【都内在住】20代男女対象、住まいに関する調査

【都内在住】20代男女対象、住まいに関する調査

最近の若者にスポットを当てた、若年層リサーチ結果を発信する「TesTee Lab!」にて

都内在住の20代男女434名(男性134名、女性300名)を対象に、住まいに関する調査を実施しました。

現在の居住状況から、一人暮らしや引っ越しに対する意識など、「住まい」にまつわるリアルな実態を探りました。調査の結果をご覧ください!

一人暮らしをしている20代男性は約4割、女性は約3割

まず、現在の居住状況について尋ねたところ、「一人暮らし」と回答した20代男性は44.8%、20代女性は28.8%となりました。「実家暮らし」と回答した人は20代男性で35.1%、20代女性で37.3%となり、男性の方が女性よりも一人暮らしをしている割合が多い傾向が見られました。「その他」と回答した人は20代男性で20.1%、20代女性で34.4%となり、「同棲」や「ルームシェア」「家族と同居」といった回答が挙がりました。

一人暮らしをしている男女

そこで、一人暮らしをしていないと回答した20代男性74名、20代女性215名を対象に、「今までに一人暮らしの経験はありますか?」と聞いたところ、「ある」と回答したのは、20代男性で36.5%、20代女性で39.5%となりました。

「今までに一度も一人暮らしをしたことはない」と回答した20代男性47名、20代女性130名を対象に、「今後、一人暮らししてみたいと思いますか?」と尋ねたところ、「したい」と答えた20代男性は74.5%、20代女性は70.7%となりました。20代男女の6割が一人暮らしを経験しており、一人暮らし未経験者も7割以上の男女が一人暮らしをしたいと思っていることが明らかとなりました。

 

部屋決めの基準は?男女で異なる「譲れない条件」

次に、「一人暮らしをしている」と回答した20代男性87名、20代女性170名を対象に「お部屋探しで特に重視する条件」を聞きました。

その結果、20代男女ともに「家賃」との回答が最も多く、20代男性で79.3%、20代女性で77.6%となりました。

次いで「間取り・広さ」との回答が多く、20代男性で41.4%、20代女性で42.4%となりました。それ以降は、男女ともに「風呂トイレ別」「駅が近い」という回答が続く結果となりました。

お部屋探しで重視する条件

 

ランキング外で、男女の差異が見られたのは「セキュリティ」で、20代男性が12.6%だったのに対し、20代女性は23.5%と女性は男性に比べて防犯面も部屋選びの基準となっていることが窺えます。

一方、男性は「駐輪場・駐車場」と「防音性」を、女性と比べて2倍近くの割合で重視している傾向が見られました。

男女で異なる「譲れない条件」

一人暮らしの必需品!役立つ家電は「電気ケトル」

続いて、「一人暮らしをしている」と答えた人を対象に「一人暮らしをするにあたって、絶対に必要だと思う家電」を選んでもらいました。

冷蔵庫」「洗濯機」「電子レンジ」との回答が圧倒的多数で、男女ともに約7割を占めました。

また、「テレビ」と回答した人は男女ともに約4割となりました。家電製品の「三種の神器」と呼ばれてきたテレビも、20代にとっては必需品でなくなりつつあるようです。

一人暮らしに必要な家電

さらに、「一人暮らしをしているとき、想像以上に便利だった家電はなんですか?」と聞いてみたところ、最も多くの回答が集まったのが「電気ケトル」。

「必要なときに必要な分だけすぐに沸かせる」「紅茶や即席スープを飲むことが多いのですぐ使えるのは便利」「火を使わないから安全、洗い物にも使える」など理由は様々で、「生活が変わった」という声もありました。

意外と役立つ家電

 

賃貸サービス、一番認知されていたのは「SUUMO」

現在、「一人暮らしをしている」と回答した人を対象に、「名前を聞いたことがある賃貸サービス」を調査しました。

20代の男女ともに第1位は「SUUMO」となり、20代男性が59.8%、20代女性が74.1%

第2位は「アパマンショップ」となり、20代男性が51.7%、20代女性が68.2%

第3位は「いい部屋ネット」となり、20代男性が47.1%、20代女性が60.6%という結果になりました。

他にも、「エイブル」「CHINTAI」「アットホーム」に多くの回答が集まりました。

賃貸サービスの認知度

 

さらに、お部屋探しの失敗談を教えてもらいました。

下にコンビニがあるマンションは、便利だが、夜中にうるさい。 22歳女性

不動産屋に「すぐに決まってしまうかもしれない」と急かされて決めてしまった。 22歳女性

同じ物件でも、選ぶ業者によって値段が違うので、できれば色々な業者を見たほうが良い。 29歳女性

シャワーの出が悪かった。 26歳男性

駅近だから選んだが電車の音がうるさく寝つきにくかった 28歳男性

特に目立ったのは「内見したほうがいい」という回答で、「内見したら想像以上に狭かった」(28歳女性)「ネットの情報しか見なかったため、想像と違った」(22歳男性)という声のほか、お部屋の日当たりや設備にまつわる失敗談も目立ちました。

そのほか、「はじめての部屋探しで、不動産屋さんの言われるがままになってしまった」(22歳女性)という声もあれば、「物件をたくさん見ている間に、契約済みになってしまった」(28歳女性)と反省する人も。これから新生活を始める人は、ぜひ参考にしてみてください。

 

モテそうな街ランキング第1位は「六本木」!

最後に、都内在住者の選ぶ「住みやすそうな街」「住んでいたらモテそうな街」を調査しました。

住みやすそうな街」ランキングでは、男女ともにトップ3は「吉祥寺」「池袋」「中野」となりました。

いずれの街も、快速電車が止まるという交通の利便性や、「繁華街すぎず、田舎すぎない」(28歳女性)という親しみやすいイメージから好感をもたれたようです。

また、東急線沿線の「三軒茶屋」「自由が丘」「武蔵小杉」の他、「恵比寿」「下北沢」「高円寺」という回答も多く見られました。

住んでいたらモテそうな街」ランキングでは、男女ともに「六本木」が断トツの第1位となりました。選んだ理由を聞いたところ、「芸能人が住んでいそうでお金持ちなイメージだから」(21歳女性)「家賃が高そうだし、住んでいたらステータスが上がりそう」(25歳女性)など、高級感を理由とする声が目立ちました。次いで回答が多かったのは「自由が丘」と「恵比寿」。どちらも「おしゃれなイメージ」「トレンドの街」が理由に挙げられました。

この二つの結果を比べることで、「住みやすそうな街」と「住んでいたらモテそうな街」がイコールではないことが明らかになりました。

 

まとめ

以上、「住まい」に関する調査についてご紹介しました。

今回の調査では、「一人暮らしをしている20代男女のうち、実家に戻りたいと思っている人は約5割」「20代男女の約8割が、畳ではなくフローリングの部屋に住んでいる」など、他にも興味深い結果が得られました。

特にこれから一人暮らしをスタートしようと思っている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

 

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「住まいに関する調査」:

調査対象:20〜29才 / 都内在住の男女 / 自社モニター会員

割付方法:434サンプル(男性134サンプル、女性300サンプル)

調査期間:2018年3月27日(火)〜4月3日(火)

また、弊社のプラットフォームでは、豊富な若年層モニターに対してリサーチやPRを行うことが可能です。

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