ネットリサーチとは?業界・会社比較・価格・市場規模を総まとめ!

若年層リサーチ結果を発信する「TesTee Lab」では、今までは調査記事を中心に記事を公開してきましたが、その中でリサーチについてのご質問を数多く寄せられてきました。

今回は、ネットリサーチ実施を検討されている方やネットリサーチにご興味がある方に向けて、そもそもネットリサーチとは?どうやってやるのか?などの必要事項をまとめました。

ネットリサーチとは?

まず、そもそもネットリサーチとは何かについて解説します。

ネットリサーチとは市場調査の方法の一種であり、ネット上で集計を行う調査のことを指します。一般的にネットリサーチをする際には、調査会社がモニターを集め、アンケートに協力してもらいます。また、そのモニターにはポイントを付与するなどのインセンティブが与えられます。

さらにそこで集められたデータを回収し、調査会社によっては分析や考察も交えてレポートを納品してくれます。そして依頼主は、その調査レポートを基に的確に今後の施策を練ることができ、例えばターゲットを的確に絞った新商品を開発したり新サービスを展開する際に活用することができます。

このように、調査データを用いることで失敗しないマーケティングを行うことができるのです。

ネットリサーチのサービス

ネットリサーチ会社が提供するサービスには「従来型」「セルフ型」の2種類が存在します。

リサーチをする目的に応じて依頼するサービスを使い分けましょう。

従来型

従来型とは、ネットリサーチを調査会社に依頼し、調査票の作成から調査データの回収、会社によっては分析までを全て委託するサービス形態のことを指します。

価格はセルフ型より高めですが、調査会社にはリサーチの専門家が揃っているため、精度の高いデータや分析結果を得ることができ、また適切なアドバイスも受けることができます。

セルフ型

セルフ型とは、調査票の作成から回収、分析までを自社で全て行います。

価格は従来型よりも安めですが、自社にリサーチのノウハウがいない場合、間違った調査票の作り方をしてしまう可能性があります。また、誤った分析をしてしまうこともあり、それをマーケティングに用いるとかえって不利益となってしまう可能性があるのです。また、自社内でリサーチを行う人の労力や人件費もかかってしまいます。

そのため、正確なデータが欲しいが自社にはリソースがないという方は、多少費用がかかっても従来型をおすすめします。

また、ネットリサーチのサービスについて詳しく知りたいという方は、こちらの記事も合わせてご覧になってください!

ネットリサーチの種類

ネットリサーチには、大きく分けて定量調査と定性調査の2つの調査方法があります。

調査を実施する前にこれらをしっかりと理解することで、効果的なリサーチを実施できるでしょう。

定量調査

定量調査とは、人数や割合といった数値で表される定量データを集計・分析する方法です。

回答者が、ある事柄を「したことがある」か「したことがない」か、また「知っている」か「知らない」かなど、数値や数量などをデータである程度を明確に表すことができ、満足度調査や認知度調査などがこれにあたります。

定性調査

一方定性調査とは、定量調査で得るような、数量や割合では表現できない価値観や心理構造などの定性データを収集し読み解くことです。

調査内容を深掘りすることができるので、課題解決への多角的なヒントを得ることができます。自由回答で得た「商品を購入した理由」などがこれに当たります。

また、ネットリサーチの方法について詳しく知りたいという方は「知っておきたいネットリサーチの方法【基本編】」という記事をご覧になって下さい!

ネットリサーチのメリットとデメリット

メリット

ネットリサーチのメリットとしては大きく分けて5つです。

・スピードが早い
・回収数の多さ
・ターゲットを絞りやすい
・コストが抑えられる
・多様な調査設計

①スピードが早い

従来の紙や対面での調査では、アンケート配布や回収・集計に莫大な時間がかかる一方で、ネットリサーチでは集計・回収時間ともに従来のアンケートよりも早く実施できます。

②回収数の多さ

日本全国いつでも回答できることから、多くの回答者を集めることがネットリサーチでは可能となっています。

一般的には、回答者の母数は300〜400ssが推奨されており、オフラインで集めるのはかなり時間・工数ともにかかってしまいます。

③ターゲットを絞りやすい

ターゲットを絞り調査することは必要不可欠です。

ネットリサーチでは、調査対象のデータをすでに保有しているので、年齢、性別、地域といった情報はもちろん、行動情報などの複雑な情報まで抽出しての回収が可能となります。

