【2026年版】生成AIの利用実態と企業ルール比較調査

若年層リサーチ結果を発信する「TesTee Lab」にて、学生・社会人の男女1,810名(学生934名、社会人876名)を対象に、2025年12月と2026年6月に「生成AIの利用実態と企業ルール」に関する調査を実施しました。

2回の調査の比較から、生成AI利用率の変化や使われているツール・シーン、そして企業のAI利用ルール整備状況の最新実態をご覧ください!

こちらの関連調査は過去にも行われています。
チャット型AIに関する調査【2024年版】
チャット型AIに関する調査【2023年版】

▼このページの最後に調査データのDLフォームがございます▼

こちら/クリックでDLフォームに飛びます。◀︎
ご興味のある方は是非ダウンロードしてみてください!
※DL画面がエラーになってしまった場合も開いた別窓を閉じていただくとDLリンクが出現します※

生成AIに関する基本調査

まず、「生成AIの利用率」と「よく使われているツール」について調査しました。

生成AIの利用率|利用率は半年で6ポイント超の拡大

▼生成AI利用率(現在または過去に利用したことがある)
【2025年12月(前回)】

全体:56.2%       学生:77.6%      社会人:33.4%

【2026年6月(今回)】
全体:62.6%(+6.4pt)    学生:83.7%(+6.1pt) 社会人:40.1%(+6.7pt)

学生・社会人の男女1,810名を対象に生成AIの利用率を調査したところ、「現在利用している、または過去に利用したことがある」と回答した人は2026年6月時点で全体の62.6%(前回比+6.4pt)となりました。
前回調査(2025年12月・56.2%)から+6.4ptと、半年間で5%以上増加していることが分かりました。

属性別に見ると、学生は83.7%(前回比+6.1pt)と既に高い水準からさらに上積み。
社会人は40.1%(前回比+6.7pt)と30%台から40%台に乗り、「職場でも使う人」が増加していることが分かりました。

利用している生成AIツール|Geminiが急伸

生成AIを利用したことがある人(N=1,133)を対象に、「利用している生成AIツール」を聴取したところ(複数選択)、前回・今回ともに「ChatGPT」が第1位の結果となりました。

▼利用している生成AIツール(上位・複数回答)

 

【2025年12月(前回)】
ChatGPT       87.2%
Gemini        32.1%
Microsoft Copilot  11.9%

 

【2026年6月(今回)】
ChatGPT      87.0%(前回比 -0.2pt)
Gemini       49.0%(前回比 +16.9pt)
Microsoft Copilot   15.0%(前回比 +3.1pt)

Geminiは前回の32.1%から49.0%へと約17ポイントも急伸し、今回の調査で約2人に1人が利用する存在となりました。
Google WorkspaceとのAI統合が進む中、職場や学校での「標準ツール」として急速に浸透していることが見て取れます。

ChatGPTの利用率がほぼ横ばいのまま、Geminiが大きく伸びた今回の結果から、生成AIの利用が「ChatGPT一択」から複数ツールを使い分けるフェーズへと移行してきていることが伺えます。

学生・社会人別の詳細なツール利用状況や、生成AIを利用したことがない人の今後の利用意欲などは無料でダウンロードすることができますので、是非そちらも併せてご覧ください!

生成AIの利用シーン|「速く終わらせる」から「より良くする」へ

生成AIを利用したことがある人(N=1,133)を対象に、利用しているシーンについて調査したところ(複数選択)、全体のTOP3は「アイデア出し(45.2%)」「学習補助(37.6%)」「文書作成(35.7%)」となりました。

ただし、属性別に見ると利用シーンには違いが見られました。

学生は「学ぶ・考える」場面での活用が中心となっている一方で、社会人は「仕事を前に進める」場面での活用が上位を占める結果となりました。この傾向は前回調査とほぼ変わっておらず、各層での「定着フェーズ」に入っていると言えそうです。

また、生成AI利用の「目的」を聴取したところ(複数選択)、今回のTOP3は学生・社会人共に「仕事/学習の品質向上」作業時間の短縮「すぐに回答や情報が手に入る利便性」がランクインする形となりました。
前回調査では学生・社会人共に「作業時間の短縮」が1位でしたが、今回学生では「学習の品質向上」がトップに浮上しました。
社会人1位は前回と変わらず「作業時間の短縮」でしたが前回と比べると、「作業時間の短縮」は2.3pt下がり、「仕事の品質向上」は学生の上昇値とほぼ同じく1.7pt増加となりました。
学生・社会人共にAIに期待する内容が「速く終わらせる」から「より良くする」へとシフトしつつあるのかもしれません。

企業(職場)のAI利用に関するルール

次に、企業のAI利用ルールの整備状況について調査しました。

企業(職場)でのAIルール整備状況|「わからない」が最多の現状

社会人回答者(N=793)を対象に、企業(職場)でのAI利用ルールの整備状況を聴取したところ、「整備されている」と回答した人は14.1%(前回11.5%、+2.6pt)、「現在検討中」と回答した人は17.5%(前回15.1%、+2.4pt)となり、合計で31.6%(前回26.6%、+5.0pt)が何らかの対応を開始していることが分かりました。

