若年層リサーチ結果を発信する「TesTee Lab」にて、YouTubeを利用している学生の男女1,639名(中学生458名、高校生580名、大学生601名)を対象にYouTubeに関する調査を実施しました。
YouTubeの利用率や、利用頻度、好きな動画ジャンルなど2024年上半期の調査結果を御覧ください。
▼YouTubeに関する調査は過去にも行われています。
「YouTubeに関する調査(2019年版)」
「YouTubeに関する調査(2020年版)」
「YouTubeに関する調査(2021年版)」
「YouTubeに関する調査(2022年上半期版)」
「YouTubeに関する調査(2022年下半期版)」
「YouTubeに関する調査(2023年上半期版)」
「YouTubeに関する調査(2023年下半期版)」
▼このページの最後に調査データのDLフォームがございます▼
▶こちら/クリックでDLフォームに飛びます。
ご興味のある方は是非ダウンロードしてみてください!
※DL画面がエラーになってしまった場合も開いた別窓を閉じていただくとDLリンクが出現します※
※記事では中学生・高校生・大学生男女のデータを使用していますが、ダウンロードデータ内には小学生(親代理回答)男女、25歳以上男女の調査データもご用意しています。
目次
YouTubeに関する基本調査
まずはYouTubeに関する基本調査を行いました。
YouTube利用率
中学生・高校生・大学生の男女を対象にYouTubeの利用率を聞いたところ、中学生で79.8%、高校生で78.4%、大学生で76.9%と全年代で7割の人がYouTubeを利用しているという事が分かります。
【2023年下半期からの変化】
<YouTube利用率>
中学生 2023年下半期:81.0% → 2024年上半期:79.8%(1.2pt減)
高校生 2023年上半期:82.8% → 2024年上半期:78.4%(4.4pt減)
大学生 2023年上半期:77.3% → 2024年上半期:76.9%(0.4pt減)
2023年下半期の調査から比較すると、全年代で利用率が減少している様子がうかがえます。コロナの規制も無くなり、その上この時期は受験や試験などが終了し、卒業旅行や春休みなどのイベントシーズンに突入するため外出する機会が増えることでYouTubeを利用する機会が減っているのかもしれません。
YouTube利用頻度
また、YouTubeを利用していると回答した人を対象に、利用頻度を聞いたところ「毎日利用している」と回答した人は中学生が74.9%、高校生が74.8%、大学生が71.7%となり、利用頻度では中学生と高校生がほぼ同率となりました。利用率は減少傾向にあるものの、利用者の多くはYouTubeが日課となっているという事が分かります。
調査結果に変化が見られました。今回の調査との比較用にご覧ください。
▶前回の調査記事はこちらから閲覧できます◀
YouTubeの利用タイミング
【YouTubeの利用タイミング】
第1位:休憩中
<中学生>81.0%
<高校生>78.1%
<大学生>74.7%第2位:就寝前
<中学生>48.0%
<高校生>46.7%
<大学生>48.4%
次に、YouTubeを利用するタイミングを尋ねたところ、全年代で第1位が「休憩中」となり、次に「就寝前」と続き、年代で利用タイミングに違いはないことがわかりました。
※YouTubeを利用し始めたきっかけや詳しい利用頻度など、より詳細な調査データを無料でダウンロードすることができるので、是非そちらも併せてご覧ください!(※DL画面がエラーになってしまった場合も開いた別窓を閉じていただくとDLリンクが出現します※)
YouTubeに関する深掘り調査
次に、YouTubeに関する深掘り調査を行いました。
好きな動画ジャンル
まず、YouTube利用者を対象にYouTubeで好き・または興味のあるジャンルを調査したところ、男性の第1位は「ゲーム(実況)」、女性の第1位は「音楽関連(アーティストMV・PV)」と性別で違いが見られる結果となり、さらに第2位以下でも男女共にそれぞれランキングに違いが見られましたが、総合的に見ると今回の調査でも「音楽関連(アーティストMV・PV)」はどの年代でも人気な様子が伺えました。
また、前回上位には入らなかった「Vlog・ルーティン」が高校生・大学生の女性で第3位にランクインしました。
好きな動画ジャンルに変化が見られました。今回の調査との比較用にご覧ください。
▶前回の調査記事はこちらから閲覧できます◀
YouTubeショート視聴率
最後に、YouTubeショートに関する調査を行いました。
【YouTubeのショート動画を観たことがありますか?】
<中学生>95.9%
<高校生>90.9%
<大学生>87.5%※「観た事がある」選択者
YouTube利用者全員を対象に、YouTubeのショート動画を視聴した事があるかどうかを聞いたところ、「観たことがある」と回答した人は中学生で95.9%、高校生で90.9%、大学生で87.5%となりました。
また、YouTubeショートが好きと回答した人は今回の調査でも全年代で7割以上とショート動画の人気は衰えていないことが分かります。
さらに、どんなショート動画が好きかを自由解答にて聞いてみました。
【中学生・高校生】
雑学を紹介してるYouTubeショート(14歳 男性)
ゲームやVtuberの会話(14歳 男性)
その1本で完結し、本編に続かないもの(15歳 男性)
考えなくても見られるショート動画(17歳 男性)
推しやダンスのショート動画(12歳 女性)
好きなYouTuberのショート(14歳 女性)
くだらないけど笑えるもの(15歳 女性)
ショートコントなどの動画(17歳 女性)
【大学生】
スポーツのスーパープレイ映像(23歳 男性)
短くてシンプルなペット動画(23歳 男性)
参考になるもの、短いながら見応えのあるもの(24歳 男性)
猫ミーム(20歳 女性)
好きなYouTuberの切り抜き動画(21歳 女性)
面白い番組の切り抜き(23歳 女性)
中学生・高校生では「ショート内で完結しているもの」や「笑えるもの」と回答した人が多く、大学生では「参考になるもの」や「見応えがあるもの」など、内容が濃く充実しているものを求めているといった声が挙がりました。また、全年代で共通して人気があるショート動画は「推し」の映っているものや、今流行りの「猫ミーム」という結果になりました。
長い動画に時間を使うよりも短い動画で情報の把握が出来たり、笑えたりするものがタイパ(タイムパフォーマンス)が良いと若年層に刺さっている様子が伺えました。
YouTube 調査 あとがき
以上、YouTubeに関する調査結果をご紹介しました。
下部の集計データダウンロードより記事中データ以外にも
・利用している動画サービスの種類
・どんなYouTubeショート動画なら興味が湧くか
など詳しい回答結果をご覧いただけます。
※DL画面がエラーになってしまった場合も開いた別窓を閉じていただくとDLリンクが出現します※
*調査結果から、本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、弊社サービスのクレジット
「TesTee(テスティー)調べ:https://www.testee.co」の表記をお願いします。
■調査期間:2024年3月4日(月)〜 2024年3月11日(月)
■調査項目
<YouTube基本情報>競合有料動画サービス利用状況/YouTube利用頻度/YouTube利用タイミング/ YouTube見始めたきっかけYouTube視聴ジャンル/YouTubeショート視聴率/YouTubeショート評価/YouTube利用状況
<YouTuber調査>好きなYouTuber/YouTuberのイメージ/YouTubeメンバーシップ認知率/メンバーシップ制度利用率/メンバーシップ制度評価/YouTubeへの消費行動率/実際に行った消費行動/利用金額