【学生6,439名対象】コロナウイルスの影響に関する調査4

若年層リサーチ結果を発信する「TesTee Lab」にて、学生の男女6,439名(中学生923名、高校生2,509名、大学生3,007名)を対象にコロナウイルスに関する調査を実施しました。

中学生、高校生、大学生といった学生の皆様が緊急事態宣言の延長により現状をどのように捉えているのか、また悩みの種はなにか、という点に焦点を当て調査しました。また、こちらの記事は定点調査となりますので前回の結果と併せてご覧ください!

※こちらの調査データは無料でダウンロードできるようになっております。ご活用いただければ幸いです。

学生達は緊急事態宣言延長が決定した現状をどう感じているか

学生では年齢が上がるほどに、不安は増加傾向に

コロナ調査4現状についての調査画像

まず、学生の男女6,439名を対象に、「緊急事態宣言の延長が決定した現状について、どのように感じているか」を調査しました。

上位3つは、4月に公開した調査結果と変わらず「退屈に感じる」「不安に感じる」「不自由に感じる」という結果となりました。

「退屈に感じる」では中学生が最も高く、51.5%(男子:45.5%、女子:55.0%)となり、高校生が49.5%(男子:45.9%、女子:50.9%)、大学生が46.6%(男子:44.2%、女子:47.3%)という順になりました。「不自由に感じる」でも同様の順となりました。
また、「退屈に感じる」「不自由に感じる」どちらも男性より女性の方が数値が高いことが分かります。

一方、「不安に感じる」と回答した人は、中学生では35.8%(男子:28.7%、女性:39.9%)、高校生では40.5%(男子:38.5%、女性:41.2%)、大学生では46.7%(男子:37.3%、女性:49.1%)と、前回までの調査と変わらず年齢が上がるほど不安に思う人の割合が多いという様子が伺えます。

【4月からの変化】

<退屈に感じる>

  中学生 4月:55.8% → 5月:51.5%(4.3pt減)
  高校生 4月:53.4% → 5月:49.5%(3.9pt減)
  大学生 4月:52.3% → 5月:46.6%(5.7pt減)

<不安に感じる>

  中学生 4月:46.6% → 5月:35.8%(10.8pt減)
  高校生 4月:43.8% → 5月:40.5%( 3.3pt減)
  大学生 4月:52.0% → 5月:46.7%( 5.3pt減)

4月に行った同じ調査よりも全体的に数値が下がっており、自粛期間の延長があったものの期限が示された事により退屈さや不安も多少緩和されているのかもしれません。

現状の学生の不安・悩みは「衛生用品」「娯楽」「仕事」

コロナ調査4不安・悩みのジャンルの調査画像

 

同様に、「現在、不安や悩みがあること」を聞いたところ、中学生では前回と同じく「衛生用品」で29.6%、高校生では「娯楽」で32.6%と回答した人が最も多く、大学生も前回と変わらず「就職」と回答した人が最も多く、49.9%となりました。

こちらの結果も同様に前回調査に比べて割合が下がっている様子が見受けられました。

学生の不安・悩み詳細

さらに、「衛生用品」「娯楽」「食事・飲料」「仕事・就活」について悩み・不安があると回答した人に対して、それぞれ具体的な内容を自由記述にて聞きました。

衛生用品について

衛生用品についての悩み・不安の中でよく見られた回答をグルーピングしました。

1位:マスク
2位:品薄・不足
3位:アルコール・買い占め

3月・4月に行った調査と同様に「マスク」について言及している回答が最も多く上がり、次いで「品薄・不足」「アルコール・買い占め」となりました。実際に集まった回答をいくつかピックアップしました。

■マスクが少なくなり、争いが起きるか不安です。(中学生 男性)

■マスクが売っていない。何回も同じマスクを使うことになる(中学生 女性)

■買いに行っても売ってない、マスクが底をつきそう(高校生 男性)

■買い溜めを基本的にせず、もともとあった使い捨てマスクが半箱しかなく、布マスクを使っているが、薄いので性能に少し心配がある。(大学生 女性)