④コストが抑えられる

一般的なネットリサーチの費用感はやや高めのイメージがあると思いますが、アンケート作成や回収に要する時間や人件費などを加味すると、ネットリサーチのほうが迅速かつ低コストにて実現できることが多くなっています。

⑤多様な調査設計

ネットリサーチにおいて利用できる素材は多く、「動画視聴」「URL遷移」「アプリDL」など様々な調査を実施できます。

継続的にユーザーを追跡する調査や解析ツールと併用した調査も可能となっています。

ネットリサーチだからこそ実現できる調査も、多く存在するのです。

また、詳細については「ネットリサーチの5つのメリットと2つのデメリット」という記事をご覧になってください!

デメリット

ネットリサーチのデメリットとしては大きく分けて2つです。

・回答者に偏りがある
・虚偽回答の可能性がある

①回答者に偏りがある

ネットリサーチはネットを利用したリサーチのため、ネットを利用できる環境にある人しか調査の対象になりません。そのため、インターネットやスマートフォン利用者以外を回収することは、ネットリサーチでは実施が困難とされています。

例:インターネット利用率に関する調査→ネットリサーチでは100%となってしまう(インターネット利用者のみが回収対象のため)

②虚偽回答の可能性がある

監視されていたり、対面しているわけではないので、回答内容の信頼性が回答者の善意に依存してしまう傾向もあります。

しかしながら、実はネットリサーチではオフラインでのリサーチよりも回答への信頼性が高いといえる一面もあります。回答者属性や虚偽/不正回答の有無など、アンケートパネルのクレンジング・アップデートを定期的に行っている企業が多いのです。

ネットリサーチ業界

ネットリサーチ業界とは?

ネットリサーチ業界とは、インターネット上に記録されたデータやアンケート調査を用いて、様々な情報を収集したり、情報をより深く理解するための分析を事業としている企業群を指します。

今までも市場調査への需要は十分にありましたが、インターネット上での広告や販売戦略が複雑化したこと、消費者における需要の多様化など、リサーチ業界の持つ役割はより重要性を増しています。

また、データの収集・分析だけではなく、調査結果をもとに広告戦略やサービス改善の提案などPDCAサイクルを迅速化させる仕事であるといえます。

さらにリサーチ業界について詳しく知りたいという方は「リサーチ業界ってなに?1から分かるネットリサーチ」という記事をご覧になってください!

リサーチ業界の特徴

リサーチ業界は様々な業界の企業と取引があるため、多くの業界とつながりを持つことが可能な業界です。

また、業務はデータの収集・分析だけにとどまらず、回収したデータから広告戦略の提案などのマーケティングコンサルタント的な業務が含まれることもあります。

そのため、多くの人とコミュニケーションを取りながら業務を行うことが多く、チーム単位で働くことも多い環境と言えるでしょう。

さらに、比較的新しい業界であることから、社員の平均年齢が若く、自由な社風である企業が多い傾向にあることも特徴のひとつです。

リサーチ業界の市場規模は?

日本の市場調査業界の市場規模(2017年度)は2,147億円で、前年(2016年度)に比べると2.3%増加しており、年々拡大傾向にあります。※一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会調べ

中でもインターネット調査は年々増加しており、2012年度の523億円と比較すると5年間で約150億円増加と、市場規模の拡大は目まぐるしいものとなっています。

さらに、近年のスマートフォンの普及、メディアやプラットフォームの増加、サービスの多様化により、消費者の動向・意向をスムーズに調査することができるインターネットリサーチの需要は今後も高まっていくと予想されます。

リサーチの市場規模について詳しく知りたい方は「高まるネットリサーチ需要!市場の移り変わりと市場規模」も合わせてご覧ください!