一方、「整備されていない:30.6%(前回31.5%、-0.9pt)」「わからない:37.7%(前回41.9%、-0.9pt)」を合わせると68.3%の職場がいまだ具体的な動きを取れていない、または把握できていない状態です。
特に「わからない」が最多回答となっている点は注目で、ルールが社内で整備されていたとしても従業員まで十分に周知・浸透されていないケースも含まれていると考えられます。

整備・検討されているルールの方向性について

AI利用ルールが整備・検討されている職場の方を対象に、ルールの方向性について調査したところ、次のような結果となりました。

▼AI利用ルールの方向性

 

【2025年12月(前回)】
推進(積極的な活用)中心  34.4%
制限・禁止中心       37.7%

 

【2026年6月(今回)】
推進(積極的な活用)中心    39.8%(前回比 +5.4pt)
制限・禁止中心         35.1%(前回比 −2.6pt)

前回は「制限」が「推進」を上回っていましたが、今回は「推進」が「制限」を逆転する結果となりました。
対話や検討を重ねた結果、禁止・制限よりも「どう活かすか」という方向へ舵を切る企業が増えた傾向があるのかもしれません。

職場で推奨されているAIの活用シーンについて

ルールが整備されている職場に勤める社会人を対象に、職場で推奨されているAIの活用シーンを自由回答にて聴取したところ、次のような回答が寄せられました。

誤字脱字等のチェック。矛盾点がないか等チェック。(32歳 女性)

資料の作成、誤字脱字のチェック、画像作成(35歳 女性)

お客様対応のサポート(38歳 男性)

契約書の作成補助やメール作成(40歳 女性)

集客情報の分析(40歳 男性)

前回調査では「議事録と業務効率化」が中心でしたが、今回はコードレビューや契約書補助など、より専門的・対外的な業務への適用が広がっています
「AIを試す段階」から「実業務に組み込む段階」へと活用が深化しているのかもしれません。

続いて、職場で制限・禁止されているAIの活用シーンを自由回答にて聴取したところ、次のような回答が寄せられました。

会社で承認されたAIツール以外の使用は禁止(27歳 女性)

個人情報・機密情報・顧客情報を入力しないこと(29歳 男性)

社内業務での私的なAI利用は認めていない(31歳 女性)

社外秘情報や取引先の情報をAIに入力することを禁じている(34歳 男性)

「個人情報・機密情報・顧客情報の入力禁止」が圧倒的多数を占め、情報漏洩防止が最大の関心事となっていることがわかります。
これに加えて「会社が承認したツール以外の使用禁止」「私的利用の禁止」といった声も目立ちました。

企業の情報漏洩リスクへの対応が最優先されている中で、「承認ツール以外を禁じる」という形でツールそのものを管理する動きが広がっているのかもしれません。

FA(自由回答)の全件リストは無料でダウンロードすることができますので、是非そちらも併せてご覧ください!

【2026年版】生成AIの利用実態と企業ルール比較調査 あとがき

以上、「生成AIの利用実態と企業ルール」に関する調査結果をご紹介しました。

今回の調査では全体利用率が62.6%まで拡大し、Geminiの急伸など「道具の多様化」が鮮明になった一方で、職場でのルール整備はいまだ31.6%にとどまっており、「整備の遅れ」と「周知の不足」という2つの課題が浮かび上がりました。

なお、今後の生成AI利用意向(N=1,493)を聴取したところ、「とても利用したい」「やや利用したい」と回答した人は合わせて73.1%(前回70.5%、+2.6pt)となり、学生では84.8%、社会人でも56.8%が継続・新規利用を望んでおり、生成AIは「話題のツールを試す」フェーズから「日常の道具として使い続ける」フェーズへと移行しているようです。

下部の調査データダウンロードより、
・学生/社会人別のデータ
・生成AI利用目的と効果実感
・FA全件リスト
など、記事中データ以外の調査結果もご覧いただけます。

※DL画面がエラーになってしまった場合も開いた別窓を閉じていただくとDLリンクが出現します※

ネットリサーチに興味がある、どんな調査が可能か話を聞いてみたいという方は
テスティーリサーチへお気軽にお問い合わせ下さい!

 

調査データ ダウンロード

調査データ 詳細

■調査期間
2025年12月16日(火)〜 2025年1月15日(木)
2026年6月10日(水) 〜 2026年6月22日(月)

■調査対象:学生・社会人の男女 各N=1,810(学生934名・社会人876名)

■調査項目
<全体情報>
生成AI利用率/利用ツール/非利用理由/利用シーン/利用目的・効果実感/今後の利用意向/企業のAI利用ルール整備状況/ルールの方向性/推奨・制限の具体的内容(自由回答)/AI情報の入手先

*調査結果から、本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、弊社サービスのクレジット
「TesTee(テスティー)調べ:https://www.testee.co」の表記をお願いします。