若年層リサーチ結果を発信する「TesTee Lab」にて、10〜20代の男女3,011名(10代男性753名、10代女性487名、20代男性1,224名、20代女性547名)を対象に「日焼け止め」に関する調査を実施しました。
美白に対する意識や日焼け止めの使用時期、選択時に重視するポイントなどに関する調査結果を御覧ください!
この調査は定点調査です。「日焼け止めに関する調査(2019年版)」
また、この調査データを無料でダウンロードできるようになっておりますので、ご興味のある方は是非ダウンロードしてみてください!
目次
美白への意識と利用率
まず、美白への意識と利用率について調査を行いました。
美白したい・色白になりたい
10〜20代男女を対象に、美白したい/色白になりたいかどうか聞いたところ、「とても思う」「やや思う」と回答した人は男性で61.4%、女性で86.3%となり、若年層の美白への意欲の高さが伺える結果となりました。
【前回の調査との変化】
<美白/色白になりたいと回答した人>
男性 2019年:60.0% → 2020年:61.4%(1.4pt増)
女性 2019年:88.0% → 2020年:86.3%(1.7pt減)
前回の調査から女性は1.7%pt減と数値が若干下がったものの、男性は1.4pt増となり美白への意識が高まっている様子が伺えます。
さらに、美白したい/色白になりたいと回答した人を対象にその理由を尋ねました。
清潔感のある方がいいイメージを持たれやすいし好感も持たれやすいから。 美白して色白になってオシャレになりたいから。(15歳 男性)
透明感のある女性に憧れているから。(18歳 女性)
今は焼けているより色白の方が流行っているから(20歳 男性)
焼けていない方がアイシャドウなど しっかり色がのるから(25歳 女性)
美白な方が清潔感や透明感があると感じる人が多く見られたほか、流行を意識しているという声や似合う服やメイクに関する意見が挙がりました。
【季節別】日焼け止め利用率
【夏の日焼け止め利用率】
<男性> 25.7%
<女性> 67.1%
次に、夏に使用するスキンケアアイテムを聞いたところ、「日焼け止め」と回答した人は男性が25.7%、女性が67.1%となりました。
【夏以外で日焼け止めを利用する時期】
<男性>
春(3〜5月) 33.2%
秋(9〜11月) 33.8%
冬(12〜2月) 16.1%
夏以外は利用しない 59.8%<女性>
春(3〜5月) 67.9%
秋(9〜11月) 58.6%
冬(12〜2月) 29.4%
夏以外は利用しない 29.1%
さらに夏以外の季節に日焼け止めを利用するかどうか聞いたところ、夏以外で日焼け止めの利用率が最も高い季節は男性が「秋(9〜11月)」、女性が「春(3〜5月)」と日焼け止めを使う季節に違いがあることが分かりました。
夏場の日焼け止め利用頻度
【夏場の日焼け止め使用頻度】
<男性>
毎日 31.9%
週に5〜6日程度 19.9%
週に3〜4日程度 22.2%
週に1〜2日以下 11.6%
特定の日のみ 11.1%<女性>
毎日 51.5%
週に5〜6日程度 21.2%
週に3〜4日程度 13.9%
週に1〜2日以下 4.9%
特定の日のみ 7.7%
続いて、夏場の日焼け止め利用頻度を聞いたところ、「毎日」と回答した人は男性で31.9%、女性で51.5%となりました。
また、「週に5日以上」と回答した人は男性で51.8%、女性で72.7%となったことからも、男性に比べ女性の方がより頻繁に日焼け止めを利用していることがわかります。
※「日焼け止めを使用するのは特定の日のみ」と回答した人に具体的に「どんな日に日焼け止めを使用するのか」を自由回答にて聞きました。その自由回答など、より詳細な調査データを無料でダウンロードすることができるので、是非そちらも併せてご覧ください!
日焼け止めの利用実態深堀り調査
日焼け止め使用する身体のパーツ
【日焼け止めを使用する身体のパーツ】
<男性>
第1位:顔 86.7%
第2位:腕 78.4%
第3位:手足 43.8%<女性>
第1位:顔 95.1%
第2位:腕 89.9%
第3位:手足 73.8%
日焼け止めを使用する身体のパーツを尋ねたところ、男女ともに「顔」と回答した人が最も多く、男性で86.7%、女性で95.1%となり、「腕」「手足」と続いたことから男女ともに日焼け止めを使用する身体のパーツに違いがないことが分かりました。そして、下半身よりも上半身に日焼け止めを使用する人が多いと言えそうです。
日焼け止めを選ぶ際に重視するポイント
次に、日焼け止めを選ぶ際に重視するポイントを聞いたところ、性年代問わず「価格」と回答した人が最も多く、約7割〜8割という結果になりました。
また、男性は「肌に合うか(刺激の強さ)」が続いたのに対し、女性は「紫外線カット力の強さ」が続いたことから、女性の方がより肌を焼かないという意識の強さと機能性を重視している様子が見えました。
用語理解度
【日焼け止めの効果に関係する用語の理解度】
<男性>
理解している 52.6%<女性>
理解している 65.2%
最後に、日焼け止めの利用者を対象に日焼け止めの効果に関係する用語(SPA、PAなど)を理解しているかどうか聞いたところ、「とても理解している」「やや理解している」と回答した人は男性で52.6%、女性で65.2%となりました。
【前回の調査との変化】
<用語理解率>
男性 2019年:50.8% → 2020年:52.6%(1.8pt増)
女性 2019年:62.6% → 2020年:65.2%(2.6pt増)
日焼け止めの利用者であっても、日焼け止めの機能に関係する用語を理解しているのは半数程度である現状が明らかになりましたが、前回の調査からみると男女共に用語の理解率が上がっていることが分かりました。
日焼け止め調査 あとがき
以上、若年層における日焼け止めに関する調査結果をご紹介しました。
下部の集計データダウンロードより、記事中データ以外にも「使用している日焼け止めのタイプ」「日焼け止め1つにかけてもいいと感じる金額」といった詳細データなどの調査結果をご覧いただけます。
調査データ ダウンロード
調査データ 詳細
■調査期間:2020年6月29日(月)
■調査項目
<全体情報>
美白に対する意識/夏場に使用するスキンケアアイテム
<経験者情報>
日焼け止め使用時期/日焼け止め使用頻度/日焼け止めを使用する目的/使用する体の部位/選ぶ基準/日焼け止めのタイプ/用語理解度
*調査結果から、本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、弊社サービスのクレジット
「TesTee(テスティー)調べ:https://www.testee.co」の表記をお願いします。