ネットリサーチの活用方法

ネットリサーチを行うことで、その分析結果を次のように活用することができます。

①ニーズを知る

自社のある商品を買ってくれた人には、その商品の使用頻度や満足度などを調査し、まだその商品を買ったことがない人には今後購入する予定があるかどうかを調査します。

そしてその調査結果により、自社商品のニーズや市場動向を知ることができ、その商品で競っていけるのか、またどこに対して売り出していけばいいのかなどの計画を立てることができるようになります。

②事業計画を立てる

例えば自社の商品を購入した人がどのくらいの頻度でそれを購入しているか、または買い換えているかなどを分析することで、次の新商品リリースのタイミングを計ったりすることができます。

つまり、ネットリサーチをすることで自社が次に踏むべきステップ、または中長期的にどうしていくかなどの計画を立てることに役立てることができるんです。

③広報戦略を立てる

また、ネットリサーチを行うことによって「自社商品に関してどれほど認知しているか」や「どこで自社商品のことを知ったのか」など、自社商品・サービスの認知度を確かめることができます。

そしてその調査結果をもとに、これからどこをプラットフォームとしてどのセグメントに対して広報していくか、またどのようにブランディングしていくかなどの広報戦略を練ることができるんです。

ネットリサーチの流れ

次にネットリサーチの具体的な流れについて、弊社テスティーを例に説明します。

①打ち合わせ

クライアントの課題を抽出して、予算などを考慮した上でその課題を解決できるようなご提案をします。

②調査の発注

その提案に納得頂けた場合契約成立となり、調査票の作成に進みます。

③調査票の確定

そして実際に配信するアンケートを確定し、その調査票を基に調査を開始します。

④調査データ回収

調査データが集まったらそれを回収します。

⑤分析・レポート

そしてその回収した調査データを分析し、レポートにまとめます。また、ご希望であればローデータのみの納品も可能です。

⑥納品

調査データや分析・レポートを納品します。

ネットリサーチの納品物

ネットリサーチで依頼をした場合には、どのような納品物があるのでしょうか。こちらも弊社テスティーを例にご説明します!

①ローデータ

ほとんど手を加えていない集計の基となるデータです。ファイル形式はCSV形式やExcel形式となります。

②単純集計

回答者全員のデータを、各設問ごとに集計したものです。これも同じく、ファイル形式はCSV形式やExcel形式となります。

③レポート

集計したデータをグラフや表などを交えてまとめ、考察や分析結果を加えたものです。これを基に、今後の施策や戦略を決めることができます。

ネットリサーチの料金相場

ネットリサーチでアンケート調査を実施する場合の料金相場は次のようになります。(ここでは、スクリーニングや調査レポートなどのオプションは含まないものとします。)

【10問×100サンプルの場合】
最安値40,000〜最高値100,000円

【30問×400サンプルの場合】
最安値200,000〜最高値420,000円

上記はあくまでも目安であり設問数やサンプル数の設定など調査会社によって異なりますが、スクリーニングを行わない基本的なアンケート調査であればこの程度の予算で実施することができます。

オプションとしてスクリーニングや調査レポート、画面作成代行などを追加する場合は別途料金がかかります。

基本料金内でどのようなことまで実施できるのかは調査会社によって異なるため、適切な価格の調査会社を見つけるためには、予めある程度実施したい調査を固めておくことが重要です。

また「ネットリサーチの料金相場」についてはこちらの記事でより詳細に説明しておりますので、合わせてご覧になってみてください!

