デパコスに関する調査【2022年版】

デパコス調査 アイキャッチ

若年層リサーチ結果を発信する「TesTee Lab」にて、15〜24歳まで(高校生・大学生)の女性1,317名(高校生475名、大学生(専門・短大含む)842名)を対象に「デパコス」に関する調査を実施しました。

デパコスの利用率やお気に入りのデパコスランキング、ビューティーアドバイザーとの関わり方などの調査データをご覧ください!
この調査は定点調査です。
デパコスに関する調査【2020年版】
デパコスに関する調査【2021年版】

💓「プチプラコスメに関する調査【2022年版】」も同時公開しています💓

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   ご興味のある方は是非ダウンロードしてみてください!

※記事では高校生・大学生女性のデータを使用していますが、ダウンロードデータ内には25歳以上の調査データもご用意しています。

デパコスに関する基本情報

まず、デパートコスメ(以下、デパコス)に関する基本調査を行いました。

デパコス利用経験率

デパコス調査画像115〜24歳の女子1,317名を対象にデパートコスメ(以下、デパコス)の利用経験率を調査したところ、「デパコスを利用したことがある」と回答した人は高校生で61.5%、大学生で71.6%という結果になりました。

【前回の調査との変化】

<デパコス利用経験率>

 高校生女性 2021年:59.4% → 2022年:61.5%(2.1pt増)
 大学生女性 2021年:68.6% → 2022年:71.6%(3.0pt増)

前回の調査から数値の推移を見ると、高校生で2.1pt、大学生で3.0pt高校生・大学生共にデパコスの利用率は年々増加傾向にあることがわかりました。

今回の調査との比較用にご覧ください。
▶前回の調査記事はこちらから閲覧できます◀

デパコスの情報収集方法

次に、デパコスを利用したことがあると回答した人を対象に、デパコスの情報入手方法を聞いたところ、高校生・大学生共に前回の調査から変わらず第1位は「SNS」となりました。次に高校生は「YouTube」、大学生は「友人・家族」と続き、第1位以下の順位に多少の違いはあるものの、年代であまり差はないようです。

デパコスの情報収集方法×YouTube

さらに、デパコスの情報入手方法に「YouTube」を選択した人を対象に、「コスメ情報を収集する際に見るYouTuber(またはチャンネル名)」を自由回答にて尋ねました。

・ななこ(nanako ななこ)
・ふくれな(ふくれなチャンネル)
・ひなちゃん5しゃい(ひなちゃん5しゃい)
・菅本裕子♡ゆうこす(ゆうこすモテちゃんねる)
・サラ(コスメヲタちゃんねる サラ) 
・とうあ(うちら3姉妹/とうあ(個人チャンネル))

前回、前々回と声が多かった「ななこ」や「ふくれな(ふくれなチャンネル)」「ひなちゃん5しゃい(ひなちゃん5しゃい)」は引き続き人気は高く、その他にも「うちら3姉妹」で大人気の「とうあ」が、男性ながらその美意識の高さと面白いキャラクターに支持が多く集まっている様子が伺えました。
また、特定のチャンネルではなく、商品名などで検索して出てきた動画を視聴しているといった意見も挙がりました。

さらに詳しい自由回答や「デパコスの購入場所」聞いています。この記事のより詳細な調査データも無料でダウンロードできるようになっておりますので、こちらも併せてご覧ください。

デパコスに関する深堀り調査

次に、デパコスに関する深堀り調査を行いました。

お気に入りのデパコス

デパコス調査画像2引き続きデパコスを利用している人を対象にお気に入りのデパコスを聞いたところ、高校生・大学生共に前回の調査から変わらず第1位は「Dior(ディオール)」となり、次に高校生は「M・A・C(マック)」、大学生は「CHANEL(シャネル)」と続きました。

デパコスで重視するポイント

【デパコスで重視するポイント】

第1位:価格

 <高校生>46.6%
 <大学生>42.5%

第2位:色味・発色

 <高校生>45.5%
 <大学生>40.6%

第3位:使用感

 <高校生>36.6%
 <大学生>39.9%

そして、デパコスで重視するポイントを尋ねたところ、高校生・大学生共に第1位は「価格」となり、次に「色味・発色」「使用感」と続きました。高校生は前回の第1位「色味・発色」から変化があったようです。

