若年層リサーチ結果を発信する「TesTee Lab」にて、YouTubeを利用している学生の男女1,673名(中学生456名、高校生606名、大学生611名)を対象に「YouTuber」に関する調査を実施しました。
YouTuberへのイメージや消費行動実行率、実際に行った消費行動などに関する調査結果をご覧ください!
この調査は過去にも行われています。
「YouTuberに関する調査(中高生・大学生対象/2019年版)」
「YouTuberに関する調査(2020年版)」
「YouTuberに関する調査(2021年版)」
💓「YouTubeに関する調査【2022年上半期版】」も公開しています💓
▼このページの最後に調査データのDLフォームがございます▼
▶こちら/クリックでDLフォームに飛びます。
ご興味のある方は是非ダウンロードしてみてください!
※記事では10〜20代男女のデータを使用していますが、ダウンロードデータ内には30代以上の調査データもご用意しています。
目次
YouTuberに関する基本調査
まずはYouTubeの利用率・視聴頻度などの基本調査を行いました。
YouTube利用率・視聴頻度
学生の男女の1,673名のYouTube利用率は、どの性年代でも約8割となり、もっとも利用率が高いのは高校生だということが分かっています。また、利用者のうち「毎日YouTubeで動画を視聴している」と回答した人はどの性年代でも7割となりました。
※詳しい利用率・視聴頻度のデータに関してはこちらの記事を御覧ください。
▶「YouTubeに関する調査【2022年上半期版】」
YouTuberにもっているイメージ
次に、YouTuberへのイメージを自由回答にて聞いてみました。
【YouTuberに持っているイメージ/10代】
楽しいことをやって稼いでいるけど、頭が良く無いと稼げないと思う(12歳 男性)
意外と計画的かつ企業的(16歳 男性)
自由な企画が多く面白い動画を作るが、ごく稀に行き過ぎた動画を投稿してしまう (19歳 男性)
笑顔にさせてくれる。 情報を発信してくれる。 (14歳 女性)
自分たちのできないことを叶えてくれる人達。(15歳 女性)
影響力がある人達 会社勤めの人に比べて自由な風に見える仕事かもしれないがその分オンオフの境目がなくなってしまっていそう (18歳 女性)
「自由そう」「情報を発信してくれる」や「笑顔にしてくれる」などのポジティブな意見がかなり多い中で、その自由度から私生活と仕事の境目がないことや炎上商法などを行う一部の人へのネガティブなイメージは払拭し切れていないという意見も多く挙がりました。
【YouTuberに持っているイメージ/20代】
テレビより親近感がある。 企画力がある。 自分の魅せ方がわかっている。 (22歳 男性)
非現実的な理想を自分の代わりに検証・実行してくれる存在 (23歳 男性)
コンプライアンスやモラルが低め (24歳 男性)
誹謗中傷などを受けやすい(20歳 女性)
人気があるが、仕事にするのは難しそうなイメージ (21歳 女性)
人によるけど仕事として見るとあまり良いイメージはない。(23歳 女性)
「人気がある」「親近感がある」などのポジティブな意見もありつつ、「モラルが低い」「誹謗中傷を受けやすい」など、マイナスなイメージが10代よりも多い様子が伺えました。
ネガティブな意見はありながらも、どの性年代でもいい印象がネガティブな意見を上回っているようです。
今回の調査との比較用にご覧ください。
▶前回の調査記事はこちらから閲覧できます◀
※「好きなYouTuber」や「これから流行ると思うYouTuber」などさらに詳しい自由回答やなどは無料ダウンロードすることができるので、是非そちらも併せてご覧ください!
YouTuberに関する深堀り調査
次に、YouTuberに影響されて実行した消費行動などの深堀り調査を行いました。
消費行動の実行率
次に、 YouTubeやYouTuberに関連することで消費行動を実行した事があるかどうか(お金を使った経験があるかどうか)を聞いたところ、「実行した事がある」と回答した人は中学生で21.3%、高校生で20.5%、大学生で17.5%となり、中学生が最も実行率が高いことがわかりました。
YouTuberから影響を受け視聴者がおこした消費行動
次に、消費行動を実行した事があると回答した人を対象に、どんな消費行動を行ったのかを調査したところ、中学生・高校生の第1位は「YouTuberの公式グッズ購入」、大学生の第1位は「動画で紹介された商品を購入」となり年代で違いがある様子が伺えました。
また、第1位以下に「YouTuberがデザインしたアイテム」や「YouTuberとのコラボ商品」がランクインしていることから、今年も引き続きYouTuberが制作に関わった商品は特に人気があり、マグカップやタオル、文房具など日常的に使用できるものやキーホルダー、缶バッチなど持ち歩けるような比較的安価なものを購入したという声が多く見られました。
手に取りやすいことはが若年層の興味を惹き、結果的に消費行動につながっているのかもしれません。
※記事内画像以外の詳細なデータや「その他」と回答した人の自由回答などは無料ダウンロードすることができるので、是非そちらも併せてご覧ください!
「YouTuber」に関する調査 あとがき
以上、YouTuberに関する調査結果をご紹介しました。
下部の集計データダウンロードより、記事中データ以外にも「好きなYouTuber」、「これから流行りそうなYouTuber」、「YouTube メンバーシップ制度について」や記事中の詳しい回答結果をご覧いただけますので、興味がある方は是非ダウンロードしてみてください!
*調査結果から、本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、弊社サービスのクレジット
「TesTee(テスティー)調べ:https://www.testee.co」の表記をお願いします。
調査データ ダウンロード
調査データ 詳細
■調査期間:2022年2月17日(木)〜 2022年2月24日(木)
■調査項目
好きなYouTuber/YouTuberのイメージ/YouTubeメンバーシップ認知率/メンバーシップ制度利用率/メンバーシップ制度評価/YouTubeへの消費行動率/実際に行った消費行動/利用金額
*調査結果から、本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、弊社サービスのクレジット
「TesTee(テスティー)調べ:https://www.testee.co」の表記をお願いします。