ネットリサーチを依頼・外注する前に

リサーチの目的を明確にする

これは、何をするにしても必要なことです。目的を明確にしないまま調査をしたところで、そのデータを活用することができず、時間と費用の無駄になってしまいます。

また、ネットリサーチをすることで何を発見したいか、何に活用したいか、という目的をハッキリさせることで、どの調査会社に外注すべきかの判断材料を得ることができます。

さらに、目的を明確にしてそれを依頼する調査会社に伝えることで、調査会社側もスムーズにかつ正確な調査方法でデータ分析を行うことができるのです。

どの部分を依頼するか決めておく

ネットリサーチを行う際は、基本的には次のような流れで進めます。

1.調査企画→2.調査票作成→3.調査集計→4.レポート作成

そして、その中からどの過程を依頼するかを決めます。もし調査企画を作ることができる人が自社内にいれば、それ以降の調査票作成からレポート作成までを依頼すれば、その分コスト削減することができます。

ただし、自社内にリサーチのノウハウを持ち合わせた人がいない場合は、無理に自社内でやろうとせず、全ての過程を依頼する方が効果的です。というのも、もし間違った方法で調査票を作成してしまった場合、それで得られた分析データは信頼性が低くなってしまいます。もしそのデータを用いてマーケティングを行った場合、逆に会社の損失を生み出してしまう可能性もあります。

そうであれば、無理をせずに全ての過程を外注することをオススメします。失敗しないマーケティングを行うための投資と言えますね!

リサーチ会社を比較する際のポイント

では、リサーチを依頼する会社はどのように選んだらいいでしょうか?以下では、リサーチ会社を選ぶポイントについて解説します。

①アンケート回収数

まず1つ目がアンケート回収数です。調査の実施可否が回収数によって決まります。

ここでいう回収数とは一定の期間での回収できる回答数を表しています。また、モニターの多さが、必ずしも回収数の多さに紐付かないという点にも注意が必要です(回収スピードの遅さ、回収率の悪さなどが原因。)。

特に10代や学生などの若年層は、一般的に回収数が集まりにくいので、若年層への調査を検討している際は気を付けましょう。

また、モニターに関しては「ネットリサーチを依頼する前に確認すべきこと〜モニター編〜」の方がより詳しく書かれているので、そちらを参考にしてみてください!

②モニターの質

次に確認すべき要素がモニターの質です。

回答結果の信頼性はもちろんですが、モニターの質が大きく影響を与えるものが自由回答形式です。

自由回答では、新たな課題の発見、仮説の発見につながるヒントも多くあり、これらの質や量が調査結果のアウトプットを大きく変えることがあります。

定性的な意見を多く収集したい・課題を発見したいという調査の際は、モニターの質を確認することは必要不可欠でしょう。

③サービス内容と得意分野

調査会社によって、従来型かセルフ型かのサービス内容が異なります。調査を依頼する目的を明確にし、自社にとって最適なサービスを提供している調査会社を選びましょう。

また、調査会社によって、ある地域の調査に強かったり、ある分野に特化した調査を行っていたりなど得意分野が異なります。そのため、自社が行いたい調査内容に特化した調査会社を選ぶようにしましょう。

なお、弊社テスティーでは一般的にデータの回収が困難とされている10代20代の若年層を対象とした調査を得意としております。若年層調査に興味のある方は、お気軽に弊社までお問い合わせください!

④分析・アドバイスの有無

調査会社によっては回収したデータを用いて分析したり、その分析結果を基に今後の施策や戦略についてアドバイスをしてくれます。単純な興味本位でデータが知りたいだけなのであれば、この分析やアドバイスは必要ないかもしれません。

しかし、調査の目的が今後のマーケティングや広報戦略などに活用することなのであれば、調査会社の分析やアドバイスは必要不可欠です。というのも、リサーチのノウハウがなければ回収したデータを正確に分析し、今後に活かすことが困難だからです。

もし自力で行った分析が間違っていて、それに従ってマーケティングを行ってしまった場合、大きな損害に繋がってしまう恐れがあります。そのため、失敗しないマーケティングを行いたいのであれば分析・アドバイスを提供してくれる会社を選びましょう。

⑤調査実績

調査実績が多い会社は、様々な企業から調査において信頼されていることの証拠になります。そのような調査会社であればデータの信頼性もかなり高いので、調査会社を選ぶ際には大きな指標となります。

弊社テスティーでは、大手企業からベンチャー企業まで様々な業界の企業様からご依頼を頂いております!テスティーの調査実績については知りたい方はこちらよりご確認ください!