前回の調査から変化がありました。
▶前回の調査記事はこちらから閲覧できます◀

さらに詳しい順位は調査データを無料でダウンロードすることで見られるようになっておりますので、こちらも併せてご覧ください。

ビューティーアドバイザーさんとの関わり方

「タッチアップ」と「カウンセリング」

最後に、若年層とビューティーアドバイザーさん(以下、BA)の関わり方を調査しました。

【BAの「タッチアップ」や「カウンセリング」を受けたことがありますか?】
【受けた後にすすめられた商品を購入したことはありますか?】

<高校生>

受けたことがあり、購入したことがある    26.0%
受けたことはあるが、購入したことはない   28.1%
受けたことがない              45.9%

<大学生>

受けたことがあり、購入したことがある   27.9%
受けたことはあるが、購入したことはない  23.1%
受けたことがない             49.0%

BAから「タッチアップ」や「カウンセリング」を受けた経験、受けた後に勧められた商品を購入した経験を聞いたところ、「受けたことがあり、購入したことがある」と回答した人は、高校生は26.0%、大学生は27.9%となりました。

前回の調査と比較すると、「タッチアップを受けたことがある」人は全体的に増加傾向にあり、「勧められた商品の購入経験がある」人は高校生が年々増加傾向、大学生は年々減少傾向にあることがわかりました。

「タッチアップやカウセリングを受けない」と回答した人に自由回答にてその理由を尋ね、いくつかピックアップしました。

・コロナ禍でそういったものができないから(17歳 女性)

・時間がかかるため友達とのお出かけでは受けれず、1人で行く勇気はないから(18歳 女性)

・なんだか緊張してしまうし、自分の顔に自信が無いから(19歳 女性)

・恥ずかしい、あまり人と話すのが得意ではない (21歳 女性)

・田舎なので近くにタッチアップを受けられる店舗がない(21歳 女性)

今回「コロナ禍で受けられない」といった意見が多く、また「一人で行く勇気がない」や「高校生だから」などの行きづらさに関するものや、「肌や顔に自信がない」などのネガティブな意見もあり、タッチアップやカウンセリングを受けたいけど受けられないと思っている人は多くいる様子が伺えました。
この事から、情勢が落ち着き、若年層でも気軽に受けやすい場所や機会があれば受けてみようと思う人は今後増えそうです。

あとがき

以上「デパコス」に関する調査結果をご紹介しました。

下部の集計データダウンロードより、
若年層がデパコスを購入する場所
デパコスに使用する1ヶ月の平均額
など記事中データ以外の調査結果もご覧いただけます。

ネットリサーチに興味がある、どんな調査が可能か話を聞いてみたいという方は
テスティーリサーチへお気軽にお問い合わせ下さい!

調査データ ダウンロード

 

調査データ 詳細

■調査期間:2022年3月14日(月)〜 2022年3月15日(火)

■調査項目
<全体情報>メイク頻度/美容意識/デパコスの利用経験/自身の肌質/普段利用しているのはデパコスかプチプラコスメか/デパコスの情報収入源/情報収集に観ているYouTuber/デパコスの購入手段/デパコスに使用する1ヶ月の平均額/「デパコス」と聞いて思い浮かぶ企業は?/お気に入りのデパコス/最もお気に入りのデパコス/お気に入りのデパコスを選んだ理由/デパコスで重視するポイント/決まったコスメを利用するかそれとも色々な種類のコスメを利用しているか/デパコスで購入する機会が多いコスメジャンル/ビューティーアドバイザーさんとの関わり/タッチアップやカウセリングを受けた理由/ビューティーアドバイザーさんに勧められて買ったコスメジャンル/すすめられた商品を購入しなかった理由/タッチアップやカウセリングを受けない理由

*調査結果から、本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、弊社サービスのクレジット
「TesTee(テスティー)調べ:https://www.testee.co」の表記をお願いします。