【最新！】2024年版、若年層のSNS利用実態と影響調査

若年層リサーチ結果を発信する「TesTee Lab」にて学生の男女3,151名（中学生372名、高校生1,280名、大学生1,499名)を対象にSNS利用に関する調査を実施しました。

学生の最新SNS利用率や利用しているSNSランキング、SNSの影響による行動実行率など調査の結果をご覧ください。

この調査は過去にも対象を変えて調査しています。
「【若年層男女1,237名】SNS利用に関する調査(2019年版)」
「SNS利用に関する調査【2020年版】」
「SNS利用に関する調査【2021年版】」

▼このページの最後に調査データのDLフォームがございます▼
　　　▶こちら/クリックでDLフォームに飛びます。
　　　ご興味のある方は是非ダウンロードしてみてください！

※この記事では中学生・高校生・大学生男女のデータを使用していますが、25歳以上の調査データもダウンロードで閲覧出来るようになっています。

SNS利用に関する基本調査
- SNS利用率
- 利用しているSNS
SNS利用に関する深堀り調査
- SNSきっかけの行動
- SNSがきっかけで起こした行動
学生のSNS利用に関する調査【2024年版】あとがき
- 調査データダウンロード

SNS利用に関する基本調査

まず、SNS利用に関する基本調査を行いました。

SNS利用率

学生の男女3,151名を対象にSNSの利用率を調査したところ、「SNSを利用している」と回答した人は中学生で96.2%、高校生で98.1%、大学生で97.2%となりました。全年代で9割以上がSNSを利用していて、最もSNSの利用率が高いのは高校生ということが分かりました。

利用しているSNS

さらに、SNS利用者を対象に現在利用しているSNSを尋ねたところ、全年代で第1位は「LINE」となり、第2位は中学生が「TikTok」、高校生と大学生は「Instagram」と続き、年代でよく利用しているSNSに若干の違いがある様子が伺えました。
また、大学生では上位3位までに入っていない「TikTok」が中学生・高校生では上位に入っていることから、「TikTok」はより若年層の利用率が高い傾向にあるようです。

「利用しているSNS」のさらに詳細なランキングや「その他」を選択した人の自由回答は無料でダウンロードすることができるので、是非そちらも併せてご覧ください！

SNS利用に関する深堀り調査

次に、SNS利用に関する深堀り調査を行いました。

SNSきっかけの行動

SNSによる行動への影響を調査するにあたり各SNS利用者を対象に「SNSで話題になっていた事がきっかけで行動を起こしたことがあるか」を調査したところ、「行動を起こしたことがある」と回答した人は中学生で66.5%、高校生61.4%、大学生で60.8%となりました。中学生の行動実行率が最も高く、SNSからの影響をよく受けているということが分かります。

SNSがきっかけで起こした行動

さらに、「SNSで話題になっていた事がきっかけで行動を起こしたことがある」と回答した人を対象に、どんな行動を実行したかを尋ねたところ、全年代で第1位は「飲食」となりました。中学生の第2位は「アニメ・漫画」、高校生の第2位は「音楽」、大学生の第2位は「旅行・観光」と続き、年代で実行したことに違いがある様子が伺えました。

最後に、自由回答にてどんな行動を起こしたかの詳細を聞いてみました。

・SNSでプロスピという話題だったゲームがあったから実際にやってみるとハマった(13歳　男性)

・TikTokで日本一食料品が安いところを紹介されており、そこの店舗まで見に行った(17歳　男性)

・SNSで、肉寿司食べ放題の川越の居酒屋が有名になってて実際に足を運んだ(21歳　男性)

・tiktokでオタ活におすすめのカフェが載ってたので行った(14歳　女性)

・変な家という映画が話題になっていたので映画館に見に行った(14歳　女性)

・Instagramでくまちゃん温泉という鍋が気になったので食べに行ってみた(17歳　女性)

・オリーブヤングのコスメが話題になっていたので、韓国に行った時にオリーブヤングに行ってきた(21歳　女性)

以上の調査結果から、SNSはグルメから映画、コスメ、ゲームなど幅広いジャンルで影響力があることが分かりました。現在は投稿や発信を主とするために利用するよりも、情報収集や検索ツールとしての利用がメインとしている人が多いのかもしれません。