の時よりもYouTubeショートの視聴率は全年代で増加傾向にあることが分かりました。

さらに、どんなショート動画が好きかを自由解答にて聞いてみました。

【中学生・高校生】

人気の動画の切り抜き(12歳 男性)

いつもよりもおちゃらけている、普段の様子がわかりやすいもの(16歳 男性)

流行りの音源が使われている(17歳 男性)

Tiktokのような動画よりも、普通の動画の早送りや、数秒の切り抜き、まとめなど(13歳 女性)

最近人気のYouTuberのYouTubeショート(17歳 女性)

飲食店や宿泊施設の紹介(18歳 女性)

【大学生】

知識を身につけられるものや面白いもの(19歳 男性)

簡易的な短い説明動画や、すぐ笑える動画(21歳 男性)

韓国アイドルの映像や、Youtuberの切り抜き(20歳 女性)

他だと何分も長々とやっていることを1分にまとめてくれてるもの(22歳 女性)

好きなYouTuberやアーティストの人気動画の切り抜きが好きだという声が多く上がりました。また、普段ではみられない姿やヘアメイク、料理などのためになる短い説明動画も人気な様子が伺えました。ショート動画は1分以内にまとめられていてすぐに内容の把握ができることが若年層からの高評価につながっているようです。

YouTube 調査 あとがき

以上、YouTubeに関する調査結果をご紹介しました。

下部の集計データダウンロードより、記事中データ以外にも「利用している動画サービスの種類」、「YouTubeでの視聴ジャンル」、「YouTube Premiumで最も便利だと思う機能」など詳しい回答結果をご覧いただけます。

*調査結果から、本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、弊社サービスのクレジット
「TesTee(テスティー)調べ:https://www.testee.co」の表記をお願いします。

■調査期間 :2022年11月1日(火)〜 2022年11月8日(火)

■調査項目
<YouTube基本情報>競合有料動画サービス利用状況/YouTube利用頻度/YouTube利用タイミング/ YouTube見始めたきっかけYouTube視聴ジャンル/YouTubeショート視聴率/YouTubeショート評価/YouTube利用状況
<YouTuber調査>好きなYouTuber/YouTuberのイメージ/YouTubeメンバーシップ認知率/メンバーシップ制度利用率/メンバーシップ制度評価/YouTubeへの消費行動率/実際に行った消費行動/利用金額

調査データ ダウンロード