⑥価格

最後に価格です。価格だけで決めるのは危険ですが、価格ももちろん重要な判断材料です。

そもそもの費用が想定と大きくずれている場合は実施することは難しくなりますよね。費用に関しては予算に応じて調整可能な会社も多く、まずはお話を聞いてみることが良いでしょう。

また、ネットリサーチ会社の選び方に関してより詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせてご覧になってください!

ネットリサーチ主要会社8社の比較

では、次にネットリサーチにおいて主要な会社8社を比較していこうと思います。

ジャストシステム

ジャストシステムにおけるネットリサーチ「Fastask(ファストアスク)」の大きな特徴としては、初期費用や月額料金がかからないという点が挙げられます。

さらに、配信可能なモニターは300万人という膨大な数を誇っています。また、日本語のプロフェッショナルが調査票をチェックしてくれるので、安心してネットリサーチを行うことができます。

(HP:https://www.fast-ask.com/)

クロスマーケティング

クロスマーケティングの特徴としては、調査ジャンルによってオリジナルのネットリサーチ用アンケート画面を作成してくれるという点が挙げられます。

また、アンケートモニター数も400万人以上を保有しているため、大規模なネットリサーチを行うことができます。

(HP:https://www.cross-m.co.jp/)

インテージ

インテージでは、大規模なオフラインの消費者モニター・小売店パネルを有し、商品購入、サービス利用、メディア接触、行動、感情などの幅広い分野における調査が可能です。

(HP:https://www.intage.co.jp/)

マクロミル

マクロミルでは、東アジアや欧米を中心に19カ国に40以上の拠点を展開しており、国内外ともに大規模なネットリサーチが可能です。

また調査目的を達成できるように、調査票設計・集計・分析などの各工程において専任のスタッフによるサポート体制が整っています。

(HP:https://www.macromill.com/service/net_research/

LINEリサーチ

LINEリサーチの特徴としては、LINE自体が幅広い性年代に利用されていることから、代表性の高いモニター組織を有していることが挙げられます。

また、LINEでのプッシュ通知によって配信をするため、回収速度も早く、高い回収率を実現することが可能です。

(HP:https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/

GMOリサーチ

GMOリサーチの調査は、国内だけでなく海外に向けた大規模な調査も可能なのが特徴です。

国内にはおよそ1,703万人のモニターが存在し、一方海外には約4,652万人のモニターが存在するため、外国人スタッフが常駐する専門のチームで案件ごとに対応が可能です。

(HP:https://gmo-research.jp/)

楽天インサイト(旧楽天リサーチ)

楽天インサイトでは、楽天経済圏のログデータや楽天外のアドネットワークにおけるログデータを活用した調査が可能です。

楽天のサービスは全て統一したIDで会員情報を管理しており、そのため生活者の行動をより深く分析することができるのです。

(HP:https://insight.rakuten.co.jp/)

TesTee(テスティー)

TesTeeにおけるネットリサーチの最大の特徴としては、「若年層」の回収数が業界最大級という点が挙げられます。一般的に回収が難しいとされる若年層パネルの回収も、テスティーのネットリサーチなら中学生では1,000件/日、高校生では4,000件/日の回収が可能です。

また、テスティー独自のスマホアプリにてアンケート回収を行うため、圧倒的な回収速度を実現しています。そのため、若年層を対象としたアンケートの回収速度は業界一です。

(HP:https://www.testee.co/)

需要が高まるアプリリサーチとは?

ところで、近年スマートフォンの普及に伴い自社アプリや競合のアプリの調査への需要が高まっています。

スマホアプリに対する調査を行うと、「課金経験のあるユーザー」や「離脱ユーザー」など通常リーチが難しいとされる属性へのアプローチや、アプリに対する満足度やNPS®などの定性的な情報と自社で保有している行動データを掛け合わせることによって、行動に至った原因や理由を明らかにすることができます。

また、競合他社との比較を行うことで、自社アプリのポジションや強みの確認を行えます。

アプリリサーチを行うことで、アプリの改善や競合との差別化、施策の決定の補助に役立つと言えるでしょう。

アプリリサーチについて気になることがありましたら「リサーチを依頼する前に自身で確認すべきこと〜アプリリサーチ編〜」という記事もおすすめですので、ぜひご覧になってみてください!

