高まるネットリサーチ需要!市場の移り変わりと市場規模

若年層リサーチ結果を発信する「TesTee Lab」では、今までは調査記事を中心に記事を公開してきましたが、その中でリサーチについてのご質問を数多く寄せられてきました。

今回は、ネットリサーチを依頼する前に自身で確認すべき項目のひとつであるネットリサーチの市場規模について解説していこうと思います。

ネットリサーチの概要、まとめはこちら

ネットリサーチの市場規模はどれくらい?

日本の市場調査業界の市場規模(2017年度)は2,147億円です。※一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会調べ
前年(2016年度)に比べると2.3%増加しており、年々拡大傾向にあります。

調査手法別に見ると、パネル調査が688億円、アドホック調査が1,332億円という状況です。
アドホック調査の中でもインターネット調査は年々増加しており、2012年度の523億円と比較すると5年間で約150億円増加していることがわかります。

また、現在では既存手法の調査よりもインターネット調査の方が市場規模が上回っていることからも、今後インターネット調査はますます拡大を続けていくことが予想されます。

顧客となっているのはどの層?

市場調査を依頼する業種として多くを占めているのが、製造業です。
特に、医薬品や化粧品、食料品などの消費財メーカーからのニーズが高いという特徴があります。

さらに、マスコミや広告代理店からも需要があり、これらの業種が主な顧客となります。

また、近年スマートフォンが普及していることから、スマートフォンの利用動向についても注目が集まっています。

SNSやアプリ、ウェブサイトの利用状況などを調査することで、アプリやウェブサイトの運営会社はもちろん、従来のメイン顧客ではなかった層でも需要が高まると言えそうです。

ネットリサーチ業界の今後の課題

一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会の調査(2017年度)によると、ネットリサーチ業界の問題点として、

・中堅リサーチャー不足:50.0%
・調査の価格安:46.8%
・求人難:42.6%
・残業問題・働き方改革:41.5%
・コンサルティング力不足:35.1%

上記のような指摘が挙がりました。

「中堅リサーチャー不足」や「求人難」、「コンサルティング力不足」とあるように、スキルの高いリサーチャーの確保が難しいことが問題となっています。

調査価格を抑えつつも、質の高い調査を継続していくことが今後の課題であると言えそうです。

あとがき

日本の市場調査業界の市場規模は年々増加しており、中でもネットリサーチは今後ますます拡大していく可能性は高いです。

円滑なマーケティングを行うにあたり、インターネットリサーチを行うという選択肢を皆様にもご検討いただけますと幸いです。

リサーチにご興味がある方は、是非こちらからご相談ください!

綿貫 葵
株式会社テスティーで働いています。
三度の飯より飯が好きです。