いまだにマスクの品薄が続き、マスクが無くなってしまうことや何度も同じマスクを使用することについての不安が多く見られました。また、

■マスクの残りが少ない、医療現場での道具が不足している(中学生 男性)

■医療機関に必要な物資が届いているか不安です(高校生 女性)

■医療関係のとこになくなってしまわないか不安(大学生 女性)

今月の調査でも、医療関係でのマスクや医療道具不足への懸念の声も多く挙がりました。

娯楽について

同様に、娯楽についての悩み・不安の中でよく見られた回答をグルーピングしました。

1位:遊び
2位:友達
3位:ライヴ

前回と回答が変わり、「遊び」について言及している回答が最も多く上がりました。こちらも実際に集まった回答をいくつかピックアップしました。

■私は新中3なので受験の前に友達と遊びに行きたかったです。(中学生 女性)

■遊びに行けなかったり、ライブが中止になったりした (中学生 女性)

■遊びに行きたいと思っても商業施設は空いてないし、そもそも家から出たらいけないのがストレス(高校生 女性)

■友達とテーマパークに行く予定があったが今回のウイルスの影響で予定が全てなくなってしまった(高校生 男性)

■友達との遊ぶ約束が全部無くなったり、大好きなゲームセンターにもいけない。(大学生 女性)

遊ぶ約束が無くなってしまったり、友達に会えない事や、好きな場所へ自由に行けない事についての懸念の声が多く挙がりました。多くの人が現在の状況にストレスを抱えているという現状がうかがえます。

また、本調査のデータは無料でダウンロードできるようになっているので、ぜひご覧になってみてください。

食事・飲料について

食事・飲料についての悩み・不安の中でよく見られた回答をグルーピングしました。

1位:買い物
2位:ホットケーキミックス
3位:偏り

前回の回答とは大きく変わり、「買い物」や「ホットケーキミックス」について言及している回答が多く、こちらも実際に集まった回答をいくつかピックアップしました。

■あんまり買いに行ったり食べに行ったり出来ないのが嫌(中学生 女性)

■買いたいものを買いに行けず家にあるものだけで済ましてしまっている(高校生 男性)

■食生活が偏っている(高校生 女性)

■みんなおうち時間でお菓子作りをする人が増えてて、スーパーなどでホットケーキミックスが在庫切れになってる。また、売れることをいいことにフリマアプリで倍の値段で販売している。(高校生 女性)

買い物に行くのが怖いといった声や、食生活の偏り、ホットケーキミックスが品薄により価格が高騰してしまっていることに不満を寄せる声も見られました。また、

■外食を気軽にできない。(高校生 男性)

■コロナの影響で食べたいものが食べに行けない(大学生 女性)

「好きなときに外食ができない」という回答もしばしばあがりました。

仕事・就職について

最後に仕事・就職についての悩み・不安の中でよく見られた回答をグルーピングしました。

1位:就活
2位:仕事・バイト
3位:学校・進学

実際に集まった回答をいくつかピックアップしました。

■バイトが見つからない(高校生 女性)

■今年の夏に就職試験を受けるので不安。(高校生 男性)

■学校がなくオンライン授業になったり不慣れなことばかりで臨機応変に対応できていない(高校生 女性)

就職への大きな不安や、アルバイトが見つからないことやオンライン授業についてなど学生ならではの懸念の声が多く見られました。

あとがき

以上、コロナウイルスの影響に関する定点調査の結果をご紹介しました。

下部の集計データダウンロードより、それぞれの自由回答など、より詳細な調査結果をご覧いただけます。

*調査結果から、本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、弊社サービスのクレジット
「TesTee(テスティー)調べ:https://www.testee.co」の表記をお願いします。

■調査期間:2020年4月27日(月) 〜 4月28日(火)

■調査項目
現状についての心境/現状の悩み・不安/悩み・不安の具体的な内容

調査データ ダウンロード

① コロナ調査(中学生)

② コロナ調査(高校生)

③ コロナ調査(大学生)

(また調査データがダウンロードできない場合は、大変お手数ですがこちらよりお問い合わせください。)

furubayashi
株式会社テスティーで働いています。
夢かわいいものと派手なものと美味しいものが好きです。