リサーチ業界ってなに?1から分かるネットリサーチ

若年層リサーチ結果を発信する「TesTee Lab」では、今までは調査記事を中心に記事を公開してきましたが、その中でリサーチについてのご質問を数多く寄せられてきました。

今回は、ネットリサーチを依頼する前に自身で確認すべき項目のひとつであるネットリサーチの業界について解説していこうと思います。

ネットリサーチの概要、まとめはこちら

ネットリサーチとは?

そもそもネットリサーチとは何でしょうか?

市場調査は、大きく分けて「定量調査」と「定性調査」の2つに分けることができます。まず、定量調査とは人数や割合といった数値で表される、定量データを集計・分析する方法です。認知度調査などがこれにあたります。

一方、定性調査とは定量調査で得るような、数量や割合では表現できない定性データを収集し読み解くことです。満足度の理由などがこれに当たり、課題解決への多角的なヒントを得ることができます。

ネットリサーチの方法

そして、定量調査の方法にはインターネット、訪問調査、郵送調査、電話調査があり、定性調査の方法にはインタビュー、ホームユーステスト、テイストテスト、ミステリーショッパー、ショップアロング調査などがあります。

ここで、ネットリサーチとはWeb上で行う調査のことを指し、これは定量調査の方法の中にある「インターネット」の部分に当たります。

ネットリサーチの特徴

ネットリサーチの特徴としては、インターネット上で調査を行うため、比較的低コストでかつ早く集計をすることができるという点が挙げられます。人件費や工数が他の調査方法と比べて少なく済むという利点が挙げられます。

また、ネットリサーチの概要についてより詳細に記述した記事をご用意してありますので、もっとネットリサーチについて詳しく知りたい!という方は是非そちらもチェックしてみて下さい!

ネットリサーチの市場規模

市場規模

日本の市場調査業界の市場規模(2017年度)は2,147億円で、前年(2016年度)に比べると2.3%増加しています。

中でも、インターネット調査は年々増加しており、2012年度の523億円と比較すると5年間で約150億円増加していることがわかります。 ※一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会調べ

市場調査業界の顧客

また、市場調査を依頼する業種として多くを占めているのが製造業で、特に医薬品や化粧品、食料品などの消費財メーカーからのニーズが高いという特徴があります。

マスコミや広告代理店からも需要があり、これらの業種が主な顧客となります。

さらに、近年スマートフォンが普及していることから、スマートフォンの利用動向についても注目が集まっているため、従来のメイン顧客ではなかった層からの需要も今後高まっていくと予想されます。

リサーチ会社にはそれぞれ特徴があり、調査方法や保有しているパネルの属性、回収方法などが会社ごとに異なるため、調査内容と親和性の高い調査会社を選ぶことが質の良いリサーチを行うためには重要です。

リサーチ業界とは?

次に、リサーチ業界とは何かについて解説します。

リサーチ業界とは、インターネット上に記録されたデータやアンケート調査を用いて、消費者の購買行動や使用状況などの様々な情報を収集したり、情報をより深く理解するための分析を事業としている企業群を指します。

収集した情報は企業の商品開発、事業戦略などの指針や内容を決定する際の裏付けや判断材料として重要な役割を担っています。

さらに、パソコンやスマートフォンの普及に伴い、インターネット上での広告や販売戦略が複雑化したことから、情報の持つ役割はより重要性を増しています。

リサーチ業界の特徴

リサーチ業界は様々な業界の企業と取引があるため、多くの業界とつながりを持つことが可能な業界です。

また、業務はデータの収集・分析だけにとどまらず、回収したデータから広告戦略の提案などのマーケティングコンサルタント的な業務が含まれることもあります。

そのため、多くの人とコミュニケーションを取りながら業務を行うことが多く、チーム単位で働くことも多い環境と言えるでしょう。

さらに、比較的新しい業界であることから、社員の平均年齢が若く、自由な社風である企業が多い傾向にあることも特徴のひとつです。

ネットリサーチを依頼・外注する前に

市場調査業界の市場規模は年々増加傾向にあり、その中でもネットリサーチの分野はさらに拡大していくと予想されます。

さらに、どの業界においても市場調査は必須であり、失敗しないマーケティングをするためには事前にリサーチをしておく必要があります。

ただし、自社内で市場調査を行おうとすると、実際に調査に必要なモニター数に達していなかったり、それによって効果的でない質問票になってしまう可能性があります。そして、その正しくない調査結果を用いてしまうと、逆に大きな損害に繋がってしまうこともあるんです。

そのため、市場調査のノウハウを持った人が自社にいなければ、やはり市場調査会社に依頼・外注する方が、中・長期的な利益を見込むことができます。

しかし、調査会社によっては得意分野・不得意分野があったり、かかる費用も異なります。また、市場調査を依頼・外注すること自体にもメリット・デメリットがあります。

そこで、市場調査の依頼・外注を検討している方のために、「市場調査を依頼する前に確認すべきこと」をまとめた記事を用意しましたので、そちらも是非確認してみて下さい!

ネットリサーチに関するQ&A

Q. ネットリサーチのメリットは?

A. ネットリサーチはWeb上で行われるため、調査員を派遣するための人件費を削減することができたり、データ回収を短時間で行うことができます。また、一度に大量のデータを回収することができます。そのほかにも多くのメリットがあるので、もっと知りたい方は「ネットリサーチの5つのメリットと2つのデメリット」という記事をご覧になってください。

Q. ネットリサーチのデメリットは?

A. ネットリサーチは、ネットを使える環境にない人を調査することはできません。また、匿名性が高いために適当に回答される可能性もあるため、その会社のモニターの質がそのままデータの質に繋がります。逆に言えば、モニターの質が高い会社を選べば質の高いデータを得ることができます。

Q. ネットリサーチの相場はどのくらいですか?

A. ネットリサーチの相場は、サンプル数・調査内容・調査方法・分析の有無などによってかなり左右はされますが、「料金相場に関する記事」でおおよその相場をまとめましたので、そちらをご覧ください。

Q. ネットリサーチ会社を選ぶ際のポイントは?

A. まずは自社がどのようなリサーチ結果が欲しいのかを決め、その分野を得意としている調査会社を選びましょう。

例えば弊社テスティーでは、一般的にデータの回収が困難とされる10代20代などの「若年層」を対象とした調査を得意としているため、コスメやファッションなど若年層向けの商品を取り扱っている企業様からの依頼を多く受けております。

また、他にも調査会社選びのポイントを「市場調査を依頼する前に確認すべきこと」という記事にまとめましたので、そちらを是非ご覧になって下さい。

ネットリサーチ業界 あとがき

スマートフォンの普及などIT業界の急速な変化に伴い広告や事業戦略などが複雑化することによって、今後リサーチの重要度はますます高まると予想されます。

経営方針や事業内容などをお考えの際は、意思決定やアクションの根拠や指針としてリサーチをご活用ください。

また、弊社テスティーでは1020代など若年層を対象としたネットリサーチを得意としています。リサーチにご興味がある方は、是非こちらからご相談ください!

綿貫 葵
株式会社テスティーで働いています。
三度の飯より飯が好きです。