3/23にスーパーマリオランがAndroidで配信されましたね!
若年層のAndroidユーザーはどのように反応しているのでしょうか。
また、iPhoneユーザーは現在もプレイしているのでしょうか?
今回は10代〜20代の若年層の内Androidユーザーに焦点を当ててスーパーマリオランに関する調査を実施しました!
DL率や課金率など、若年層におけるスーパーマリオラン事情のレポートをご覧ください!
目次
リリースされてから一週間!スーパーマリオランのDL率は・・・
Androidユーザーの10代500人、20代500人を対象に「スーパーマリオランをDLしているか」を調査しました。
10代の29.0%、20代の17.2%が「DLしている」と回答しました。
「DLしようと思う」と回答した人を含めると10代の43.0%、20代の29.4%がスーパーマリオランに興味があるということが判明しました。
以前、iPhone版スーパーマリオランがリリースされた1ヶ月後にiPhoneユーザーを対象に行った調査では、そのDL率は10代で39.8%、20代で32.3%でした。今回はアプリがリリースされて1週間後(調査期間:3/28~3/29)に調査していることもあり、iPhone版よりもDL率が低くなっている可能性も考えられますが、今後の動きに注目したいところです(関連リンク:課金経験者がターゲット?若年層スーパーマリオラン調査結果)。
DL済みの人に「スーパーマリオランをいつDLしたか」を調査しました。
10代で54.5%、20代で58.1%と、ともに半数以上がリリース日(3/23)にDLしたと回答しています。
iPhone版リリースの際に話題となったアプリなので、Android版リリースを心待ちにしていた人が敏感に反応しリリース当日にDLしたと考えられます。
スーパーマリオランの課金事情とユーザーの流入元とは
スーパーマリオランをDLしている人を対象に課金状況について調査しました。
10代の17.9%、20代の37.2%が課金によるステージ開放を行っていることが判明しました。
10代、20代の課金者比率が17.4%だったiPhone版の調査結果と比較すると、Android版では20代の課金者比率が高くなっています。Android版はiPhone版リリース当時と比べて全体的に盛り上がりが落ち着いている中でのリリースとなったように感じます。そういう背景から「なんとなくDLしてみる層」が少なく「本気でプレイしたい層」が多いことでAndroid版における課金者比率は高まっている可能性が高いとも考えられます。
そのほか、「DLしようと思う」と回答した人の内、10代の17.1%、20代の6.6%が課金をしようと思っていることや、10代、20代ともに半数以上の人がプレイしてから課金をするか否かを決めることがわかりました。
では、どのようなキッカケでスーパーマリオランをDLしているのでしょうか。
スーパーマリオランをDLしている人に「アプリをDLしようと思った理由・キッカケ」を聞きました。
<10代グラフ>
<20代グラフ>
10代、20代ともに「アプリストアのランキング」が半数以上となりました。次いで10代の33.8%、20代の25.6%が「友人や知人の紹介」と回答しました。
続いて、まだDLはしていないものの「スーパーマリオランをDLしようと考えている」と回答した人に「アプリをDLしようと思った理由・キッカケ」を聞きました。
<10代グラフ>
<20代グラフ>
これからDLしようと思っている人は、10代、20代ともに「TV番組やCM」という回答が最も多くなりました。次いで10代では「ネットの広告」、20代では「友人や知人の紹介」が多い結果となりました。すでにアプリをDLしている人においても最も多いキッカケとなった「アプリストアのランキング」は10代、20代ともに3割未満でした。
既にDLしている人は、「スーパーマリオラン」というアプリの存在やそのリリース日を認識しているマリオファンや、アプリランキングで常に新作・人気アプリをチェックしているゲームファンが多くいると考えられます。
一方、これからDLしようと思っている人はスマホゲームにあまり興味がない一般消費者層の可能性が高いと考えられます。TV番組やCMで見かけてアプリの存在を認知⇒マスな媒体で紹介されているものだから流行っているのだろう⇒流行っているならちょっと試してみよう、という思考が働いているのではないでしょうか。
アプリDLの理由・きっかけにおいて、「既にDLしている人」と「これからDLしようと思っている人」との間に差異が生じたのは、上述したように存在するユーザー層の違いによるものだとも言えそうです。
iPhoneユーザーのスーパーマリオランDL率は約4割
2016年の12月に先行リリースされたiPhone版。リリースから3ヶ月経過した今、iPhoneユーザーにも改めて同様のアンケートを実施しました。
iPhoneユーザーの内10代500名、20代503名を対象に「スーパーマリオランをDLしているか」を調査しました。
10代、20代ともにおよそ4割の人がDLしているという結果に。
さらに、現在もスーパーマリオランをプレイしているかについて調査しました。
10代の29.9%、20代の42.2%が現在も「プレイしている」と回答しました。
では、課金によるステージ開放はどうでしょうか。
課金者比率においても10代より20代の方がやや高く、10代の24.4%、20代の33.7%が課金によるステージ開放を行ったと回答しました。
前回調査ではDL済みの10代、20代の内17.4%の人が課金によるステージ開放を行ったという結果だったので、時間の経過に伴い課金者の割合が上がっていることも判明しました。
Androidユーザーのスーパーマリオランの満足度
スーパーマリオランを実際にプレイしてみての感想を調査しました。
10代の60.6%、20代の72.1%が高評価となりました。iPhone版調査の際は10代、20代の55.5%が高評価と回答していたので、Androidユーザーの満足度は高いことが伺えます。特に「とても良い」という回答がiPhone版では10%を切っていたのに対し、Android版では10代でおよそ2割、20代でおよそ3割いる点にも注目です。
ではその評価の理由はそれぞれどのようなものでしょうか。
<高評価の理由>
片手でプレイできる手軽さが楽しい。一度の課金ですべて楽しめるのも良い。(19歳 女性)
マリオが好きだから。(14歳 男性)
グラフィックが綺麗だったため(20歳 男性)
ゲームコンテンツをすべて遊べるなら、パッケージ買いより断然安いし話題にしやすい(20歳 女性)
シンプルで気軽に楽しめる操作性、マリオブランド、グラフィックの綺麗さが主な理由として挙げられました。
また、高評価をした人の間では一回きりの課金という点に肯定的な意見が多く集まっていました。
一方、低評価の人の理由はどのようなものでしょうか。
<低評価の理由>
課金しないと次のステージに進めないから(15歳 女性)
自分には操作が難しく感じた。スクロールゲームは苦手。(23歳 女性)
無料で遊べる部分の少なさ、スクロールゲームの操作性への不満という2点が主な理由として挙がりました。
スーパーマリオ、スクロールゲーム、買い切り型課金。これらの融合が世間の注目を集めたスーパーマリオラン。
今後の動きも随時追っていきたいと思います!
後記
以上、若年層の「スーパーマリオラン事情」についてのアンケート調査についてご紹介しました。
ビッグタイトルがアプリで登場するとわくわくしますね!
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