ブランド認知度調査とは?調査方法やアンケート項目の作り方を一挙公開!

市場調査 入門

今回は、ブランド認知度調査に興味をお持ちの方を対象に、ブランド認知度調査とは何か、その調査方法やアンケート項目の作り方などをまとめてご紹介します。

ブランド認知度調査とは?

ブランド認知度調査とは、自社の商品・サービスが市場内でどのくらい浸透しているのかを把握するための調査です。そのために、競合他社との比較や継続的な調査を実施します。

そして、この調査は新しいブランド戦略を考えるのに活用することができます。

ブランドイメージ調査との違い

ブランド認知度調査は先ほどもお伝えした通り、商品・サービスの市場における浸透度を測る調査になります。一方、ブランドイメージ調査は、その商品・サービスに対して消費者が持っているブランドイメージを調査するものとなります。

調査方法としては、複数のイメージワード(「かっこいい」「大人っぽい」「安っぽい」など)を用意し、アンケートを取って集計するという定量調査がメインになります。

過去に弊社メディアTesTeeLabでも、ブランドイメージ調査を行なったことがあるので、もしご興味がおありでしたらぜひ下記リンクよりご覧になってください。

【キャリア3社のブランドイメージ調査:https://lab.testee.co/carrier-image2019

ブランド認知度の調査方法

ブランド認知度調査の方法には以下のようなものがあります。

①ネットリサーチ

自社商品・サービスの認知度を定量的に行うため、ネットリサーチによってブランド認知度を調査することが主流です。インターネット上で調査を行うため、比較的低コストでかつ早く集計をすることができます。しかし、インターネットを扱える環境にない人はこの手法では調査することができません。

②訪問調査

調査係が自宅に赴いて調査を行います。そのため、直接聞き取り調査をすることができ、精度の高いデータを得ることができます。しかし、この方法は直接人が派遣されるため、人件費とかなりの時間を要するというデメリットもあります。

③郵送調査

質問票を回答者に郵送で送ってもらう方法です。そのため、調査側からすると手間がかからず、より多くの人に調査を行うことができます。しかし、逆に回答者側に郵送する手間がかかってしまうので回答されない場合があり、回答率が下がってしまう可能性があります。

④電話調査

調査員が直接電話をかけて行う調査方法です。これは、直接対象者の声を聞けるため、訪問調査同様により正確なデータを収集することが可能となります。しかしこの手法は、設問数が多いと嫌がられてイメージダウンに繋がったり、途中で電話を切られてしまう可能性もあります。

 

また、ブランド認知度調査を行う際には、回答者に偏りが出ないようにする必要があります。その商品・サービスを知っている人にだけ調査を行ったり、対象者の属性を絞り過ぎてしまうと、回収したデータに偏りが出てきてしまいます。そのため、ブランド認知度調査を行う際には、第三者機関(調査会社など)に依頼することをオススメします。

ブランド認知度調査の活用方法

市場での自社のポジショニングを把握

自社ブランドの認知度を把握しておくことで、市場における自社のブランドがどの位置にいるのかを理解することができます。そうすることで、今後のシェア拡大に向けたブランド戦略を練るのに役立てることができます。

マーケティング施策における改善点の把握

現状において、売上が落ち込んでいる、もしくはもっと売上を伸ばしたいという場合、商品・サービス購入者が購買にいたるまでのどの段階でつまづいているのかを把握する必要があります。

さらにその購買行動の中でも、「認知」は商品購入の中でも第1フェーズにあたります。そのため、その点がうまく機能しているかを把握することは、マーケティング施策を考える上で特に重要なものとなります。

ブランド認知度調査の納品物

ブランド認知度調査における納品物を、弊社テスティーを例にとってご紹介します。

①ローデータ

ほとんど手を加えていない集計の基となるデータです。ファイル形式はCSV形式やExcel形式となります。

②単純集計表

回答者全員のデータを、各設問ごとに集計したものです。これも同じく、ファイル形式はCSV形式やExcel形式となります。

③レポート

集計したデータをグラフや表などを交えてまとめ、考察や分析結果を加えたものです。これを基に、今後の施策や戦略を決めることができます。(レポートはオプションメニューとなります。)

ブランド認知度調査の費用

基本的にブランド認知度調査はネットリサーチで調査を実施するので、ここではネットリサーチ費用の相場をご紹介いたします。(ここでは、スクリーニングや調査レポートなどのオプションは含まないものとします。)

【10問×100サンプルの場合】
最安値40,000〜最高値100,000円

【30問×400サンプルの場合】
最安値200,000〜最高値420,000円

上記はあくまでも目安であり設問数やサンプル数の設定など調査会社によって異なりますが、スクリーニングを行わない基本的なアンケート調査であればこの程度の予算で実施することができます。

オプションとしてスクリーニングや調査レポート、画面作成代行などを追加する場合は別途料金がかかります。

基本料金内でどのようなことまで実施できるのかは調査会社によって異なるため、適切な価格の調査会社を見つけるためには、ある程度あらかじめ実施したい調査を固めておくことが重要です。

ブランド認知度調査のスケジュール

ブランド認知度調査を調査会社に依頼してから納品されるまでの、標準的なスケジュールをご紹介します。

①調査設計

約1週間

②調査票作成

約1週間

③調査画面作成〜データ回収

約1週間

④データ集計

約3〜4日間

⑤レポート作成

約1週間

 

(なお、弊社テスティーでは会員250万人を抱える自社アプリを用いてアンケートを行なっており、多くの若年層ユーザーがモバイルでアクティブにアンケートに回答してくれているため、 基本的な属性であれば数時間以内のアンケート回収が可能です。そのため、一般的に回収が難しいとされる、若年層パネルの回収も、中学生では1,000件/日、高校生では4,000件/日の回収が可能となっており、上記スケジュールに当てはまらないことは多いです。)

ブランド認知度調査の例(テスティーの自主調査)

弊社テスティーでも、過去にいくつかブランド認知度の自主調査を行なったことがあります。その例をいくつかご紹介いたします。

ピノに関する調査

爽に関する調査

パナップに関する調査

カルピスに関する調査

ブランドリフト調査との併用で施策を効果検証

ブランド認知度調査とは、あくまでも現状における自社商品・サービスへの認知度となります。

そして、そこで計測したデータを基に仮説を立て、新しいブランド戦略を練って実行することがブランド認知度調査のゴールとなります。

しかし、その施策を実行しただけでは、認知度が上がったかどうかの効果検証をすることができません。施策の効果を把握するためには、施策の実施前と実施後の両方で認知度を測り、認知度がどのように変化したかを定量化する必要があります。

そこで、ブランド認知度調査を最大限に活かすためには、「施策実行前と実行後で、ブランド認知度・イメージにどのような変化があったか」を把握する〈ブランドリフト調査〉を行なうことをオススメします。

ブランド認知度調査はテスティーへご相談ください

弊社テスティーでは、数多くの企業様とブランド認知度調査のお取り組みをさせていただいております。

「〇〇〇〇したい!」「〇〇〇〇で悩んでる!」という方は、お気軽にテスティーまでご相談ください。

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柿澤繁幸
株式会社テスティーで働いています。また、Alfred(アルフレッド)というバンドで作詞作曲してます。