塾・予備校に関する調査レポート【首都圏在住の高校生対象】

若年層リサーチ結果を発信する「TesTee Lab」にて、高校1年生、高校2年生の男女816名(高校1年生453名、高校2年生363名)を対象に塾・予備校に関する調査を実施しました。

大学受験意向や塾・予備校の認知度、塾・予備校選びの際に重視する点など調査結果を御覧ください！

また、この調査データを無料でダウンロードできるようになっておりますので、ご興味のある方は是非ダウンロードしてみてください！

高校1年生、高校2年生の大学受験意向
大学受験のための塾・予備校の認知度
塾・予備校調査あとがき
- 調査データダウンロード

高校1年生、高校2年生の大学受験意向

高校1年生、高校2年生の約8割は「大学受験意向がある」と回答

高校1年生では84.3%、高校2年生では82.6%が大学受験意向があることがわかりました。

首都圏の高校生では、8割以上が大学受験を予定していることがわかりました。

約半数の高校生が学校や自宅勉強では足りていないと感じている

【大学受験について、学校や自宅勉強のみで足りていると思うか】

＜高校1年生＞
「足りていると思う」：17.0%
「どちらとも言えない」：34.7%
「足りていないと思う」：48.3%

＜高校2年生＞
「足りていると思う」：14.3%
「どちらとも言えない」：31.3%
「足りていないと思う」：54.4%

「大学受験意向がある」と回答した人を対象に、「大学受験について、学校や自宅の勉強のみで足りていると思うか」を尋ねると「(学校や自宅学習のみで)足りている」と回答した人は高校1年生で17.0%、高校2年生で14.3％という結果になりました。

学年が上がるにつれ、教科の難度が上がること、周りの塾・予備校への通学度の上昇による不安などが関係しているのではないでしょうか。

まだ塾や予備校に通っていない人の理由は・・・

大学受験意向があるが、まだ塾や予備校に通っていないと回答した人を対象に、その理由を自由回答にて収集しました。

部活との両立が難しいと考えているため　(高校2年生　男性)

自宅学習で十分なため　(高校1年生　女性)

高校の塾代はお金がかかるので。高1ではまだ必要がないため。(高校1年生　女性)

と「(部活などにより)時間が足りない」「自宅学習などで足りている」「金銭的な懸念」の3つが多く挙がりました。

また、他にも

スマホのアプリで間に合っているから　(高校1年生　女性)

といったスマホネイティブならではの回答や

通いたい塾をまだ見つけていないから　(高校1年生　女性)

といった塾・予備校選びの決めてに欠けるという回答も見られました。

大学受験のための塾・予備校の認知度

認知度では河合塾、東進ハイスクール、Z会がトップ3に

塾・予備校の認知度を調査すると上図のような結果となりました。

首都圏の大学受験意向のある高校1年生、高校2年生では「河合塾」、「東進ハイスクール」、「Z会」の認知度が高いことがわかりました。

また、高校1年生、高校2年生ともに4位「四谷学院」、5位「早稲田塾」と続きました。

塾・予備校選びにおいて重視する点

【塾・予備校を選ぶ際に重視する点】

＜高校1年生＞
1位：成績の向上　73.3%
2位：通いやすさ　59.4%
3位：授業料　50.5%
4位：知名度　24.8％
5位：授業の人数　28.7％

＜高校2年生＞
1位：通いやすさ　65.5％
2位：成績の向上　59.5％　
3位：授業料　51.7%
4位：授業の人数　37.1％
5位：知名度　25.9％

現在、大学受験のための塾に通っていると回答した人を対象に、塾・予備校を選ぶ際に重視する点について尋ねました。

高校1年生では「成績の向上」、高校2年生では「通いやすさ」が1位となりました。3位には高校1年生、高校2年生ともに「授業料」がランクインし、費用面も重要な判断基準となっていることがわかりました。