キャッシュレス決済に関する調査【2024年版】

キャッシュレス決済に関する調査 2024年版 アイキャッチ

若年層リサーチ結果を発信する「TesTee Lab」にて、10代・20代の男女1,367名(10代男女687名、20代男女680名)を対象に「キャッシュレス決済」に関する調査を実施しました。

支払い方法や利用したことのあるキャッシュレス決済手段、キャッシュレス決済の利用場所などキャッシュレス決済に関する調査結果を御覧ください!

この調査は過去にも行われています。
キャッシュレス決済に関する調査(2023年版)

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ご興味のある方は是非ダウンロードしてみてください!
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また、本記事は10代・20代対象となっていますが、30代以上の調査データもダウンロードで閲覧出来るようになっております。

支払い方法とキャッシュレス決済に関する基本調査

まず、支払い方法に関する調査を行いました。

直近1ヶ月以内に利用した支払い方法

キャッシュレス決済に関する調査 2024年版記事内画像110代〜20代の男女1,367人を対象に直近1ヶ月の支払い方法を聞いたところ、「現金とキャッシュレス決済の両方」と回答した人が最も多く、10代で50.8%、20代で55.6%となり、半数の人が日常的に現金とキャッシュレス決済どちらも利用している様子が伺えました。

また、「(直近1ヶ月以内は)現金のみ」と回答した人を対象にキャッシュレス決済の利用経験の有無を聞いたところ、「キャッシュレス決済を利用したことがある」と回答した人は10代では67.8%、20代では67.3%と直近では現金しか利用していないものの半数以上の人が過去にキャッシュレス決済を利用したことがあることが分かりました。

【前回の調査との変化】

<現金のみ利用者のキャッシュレス決済利用経験>

10代 2023年:60.3% → 2024年:67.8%(7.5pt増)
20代 2023年:67.1% → 2024年:67.3%(0.2pt増)

2023年の調査から比較すると、10代では7.5pt、20代では0.2ptスコア増加が見られました。

前回の調査から変化が見られました。
▶前回の調査記事はこちらから閲覧できます◀

利用したことがあるキャッシュレス決済

次に、利用したことがあるキャッシュレス決済について調査したところ、10代・20代共に第1位は「PayPay」となり、次に10代は「交通電子マネー(Suica、PASMOなど)」、20代は「クレジットカード」と続き、第1位以下に違いが見られました。

※第4位以下の詳しいランキングや「キャッシュレス決済を利用したことがない」と回答した人のキャッシュレス決済を使用しない理由などより詳細な調査データは無料でダウンロードすることができるので、是非そちらも併せてご覧ください!(※DL画面がエラーになってしまった場合も開いた別窓を閉じていただくとDLリンクが出現します※)

キャッシュレス決済に関する深堀り調査

キャッシュレス決済について深堀り調査を行いました。

キャッシュレス決済を利用する場所

キャッシュレス決済に関する調査 2024年版記事内画像2まず、キャッシュレス決済を利用している人を対象に、キャッシュレス決済を利用する場所を尋ねたところ、10代・20代共に第1位は「コンビニ」となり、次に10代では第2位が「100円均一ショップ」、第3位が「ドラッグストア」と続き、20代では第2位が「ドラッグストア」、第3位が「総合スーパー(イオン、イトーヨーカドーなど)」となり、順位は異なるもののキャッシュレス決済の利用場所は年代であまり差がないことが分かりました。

「キャッシュレス決済」普及して欲しい?

【「キャッシュレス決済」さらに普及して欲しい?】

<10代>

普及してほしい 76.3%

<20代>

普及してほしい 71.4%

※「普及してほしい」「やや普及してほしい」選択者

そして、キャッシュレス決済がこれから更に普及してほしいかどうかを聞いたところ、「普及してほしい」と回答した人は10代で76.3%、20代で71.4%7割以上の人がキャッシュレス決済の普及を望んでいるという結果となりました。
このことから、若年層はキャッシュレス決済に好意的である様子が伺えます。

キャッシュレス決済利用への不安の有無

【キャッシュレス決済利用に不安は?】

<10代>

不安がある 40.7%

<20代>

不安がある 34.9%

更に、キャッシュレス決済の利用について不安があるかどうかについて尋ねたところ、「不安がある」と回答した人は10代・20代共に3〜4割となりました。前回の調査では6割の人が不安だと回答していたところから見ると、普及率が上がりキャッシュレス決済を利用する機会も増えたことで不安を抱く人が減少したのかもしれません。

「不安がある」と回答した人にどのような不安があるのかを自由回答にて聞いてみました。

災害の時に使えるかどうかが不安(14歳 男性)

自分が持っている金額がわからないまま使いすぎてしまうかも知れないから(14歳 男性)

ひどいエラーが起きたら最悪お金紛失したり、登録していた情報とか漏洩してしまいそうな気もする。(18歳 女性)

悪用やアカウントの乗っ取り(23歳 男性)

通信障害などが起こったときに使えなくなるかもしれない(23歳 女性)

不正利用が多い、使えない店が多い(28歳 女性)

今回の調査でも「不正利用」や「個人情報の漏洩」などのセキュリティ面が不安だという声が多かった中で、「災害が起きた際に使えない」や「通信障害で利用できない」など、想定外の理由で急に利用できなくなってしまうことに不安があり、少額でも現金を持ち歩かないといけないという意識があるという意見も挙がりました。

年々普及率が上がっている中でまだ課題も多い様子が伺えました。不安を払拭することができればこの先さらにキャッシュレス決済を利用する人や利用することを視野に入れる人は増えていくのかもしれません。

キャッシュレス決済に関する調査 2024年版 あとがき

以上、「キャッシュレス決済に関する調査【2024年版】」の結果をご紹介しました。

下部の集計データダウンロードより、記事中データ以外にも「キャッシュレス決済を利用したことがない人の今後の利用意欲」や「キャッシュレス決済を利用する理由」など様々な調査結果がご覧いただけるので、興味がある方は是非ダウンロードしてみてください!
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調査データダウンロード

調査データ詳細

■調査期間:2024年1月15日(月)〜 2024年1月16日(火)

■調査項目
<全体情報>
直近1ヶ月以内に利用した支払い方法/「現金のみ」選択者のキャッシュレス決済利用経験/キャッシュレス決済利用未経験選択者の今後の利用意欲/利用したことがあるキャッシュレス決済手段/最も利用しているキャッシュレス決済手段/キャッシュレス決済利用理由/キャッシュレス決済利用場所/普及希望度/普及希望理由/キャッシュレス決済への不安/「不安」選択者のその理由

*調査結果から、本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、弊社サービスのクレジット
「TesTee(テスティー)調べ:https://www.testee.co」の表記をお願いします。