若年層リサーチ結果を発信する「TesTee Lab」にて、10〜20代の女性1,036名(10代女性483名、20代女性553名)を対象に「日焼け止め」に関する調査を実施しました。
美白に対する意識や日焼け止めの使用頻度、日焼け止め選択時に重視するポイントなどに関する調査結果を御覧ください!
※この調査は定点調査です。
「日焼け止めに関する調査(2019年版)」
「日焼け止めに関する調査(2020年版)」
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ご興味のある方は是非ダウンロードしてみてください!
また、本記事は10代・20代女性対象となっていますが、男性・30代以上の調査データもダウンロードで閲覧出来るようになっております。
目次
日焼け止めに関する調査【美白への意識と利用率】
まず、日焼け止め【美白への意識と利用率】について調査を行いました。
美白したい・色白になりたい
10〜20代女性を対象に、美白したい/色白になりたいかどうかを尋ねたところ、「とても思う」「やや思う」と回答した人は10代で89.6%、20代で80.0%となりました。20代よりも10代の方が美白への意欲が高いことがわかりました。
【前回の調査との変化】
<美白/色白になりたいと回答した人>
10代 2020年:90.7% → 2020年:89.6%(1.1pt減)
20代 2020年:82.5% → 2020年:80.0%(2.5pt減)※「とても思う」「やや思う」選択者
前回の調査から10代・20代共に美白になりたいと回答した人は減少傾向で、2019年から2020年の比較では10代の美白意欲は一度増加傾向にあったものの、今年は10代も美白意欲の減少傾向が見られ、20代の美白意欲では年々減少傾向である様子が伺えます。
さらに、美白したい/色白になりたいと回答した人を対象にその理由を尋ねました。
白いほうが印象も明るく見えると思ったから。(13歳 女性)
KーPOPが好きで美白にないたいと思った(14歳 女性)
日焼けしていると顔色が悪く見える。 アイシャドウやリップが映えない(18歳 女性)
肌が白いほうがきれいに見えるし、化粧もしやすいから、あとモテそうだから。 (20歳 女性)
色白の方が可愛いと思うし、好きな芸能人はみんな肌が白く明るい。洋服もメイクも映えると思うから (23歳 女性)
「清潔感がある」や「透明感がある」という回答が最も多く、他にも「メイクやファッションが映えるから」や「好きな芸能人が美白で憧れる」などの意見も多く挙がりました。また、20代では「日焼けしていると将来シミになる」と肌へのダメージの懸念を示す声もあるようでした。
【季節別】日焼け止め利用率
【夏の日焼け止め利用率】
<10代> 68.1%
<20代> 61.0%
夏の日焼け止め利用率を調査したところ、「夏に日焼け止めを利用している」と回答した人は10代で68.1%、20代で61.0%となりました。
夏場の日焼け止め利用頻度
【夏場の日焼け止め使用頻度】
<10代>
毎日 58.1%
週に5〜6日程度 21.3%
週に3〜4日程度 11.0%
週に1〜2日以下 3.3%
特定の日のみ 6.3%<20代>
毎日 49.5%
週に5〜6日程度 21.6%
週に3〜4日程度 14.1%
週に1〜2日以下 7.6%
特定の日のみ 7.2%
続いて、夏場の日焼け止め利用頻度を聞いたところ、「毎日」と回答した人は10代で58.1%、20代で49.5%となりました。
また、「週5日以上」と回答した人も約2割となったことから半数以上の人が頻繁に日焼け止めを利用していることがわかります。
※「日焼け止めを使用するのは特定の日のみ」と回答した人に具体的に「どんな日に日焼け止めを使用するのか」を自由回答にて聞きました。その自由回答など、より詳細な調査データを無料でダウンロードすることができるので、是非そちらも併せてご覧ください!
日焼け止めに関する深堀り調査
次に、日焼け止めに関する深堀り調査を行いました。
日焼け止め使用する身体のパーツ
【日焼け止めを使用する身体のパーツ】
第1位:顔
<10代>93.0%
<20代>94.1%第2位:腕
<10代>89.0%
<20代>85.2%第3位:手足
<10代>64.8%
<20代>61.3%
日焼け止めを使用する身体のパーツを尋ねたところ、10代・20代共に「顔」と回答した人が最も多く9割を超え、次に「腕」「手足」と続いたことから年代で日焼け止めを使用する身体のパーツに違いがないことが分かりました。そして、今回の調査でも下半身よりも上半身に日焼け止めを使用する人が多いと言えそうです。
日焼け止めを選ぶ際に重視するポイント
そして、日焼け止めを選ぶ際に重視するポイントを聞いたところ、10代では「価格」、20代では「紫外線カット力」と回答した人が多く、年代で最も重視するポイントが違うことがわかりました。
用語理解度
【日焼け止めの効果に関係する用語の理解度】
<10代>
理解している 65.4%<20代>
理解している 66.6%
※「とても理解している」「やや理解している」選択者
最後に、日焼け止めの利用者を対象に日焼け止めの効果に関係する用語(SPA、PAなど)を理解しているかどうか聞いたところ、「理解している」と回答した人は10代で65.4%、20代で66.6%となり、10代よりも20代の方が理解度が高いようです。
【前回の調査との変化】
<用語理解率>
10代 2020年:63.5% → 2021年:65.4%(1.9pt増)
20代 2020年:66.9% → 2021年:66.6%(0.3pt減)
日焼け止めの利用者であっても、日焼け止めの機能に関係する用語を理解しているのは6割程度である現状が明らかになりましたが、これまでの調査からみると10代の理解率度が年々上がっていることが分かりました。
日焼け止め調査 あとがき
以上、若年層における日焼け止めに関する調査結果をご紹介しました。
下部の集計データダウンロードより、記事中データ以外にも「使用している日焼け止めのタイプ」「日焼け止め1つにかけてもいいと感じる金額」といった詳細データなどの調査結果をご覧いただけます。
調査データ ダウンロード
調査データ 詳細
■調査期間:2021年7月12日(月)〜 2021年7月16日(金)
■調査項目
<全体情報>
美白に対する意識/夏場に使用するスキンケアアイテム
<経験者情報>
日焼け止め使用時期/日焼け止め使用頻度/日焼け止めを使用する目的/使用する体の部位/選ぶ基準/日焼け止めのタイプ/用語理解度
*調査結果から、本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、弊社サービスのクレジット
「TesTee(テスティー)調べ:https://www.testee.co」の表記をお願いします。