若年層リサーチ結果を発信する「TesTee Lab」にて、20代男女2,029名(20代男性1,000名、20代女性1,029名)を対象に暗号資産に関する調査を実施しました。
暗号資産(*1)の認知度や保有率、普及に関する意識調査を行いました。
この調査は定点調査です。「【2019年】暗号資産に関する調査」
また、「貯金・資産運用に関する調査【2020年版】」も公開していますので併せてご覧ください。
調査データは無料でダウンロードが可能です。ご興味のある方は是非ダウンロードしてみてください!
※記事では20代男女のデータを使用していますが、ダウンロードデータ内には30〜50代までの調査データもご用意しています。
暗号資産に関する基本調査
まず、暗号資産に関する基本調査を行いました。
暗号資産認知度
20代の男女2,029名を対象に暗号資産という言葉を知っているかどうかを尋ねたところ、「知っている」と回答した人は男性で41.0%、女性で30.9%となりました。
【前回の調査からの変化】
<暗号資産認知度>
20代男性 2019年:47.8% → 2020年:41.0%(6.8pt減)
20代女性 2019年:33.4% → 2020年:30.9%(2.5pt減)
2019年に行われた調査と比較すると、男女ともにスコアが減少傾向にあることが分かりました。
暗号資産保有率
次に、暗号資産を知っていると回答した人を対象に暗号資産を保有しているかどうかを聞いてみたところ、「保有している」と回答した人は20代男性で28.5%、20代女性で11.9%となりました。
【前回の調査からの変化】
<暗号資産保有率>
20代男性 2019年:25.1% → 2020年:28.5%(3.4pt増)
20代女性 2019年: 8.0% → 2020年:11.9%(3.9pt増)
認知率ではスコア減少という結果になったものの、保有率は男女ともにスコアが増加傾向にあることが分かりました。
利用取引所
【現在利用している取引所】
<男性>
第1位 Coincheck 45.3%
第2位 GMOコイン 32.5%
第3位 bitFlyer 25.6%<女性>
第1位 Coincheck 55.3%
第2位 GMOコイン 31.6%
第3位 bitFlyer 28.9%
暗号資産を保有していると回答した人を対象に利用している取引所を尋ねたところ、男女ともに第1位は「Coincheck」、第2位は「GMOコイン」となりました。
上記の調査の他に「暗号資産の保管方法」や「現金がなくなった際の決済方法についての考え」など、自由回答にて聞きました。ご覧になりたい方は是非下記のDLフォームより調査結果をダウンロードしてご覧ください。
暗号資産への普及期待度調査
次に、暗号資産への普及期待度調査を行いました。
決済としての普及期待度
暗号資産という言葉を「知っている、聞いたことがある」と回答した人を対象に「暗号資産は日本でも決済方法として広まると思いますか?」と聞いたところ、「(広まると)思う」と回答したのは男性で40.8%、女性で30.4%となりました。
【前回の調査からの変化】
<決済としての普及期待度>
20代男性 2019年:43.9% → 2020年:40.8%(3.1pt減)
20代女性 2019年:31.3% → 2020年:30.4%(0.9pt減)
前回の調査と比較すると男女ともに普及期待度のスコアは減少傾向にありました。認知率も減少していることから、「暗号資産」という言葉が浸透するのはまだ先のように見受けられました。
「広まると思わない」と回答した人を対象に、広まらないと思う理由を自由回答にて聞きました。詳細は下記のDLフォームより調査結果をダウンロードしてご覧ください。
暗号資産 あとがき
以上、暗号資産に関する調査結果をご紹介しました。
下部の集計データダウンロードより、詳しい回答結果ご覧いただけます。
*本記事のホワイトペーパーは「貯金・資産運用資産に関する調査【2020年版】」と同時調査した集計結果となります。
(*1)記事内、2019年5月31日の名称変更に伴い暗号資産と統一表記しています。
*本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、弊社サービスのクレジット
「TesTee(テスティー)調べ:https://www.testee.co」の表記をお願いします。
■調査期間:2020年10月6日(火)
■調査項目
〈暗号資産〉認知/決済方法/保有率/利用取引所/保管方法/保有時期/利益額/損失額/情報収集方法