ネットリサーチに関する用語集

ここでは、ネットリサーチを行う際によく使われる基本的な用語の意味や使い方をご紹介します。

■「サンプル」

サンプルとは調査対象として母集団から選ばれた回答者を表します。サンプルは”ss”や”s”と表記することもあります。

例:20代の女性500サンプルを回収する。

■「セグメント」

地域や性別、年齢など、回収したいターゲットの条件を表します。

例:20代男性セグメントと20代女性セグメントをそれぞれ回収したい。

■「割付」

セグメントに応じて回収数を配分することを表します。

例:20代1,000サンプルを20代男性セグメント500サンプル、20代女性セグメント500サンプルずつに割付を行い回収する。

■「スクリーニング」

母集団の中からターゲットとなるセグメントを抽出することを表します。

例:20代女性1,000サンプルから、特定の化粧品メーカーを利用しているサンプルのみをスクリーニングする。

■「単一回答(SA)」

単一回答(SA)は、選択肢の中から回答者に1つのみ選んでもらう形式の設問です。

設問例:性別、居住地域、利用頻度

■「複数回答(MA)」

複数回答(MA)は、選択肢の中から回答者に1つ以上選んでもらう形式の設問です。

設問例:趣味、利用サービス といった複数選択する可能性のある設問

■「マトリクス設問(MT)」

マトリクス設問(MT)は、複数の項目に対して同様の選択肢を選んでもらう形式の設問です。

設問例:利用しているサービス(YouTube、LINE、Twitter)の利用頻度

<マトリクス設問例>

■「自由回答(FA)」

自由回答(FA)は、設問の中に選択肢を用意せず、回答者自身に回答を用意してもらう形式の設問です。

設問例:利用サービスへの要望

また、より詳細を知りたい方は「ネットリサーチを行う前に知っておきたい用語10選」という記事もご覧になってみてください!

ネットリサーチに関するQ&A

Q. テスティーはどのような調査を得意としていますか?

A. テスティーでは、一般的にデータ回収が困難とされている10代20代の「若年層」を対象とした調査を強みとしています。若年層調査に興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください!

Q. 若年層調査以外の強みはありますか?

A. 広告ID(IDFAやADID)を利用したアプリユーザーを抽出する調査ができます。そのため、回答ベースではなく実際の行動データを基にした調査ができるので、よりユーザーについて深く調査することができます。アプリ調査に興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください!

Q. これまでのテスティーの調査結果を見ることはできますか?

A. はい、できます。調査結果を無料でダウンロードできる記事をまとめてありますので、興味のある方はお気軽にダウンロードしてみてください。

Q. 急いでいる場合は対応可能でしょうか?

A. はい、対応可能です。お急ぎの場合はお気軽にご相談いただければ可能な限り対応します!

Q. どのような調査内容にすればいいのかわかりません。

A. お客様の調査する目的を丁寧にヒアリングし、その目的に適切な調査内容をご提案させていただきます。

Q. 何問から調査可能ですか?

A. 基本的には5問から受け付けております。また、他にもご要望がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい!

Q. アンケートは何問くらいが適正ですか?

A.  20〜30問が適正とされています。設問数は少な過ぎても取れるデータが限られてしまい、また多過ぎてもユーザーストレスによって離脱者が増え、正確なデータを取ることができないのです。

Q. 画像や動画を用いた調査は可能ですか?

A. はい、可能です。強制的に遷移させることも可能であり、また視聴時間測定をすることもできます。

ネットリサーチ まとめ

以上、ネットリサーチについて解説しました。

もしネットリサーチに少しでも興味がある、ちょっと話を聞いてみたいという方がいましたら、弊社テスティーまでお気軽にお問い合わせ下さい!